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ハラスメント、ぶっとばす
ここ数日のことではあるけれども。
色々なセクハラ関連のNewsの終わりに、キャスターなどがコメントを言うのが、最近気になっている(よい意味で)。
ただ、私の見るタイミングでは、女性がラストをコメントでシメる場面が増えているのかな?と感じた。女性キャスターが、女性の思いを代弁する、という意味はすごくあると思うし、見ているひとたちへのメッセージとしても、意味も価値もある。
特に、2018/04/27の報道STATIONでの、小川キャスターのコメントは、画面をしっかりと見つめ、真剣に心からの言葉が繰り出され、胸が熱くなった。自社の女性が、記者としての仕事をする中で行われたセクシャルハラスメントだったということも、彼女のあの言葉の強さの理由だろう。
同日のNHK9時台のニュースでも、桑子キャスターがセクハラ関連ニュースをしめるコメントを行っていた。女性が性被害にあったニュース、さらに「今だ加害者は加害を認めない」(組織としては、セクハラを認めたけど)状態でもあり、女性のコメントは見る側に、考えさせたり気づかせたりする効果はあるかもしれない。
でも、なぜ、今回の一連のセクハラ報道の中で、しめのコメントが「女性」なのかな、と 肯定的に見ながらも、ふと、疑問も感じている。
セクハラは、性別関係なく行われている。セクハラの被害は、別に女性に限ったことではない。のではあるけれども、今回の福田氏のセクハラに関するニュースについては、被害を受けたのは女性。で、あるならば、「どうあるべきだったのか」「今後、どうみとっていくのか」「セクハラとは何なのか」「セクハラというものを、どう解釈し、どうしていかなくてはならいのか」などについては
できれば、男性からのコメントが多く、表にでてほしいと思う。
「まだ、今以上に、女性に闘え、と、いうの?」と思ってしまったので、書いてみた。もう、女性はずっと長い間「セクシャルハラスメント」について考えたり、怯えたり、嘆いたり、諦めたりしてきた時間を過ごしてきている。少女の頃から、大人になっても、恐怖にさらされている場合もあるのだ。
と、同時に 男性にも同じ思いを経験した、経験しているひとがいるだろう、いる、という事も、忘れてはいけないね。
ハラスメントは、全て、撲滅させにゃならんよ。ほんと。
Be the change that you wish to see in the world🐸