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STU48 1stSg「暗闇」MVロケ地探訪記 ~大三島編~ [updated 2022]

▼訪問日:2018年11月2日(金)・2022年9月4日(日)
▼この記事は、アメブロに投稿していた記事を移したものです。【初回投稿:2018年11月4日/改訂:2022年9月10日】
▼この記事に掲載されている情報は2022年9月現在のものです。COVID-19等の影響で情報が変わることがあります。訪問の際は、あらかじめご自身でも情報をお確かめください。
▼ロケ地は地元住民の方の生活圏です。くれぐれも公序良俗に反する行為等は慎み、周囲へのご配慮をお願いします。

★この記事は伯方島編からの続きです★

2022年9月撮影

今回は、前回の伯方島編からの続きです。

一応伯方島編が前編、今回の大三島編が後編という位置づけではあるので、よろしければぜひ伯方島編からご覧くださいませ。

「大三島編」

2018年11月、広島市内で公演を見た翌日に、レンタカーでしまなみ海道へとやってきた僕。

その4年後である2022年9月、岡山市内で公演を見た翌々日に、同じくレンタカーでしまなみ海道をへとやってきた僕。

どちらも目的はこちらでした。

はい、今回も引き続きSTU48 1stシングル「暗闇」のミュージックビデオロケ地探訪記をお送りします!


このMVは、広島県と愛媛県に広がる芸予諸島のなかにある「伯方島」「大三島」で撮影が行われました。
そして前回の記事では、そのうち伯方島のロケ地を巡りました。

前回の伯方島からひとつ隣の島へ舞台を移して、今回は大三島編をお送りします!


そしてこのロケ地巡りの記事は、2018年に制作した記事を2022年のロケ地巡り後に大幅にリニューアルし、お届けしていきたいと思います。


また、大三島編も記事制作当初は瀬戸内の観光情報サイト「瀬戸内Finder」さんの記事を参考にさせていただきました。
こちらもぜひご覧くださいませ。


それでは大三島へと向かいましょう!

2022年9月撮影

大三島。

三島神社の総本社であり、伊予国一之宮である大山祇(おおやまつみ)神社がある「神の島」。
本来その偉大さに「御」の字を使うところですが、恐れ多いと憚って「三」の字を使うパターンの名前です。

それはさておき、大三島とひとくくりに言えども、今治市と合併する以前は大三島町(島西側)と上浦町(島東側)という2つの自治体が存在していた、比較的大きな島です。

今回目指すべきロケ地は大三島の西側ですので、いらっしゃる方はまずは大山祇神社を目指して来ていただければいいかと思います!


大三島・宮浦港周辺マップ

大三島でのロケ地は主に2つです。

一つは今治市役所大三島支所そばに位置する宮浦港周辺、そしてもう一つは少し離れた場所にある台(うてな)海水浴場です。


大三島①:台海水浴場

2022年9月撮影

まず訪れましたのはこちら、台海水浴場

これがなかなかの難読地名で、「台」と書いて「うてな」と読みます。

この場所では、門石石トリオが自転車を押しながら歩いている途中、海岸で少年たちと石投げをするシーンが撮影されています。

2022年9月撮影
2022年9月撮影

なんかもう、「THE青春」って感じですよね。

自分の地元も愛知県の海沿いの街なんですが、こんな青春はありませんでした。泣いてないよ。


2018年11月撮影

2018年11月の訪問では平日ということもあり人っ子ひとりいなかったので、時間の許す限り海を眺めながら過ごしていました。

海と空と瀬戸内の島々に囲まれ、静かな波の音だけが聴こえるぜいたくなシアター。
この海岸はすごくお気に入りでした。


海水浴場なので夏の時期は当然賑わうものと思いますが、先日2022年9月に訪問の際には、日曜日だったからか夕方5時前後でもまばらながら家族連れや若者グループがいました。

まだ強い西日を受けながら僕は30分近く、海岸にある小屋に座って海岸に誰もいなくなるのを待ってました。

めちゃくちゃ暑かったので、やっぱり秋の人が居ない頃にまた来ようと思いました…


2022年9月撮影

ガチ恋ではないけど、こういうところでこういう写真撮ってるとガチ恋感ありますね…

※推しメンは原田清花さんで、石田千穂さんは元推し…ではなく好きメンです(険しい)


大三島②:宮浦港(今治市役所大三島支所付近)

さて、今回のMVにおけるハイライトが集約されていると言っても過言ではない場所が、大三島の宮浦港

その名の通り、先ほどご紹介した大山祇神社への最寄りの港として、島に道路が架橋される以前は賑わった場所です。
今は船便もほとんど無いようで、賑わいが少ないのが残念です。

2022年9月撮影

まずは大三島支所からすぐ近くにある宮浦港バス停に行ってみましょう。

こちらは土路生さん、市岡さん、薮下さんが映るType-C(表)のジャケット撮影にも使用されているほか、MV内で奈々さんがベンチに座って読書をしているシーンも撮影されています。
もう完全にそのまんまですね。

バス停のすぐ近くには、大三島などでバス路線を運営する瀬戸内海交通の本社があり、ターミナルになっている場所です。
Type-C(裏)のバス車内も、おそらく同社のバスで撮影されたものかと思います。

ちなみに、バスの撮影については保安上の理由でNGになっていますので、バスが通る際の撮影はくれぐれもご注意ください…!!(バス停に掲示あり)

