五島市 有人国境離島法の今後の課題
こんにちは。長崎県五島市の地域に関する話題をお届けしている 五島市見聞録です。
今回は通称:有人国境離島法(正式な名称:有人国境離島地域の保全及び特定有人国境離島地域に係る地域社会の維持に関する特別措置法)の話題についてお伝えします。
1.有人国境離島法の概要
この有人国境離島法には航路・航空空路の低廉化が含まれており島民カードを取得すれば本土と離島を結ぶ航空路線や船が割引きされるという住民に大きなメリットがあります。
航路・航空空路の低廉化だけでなく、物資費用の負担の軽減や雇用機会の拡充も含まれた法律です。
しかしながらこの有人国境離島法は時限立法です。(期限付きの法律)
期限は2027年3月31日まで。
法律が改正・延長されない限りは2027年3月31日で終わってしまいます。
2.市長への手紙にて
この件について、五島市役所へ「市長への手紙」でお問い合わせをしました。
市長への手紙(2024年4月分)
国境離島新法 法令失効後の運賃の低廉化対策について
↑上記URLを開いてご覧になってください。
もちろん五島市もこのことは知っています。
市役所からの回答から引用します。
五島市からの回答からも、この法律の改正や延長を国へ働きかけを行なっていくようです。
3.私の感想まとめ
有人国境離島法が島民にとって大きな恩恵をもたらしてきたのは明らかなことです。
国も離島を見捨てることなく、地域住民の交通手段を守るために法律の延長をしてくれることを願っています。
また、五島市 福江島 の場合ですが長崎市への船の民間航路が九州商船 1社の独占状態となっており価格が依然として高値止まりになっています。
新しい船会社の参入や航空空路においてもLCCの活用など今までにない新しい選択肢を増やしていけたら良いなと私は思います。
以上です。
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