野獣の森コンサート野外国際芸術音楽祭のリハーサル始動♪
5か月ぶりのリハーサル
私の場合、今年は、1月に、故郷での音楽活動、音楽教育活動を
終えて東京に2月の初旬に戻り、2月の中旬からキャンセルや
公演の中止の嵐。非常事態宣言が5月末に解除されても
8月まで中止になった仕事は開催とはならない。
今日、夜のニュースで東京文化会館の大ホールで、
オペラ歌手のコンサートをリハーサルから放送していた。
大ホールにお客さんを半分にして、「ブラボー」などは言わないで
下さいと。歌手4人がソーシャルディスタンスをとって歌っていた。
テノール歌手の1人は、僕が上京してから知り合いの藤原歌劇団の
敏ちゃんこと、村上敏明さん、ピアニストは江澤っちこと江澤隆行さんが
出演されていた。
集客を半数に減らしての公演などは、公演すればするほど赤字になる
だろうと。ここで日本でどういう文化支援体制ができるのか岐路に
立たされているかもしれない。
私の方は、先週から野獣の森コンサート野外国際芸術音楽祭のリハーサルがスタートした。5か月ぶりのリハーサル。
スタジオでのリハーサル。
当日に、色々記載するものがコロナ禍で増えた。
また、利用終了後は、使ったものを拭いてくれと、
消毒液と雑巾を渡された。
写真で見えない方の窓は開いている。
常に換気の状態。歌とフルートなのでだれよりも飛沫が飛ぶ(笑)
フライブルク音楽家医学研究所の研究によれば、
楽器の中で1番注意すべきはフルートの様だ。
歌も飛沫が1.5m以上飛ぶことは無いようだが、演者と客席の距離、
換気状態はとても大切になってくる。
スタジオで2時間のリハーサルを終えて、
公園に移動。
場所は、未定だが野外での初の音響チェック。
不思議と自然の中の響きの共鳴がある。
これをやろうと思ったきっかけは、ヨーロッパの野外コンサートや
野外音楽祭などを思い描いていた。
最近、ギリシャの島々の映像や本を読んでいて、
何か古代ギリシャ時代に回帰する様な思いもいいなあと。
古代ギリシャの演劇など、野外の円形劇場で上演されていた訳である。
ギリシャ悲劇の起源が示しているのは、死によって炙り出される
生の乱舞というべき世界と言われている。
コロナは、人間が誘発したウイルスである事は間違いない。
人間の自然破壊と自然を人間はコントロールできないのに、
コントロールしようとする代償も大きい様に思う。
地球上で家畜が96%で、野生動物が4%になったバランスも、
自然のバランスが壊れている様である。
人間が悍ましい核兵器や軍事力に力を入れても、
自然の猛威とウイルスで人間は滅びる時が来るかもなあと最近
思う事がある。
デザインの力
私のリサイタルのチラシをはじめ、わたしがプロデュースに関わる時に、
もう10年以上デザインしてくれているソリッドグラフィックス社長に
チラシも概要も制作してもらった。やはりプロに作ってもらうと
チラシからもコンサートの雰囲気が生まれる。
欧米の様に文化、芸術が浸透していればシンプルな文字だけの
フライヤーでもコンサートに人が集まるが、また日本は異なる様に思う。
協賛&カンパ
今日現在、Youtubeチャンネルで「あつまれ♪感情の森」で共演している
みっちゃん
福岡の「一京」、故郷の香川県のスペイン料理の「ブルラッテ」、
タイ料理の「アジアンバグース」
に協賛してもらっている!
皆、大変な中、力を貸してもらい運営していこうと思う。
シリーズ化していくので、引き続き協賛、カンパをお願いしたく思う。
協賛1口¥10,000~カンパ1口¥1,000~
世界的に、文化、芸術公演にあたり、年間ほぼ公演ができなければ
組織に属している人達でさえ、いつまでも守られるという保証は無いし、
わたしの様なフリーランスは、基本ゲスト歌手として各地に行くので、
サポート無しには、続けていくのは非常に困難である。
私は大学卒業した時に、フリーランスでどこまで行けるのか挑戦しようと
思ったし、フリーランスでもここまでできるんだというのを
見せたいと思って生きてきた。今周りを見渡しても、
クラシックは、親に支えられているお嬢さん、お坊ちゃんが多いし、
パートナーのどちらかが稼げる人だったりという人が多い。
才能や能力より経済力だけでしか、生き残れないクラシックでは無く、
何か経済的に恵まれなくてもできるというのを心のどこかで
いつも示したいと思っている。
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