2022年9月撮影

そしてそこにやってくる岩田さんは、バス停から大山祇神社の方向を向いて撮影されています。

2022年9月撮影

少し神社の方向へ歩いていくと、MV内でお好み焼きを食べるシーンや各種ジャケット写真が撮影されたお店「大鳥居」さんがあります。

ジャケット写真について、具体的には

・Type-A(表):瀧野さんがカウンター席で佇む姿
・TypeーA(裏):「大鳥居」店内
・TypeーE(裏):「大鳥居」外観

となっております。

僕はお店には入っていませんが、もしお店を訪れるようでしたら、くれぐれも失礼の無いようご配慮をお願いいたします。


2022年9月撮影

「大鳥居」さんの前の通りは、港から大山祇神社へ向かう参道です。
石灯籠がたくさん並んでいて、門前町として賑わった往時を感じます。

こちらは、自転車を押して歩いてた瀧野さんが立ち止まったのを見て奈々さんが声を掛けるシーンでちょっとだけ出てきますね。

夜になって石灯籠が灯りを照らしていて、幻想的な風景です。

2022年9月撮影

先ほどのバス停付近までまた戻ると、大山祇神社一の鳥居が見えてきます。先ほどの「大鳥居」さんの店名の元となった鳥居です。

こちらでは、TypeーD(裏)のジャケットが撮影されています。

2022年9月撮影
2022年9月撮影

先ほどの一の鳥居をくぐっていくと、宮浦港の奥まった場所に出てきます。

MV内で薮下さんと佐野さんが防波堤に座っているシーンは、この鳥居の逆側から撮影しています。
鳥居がMVでも映っていました。

港に向いて建つ鳥居に、海上交通が主だった頃の名残を感じますね。


「暗闇」ロケ地巡り、いよいよクライマックス

ちょこっと駆け足で宮浦港と周辺の撮影場所をご紹介してきましたが、いよいよロケ地巡り全体としても次がクライマックスです。

宮浦港のメインゲートである桟橋へと向かいましょう!

2022年9月撮影

こちらは宮浦港第一桟橋

見て下さい、夕暮れのこの景色。最高すぎませんか?

2022年9月撮影

奈々さんと岩田さんが2人で佇むType-B(表)、そして真横から桟橋を撮影したType-B(裏)のジャケットが、それぞれこちらで撮影されています。

格式高い神社への海の玄関口だった宮浦港。この桟橋も神社風になっていて、瀬戸内の風景と調和して大変美しいです。

なお、B裏のほうは、おそらくバス会社の営業所内から撮影したものと思われますので、同じ構図で撮るのは難しいかと思います。

2022年9月撮影

そして桟橋の一番先端、屋根がなくなり照明だけが経っている場所が、今回のロケ地巡りのハイライト。

MVでも非常に印象的なダンスシーン、そして劇場盤のジャケットがこの場所で撮影されました。

しかしながら、こちらは立入禁止になっています。

ただ、地元の方などが時折桟橋のほうへ行っては釣りをしたりして、正直なところ厳重に閉ざされているわけでもありません。

2018年11月撮影

あまり大きな声では言えないのですが、2018年の訪問の際には何名か桟橋に入ってらっしゃったので、僕も少し入らせていただきました。
写真はその時のものです。

今回2022年の訪問では、立入をしていません。

こちらに関しては、もし立ち入って何かトラブル等があっても自己責任でお願いします。
当方では責任を負いかねますので、その点はご了承ください。


ただ、この場所でこの光景を見ていて、僕は胸の高鳴りを感じずにはいられませんでした。

彼女たちと同じ景色を見て、同じ空気を感じ、一体となる。
これこそがロケ地巡りの醍醐味なんだと実感すると共に、この上ない喜びを感じていたことは付記しておきたいと思います。

2018年11月撮影

そして「暗闇」に封入されていた写真も、ここで撮影されました。

2022年9月撮影

その4年後、2022年の様子がこちらです。
全く進歩が無いどころか悪化してますね…

2022年9月撮影

前回も今回も、僕は陽が沈むまでずっと、飽きることなく海を眺めていました。
僕はこの海が好きになっていました。

そしてきっとこれからも好きでいるんだろう…そんな不思議な確信を感じながら、僕はこの場所を後にし、ロケ地巡りを終えて帰途につきました。


おわりに

なお、CDジャケット写真のうち、Type-D(表)の石段、Type-F(表)の港については場所が特定できておらず、また気長に探してみようと思っています。

また機会があれば、どちらも巡ってみようかなと思っています。
みなさんも、良かったら探してみて下さい。

2018年11月

というわけで2018年と2022年の2回にわたり、伯方島と大三島へ「暗闇」MVロケ地巡りをしてまいりました。

僕自身もSTU48に通い始めて4年半ほどが経ち、色々なロケ地を巡りましたが、この2つの島は僕にとっても特別な場所になったように思います。


STUのライブが理由で、STUのロケ地巡りが理由でやってきた瀬戸内、そしてこの2つの島。
いつの間にか瀬戸内に来る理由が逆転…とはいかなくても、瀬戸内エリアそのものにすっかり魅了されてしまった僕がいます。

そのきっかけは、間違いなくこの2つの島にありました。

今回2022年のロケ地探訪は「初心に帰る」をテーマに巡ってきましたが、改めてSTU48を好きでいてよかった、そしてこれからも好きでい続けたいと思うことができた旅になりました。

「暗闇」MVロケ地探訪記、ひとまず以上で終了です。

また、瀬戸内のどこかでお会いしましょう!


(了)


【そのほかのMVロケ地巡りはこちらからどうぞ!】

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