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Be the light you wish to see in the world.
20歳を少し過ぎた頃、友人のひとりにレイプされた。
小学校に上がる前に、近所のお兄ちゃんに下着の中を見せてと言われた。
小学校の5,6年の頃、吉祥寺のデパート内にある本屋で本を立ち読みしているときに、見知らぬお兄さんに身体を触られた。後日、同じ場所で身体を触られ、逃げたら、追いかけられた。
同じ頃、下校時に、自転車で走り去る中年男性に、すれ違い様おしりを触られた。
高校の時、通学のバスの中で数回痴漢に遭った。
職した後、ススキノで飲んでいた帰り道、父と大差ない年齢の男性が、すれ違い様に私の胸を掴み「でっかいなあ」とニヤニヤ。この時は、その男性の腕を掴み、振り向いたところをひっぱたいた。石のついた指輪を付けていた手のひらで、思いっきりひっぱたいたから、頬に傷がついていたのを覚えている。家族にどう説明するんだろうな、と思ったのを覚えている。
小学生の時、痴漢に追いかけられた時の事。近くの傘売り場のお姉さんに助けを求めたことで、「痴漢に遭ったこと」「男の人に追いかけられたこと」が親の知るところとなり、「油断があるからだ」と叱られた。
それからは、痴漢にあっても両親に話すことは無かった。痴漢に遭うのは、私自身のせいだと思ったから。話せば、怒られる。
高校の時のバス痴漢は、男友達とその兄、乗り合わせたお兄さん達の機転で、その時間帯のバスからは痴漢を撃退することができた。この時の友達の反応から、「痴漢に遭うのは自分のせいじゃない。痴漢するヤツが悪い」という価値観に出会った。
その後は痴漢にあった時には、手を振り払ったり、足を踏みつけたり(違ったらごめんなさいですよね (笑 )反撃する人になった。相手を睨み付けたこともある。
という経験をしてきたけれども
その時々の相手に対して、怒りの気持ちは無いのです。
その時その時に恐怖心はあったし、怒りの感情もあったのだけど。今は、怒りよりも、これからどうしようかなという気持ちのほうが強いのです。
怒りをぶつけるよりも、これからどうするのか、なにができるのか、そちらに気持ちが向く事で、自分自身も停滞せずに前に進めると思っている。怒りの感情は、最初は立ち上がるために必要だけれども、それを継続していくと、心がもたないのよね。多分ね。
なので、きっと「怒り」よりも「これから」なんだろうな。
Be the light you wish to see in the world.
自分にできる事を、未来にむけて。