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五島市の医療問題とパワハラ問題

前回の記事で五島市の医療問題についても触れました。

五島市の広聴コーナーである「市長への手紙」にも医療問題について意見が寄せられていました。

詳しくはこちらをご覧ください↓

そんななか、五島市の総合病院である五島中央病院で問題が発生しました。

NHKのニュースにもなっています。

1.五島中央病院のパワハラ問題

医師による看護師へのパワハラ行為とそれによる懲戒処分に関するニュースです。

ただでさえ、医療の選択肢が少ない五島市において市民からの信用を下げてしまうようなことが起きてしまったことが残念でなりません。

"改善を求められているのになぜ改善しない"のか?と疑問に思います。

2.消防局のパワハラ問題

パワハラ問題に関しては病院だけではなく、五島市消防局にもありました。

NHKの全国ニュースになっています。

NHKによる情報開示によって、パワハラの問題が明らかになっていることに関しては同じです。

「病院と消防だけなのかな?」と思いきや五島市役所もパワハラ問題が浮き彫りになっていたのです。

3.五島市役所のパワハラ問題

五島市議会議員の中西大輔さんの公式YouTubeチャンネルにも公開されている程に有名な市役所のパワハラ問題

パワハラだけでも病院・市役所・消防署など色々と問題が起き上がってくる現実があります。

五島市に住んでいない人でも、問題意識をもって改善の方向で物事を考えて欲しいと思います。

"移住者に人気の島"というアピール

最後に五島市が「移住者に幸せの島」として広報されていることが様々なメディアで多く見られます。

"移住者年間200"という単語だけが独り歩きしてますが、実は五島市の総人口は減り続いています。

これまでに2005年に約4万4000人から約3万4000人まで減り続いたわけです。

2005年〜2020年 五島市の人口推移

総務省による統計ダッシュボード - 統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/)

そもそも移住支援制度自体が人口が減少して今後の地域を維持するために人口を確保する目的で移住者を集めようとして始まったものです。

「移住者が幸せになっている」と報道することで移住者を集める意図があると考えられます。

もちろん、実際に幸せになっている移住者もいる可能性もあります。

あくまでも人それぞれなのかなと思います。

五島市の情報に関して

五島市がドラマ「舞いあがれ!」や「ばらかもん」で有名になったと思っている人もいるかもしれません。

それにしても、なぜ都合の良い情報ばかりに偏っているのでしょうか?

テレビや雑誌やWeb記事に至るまで都合の良い情報に偏っているのは不自然だとも思います。

もちろん"五島市をPRすることを目的としたメディア"に偏っているから公平性が保てないというのもあります。

また「都合の悪い情報が表に出にくい構造」があるのではないか?とも思います。

島は狭い世界なので都合の良くない情報を発信することはリスクも伴います。

私も誹謗中傷された経験もありますから、情報発信には覚悟が必要な部分もあります。

実際に「五島市 移住」と検索すると五島市の移住支援サイトを含め、良い情報が多数を占めます。

「五島へ移住して欲しい」と言わんばかりのアピールが並べ立てられています。

しかし、「移住者に人気・幸せ」というのもどこまでが本当なのでしょうか?

移住者だけが幸せになっているというのは不自然な気もしますし、島民や移住者を問わず色々と困り事があるのは同じではないでしょうか?

地域ブランドや表面的なアピールを繰り返すことばかりに囚われるのではなく、内面的な課題を解決し1人1人が幸せになれるようにアプローチする必要があるのではないかと思います。

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