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お中元を「郵送しない」ワケ 実例3選

今年もお中元の季節がやってきました。
弊社ベルサンテでは、お世話になっているクライアントさま(保育施設)にお中元の品をお渡ししています。

500園以上あるお取引園様に、一園一園手持ちで心を込めて。

さらには、お中元のお品物は営業部がプレゼン大会をして決定!なぜそんな取り組みしているのか?は是非下記をご覧ください。

昨年お持ちしたお中元の品は、こちらの「かきのたね」

AI技術の進化、効率化の風潮が顕著になっている昨今。
正直にお話ししますと社内でも、この文化・取り組みは続けていった方がいい?変えた方がいい?という議論が挙がったこともあります。

そのうえで、結論としては、やっぱり「郵送しない」。
手持ちでお届けする、という方針を継続することに決めました。

それは単に、「今までやっているから」、「関係性があるから」それだけではありません。
お客様である保育施設、先生方への日ごろの感謝とお礼が基本です。それに加えて手持ちする価値があると考えるからです。

今回は、お中元を「手持ちしてよかったこと」を実例を交えながらご紹介します。

▼こんな方に読んでいただきたい記事▼
ベルサンテ営業部の求人に関心をもっていただいている方に是非ご覧いただきたい記事です!きっと我々の理念が垣間見えるはず!

実例-① 雑談から生まれる信頼関係

以前にサトナカのクッキーをお持ちした際に、商品を選定した思いをこんこんとお話ししたら園長先生が喜んでくださって、「それはすごい美味しそうだね!食べたくなってきたら今開けて一緒に食べようよ!」と仰ってくださいました。

園長:「素朴で美味しいわ~!これはコーヒーにめっちゃ合いそうだね。ちょっと待ってて。豆挽くわ!」
そうおっしゃってデスク横にあるロイヤルブルーのカリタ製コーヒーミルで豆を挽きコーヒーを入れてくださいました。

営業担当者:「すっごく美味しいですね!先生、以前からコーヒーお好きでしたか?」

園長:「じつは最近はまってね。ミル買っちゃったんだよ!」

営業担当者:「確かに!この美味しさは、はまりそうですね!」

園長:「でしょ!この近くだと、細道で行きづらいんだけど、○○が良い豆を売っていておススメだよ。」

営業担当者:「ありがとうございます。帰りに行ってみます!」

こんな会話が生まれて、営業担当者は実際にコーヒー屋さんに行って、豆を購入。さらに次回訪問した際に、園長にそのお話をしたら喜んでくださってまた別のお店を紹介してくださって。

そんなコミュニケーションが生まれたことによって、感覚的距離がぐっと近づいたそうです。

きっと、これは郵送していたら生まれなかったコミュニケーションのはず。

実例-② 些細なことで見えるパーソナリティ

以前に女性営業メンバーの意見を取り入れて個包装のお中元の品をお持ちした際のお話。

園長:「こういうの良いよね~!私も旅行に行ったり、遠出したときは必ず職員にお土産を買うんですけど、必ず食べやすいように個包装のもの選んでるんですよね~」

この少しのフレーズで園長の職員に対するお考えや気遣いを把握することができます。

これを聞いた営業担当者は、この園長はきっと「気遣い」をより大切に考えている先生だと認識し、次回以降お持ちする資料に先生が気にされそうな箇所を付せんや書き込みをして分かりやすくするなど、行動を変化させたとのこと。

こちらの園を新規で派遣保育士に紹介する際のエピソードとしても有効に活用できますね。

きっと適当にお中元の品を決めていれば見えなかったパーソナリティ。
相手を知ることは営業において大切な要素です。

実例-③ 深堀が新たな価値提供につながる

訪問して色んなお話しをするなかで、園長先生から人材紹介希望の依頼をいただきました。

園長:「急遽8月に正職員が退職することになったんですわ。どなたか派遣で良い方がいらっしゃったら紹介してほしいんです。」

これを聞いた営業担当者はもちろん「分かりました!人材確保にあたります!」と答えたうえで、さらに園長にその背景を深堀。

営業担当者:「園長先生、差し支えなければその先生が退職されるのはどのようなご理由だったのですか?」

園長:「実はね、正職員の事務仕事の負担が大きくなってきて、残業が増えたりしてね。それも退職の理由のひとつかもしれません。」

営業担当者:「それであれば、もちろん退職者の代替えとなる先生もお探ししますが、例えば土曜日のみ入れる派遣保育士のご紹介はいかがでしょうか?それができると、土曜日に出勤する正職員の先生はそこで事務時間を確保できます。そうなれば平日は保育に集中しやすいと思うんです。メリハリがついて残業削減につながる可能性がありますがいかがでしょうか?」

こんな風に、課題の根源をさぐることによって、新たな改善策となる方法を提案することができたそうです。
園長も「それも一つの方法としていいかも!」ということで提案を受け入れてくださいました。

きっとメールだったら、「かしこまりました。人材確保にあたります。」
これで終わっていたかもしれません。
オフラインだからこそ重ねやすい会話には価値提供に繋がる原石が眠っています。

オーダーのみを受け取ってそれに応えるのは多くの会社ができること。
我々はそこに留まるのではなく、自分たちにしかできないことをおこない、存在意義を見出したいと思っています。

営業メンバーは、訪問するだけが仕事ではなく、本職は先生と保育施設の就労を繋ぐこと。
ベストなマッチングというゴールに導くために、「会って話す」ことで生まれる価値を理解し、かつ会話を楽しむことを意識し、お中元の取り組みをおこなっています。

有難いことにお取引園様の数が増加し、さらには年々増す厳しい暑さ。
こららも加味し、営業メンバーの負担過多にならないように、今年は配布スケジュールを長めにとっています。

方針や取り組みにブレはありませんが、細部でのマイナーチェンジを図りながらお客様にとっても社員にとっても価値のある取り組みを継続していきます。

最後に、今年お中元でお持ちするのはこちら!

サトナカのクッキー!
こちらは5年前⁉にお持ちしたリバイバル商品となります。

過去のなかでもとっても好評だったクッキー。
また、今年も手持ちすることでの「価値」を提供できるように。

既にお渡しした先生方どうぞお召し上がりください。
これからの先生は是非お楽しみにしてください!

written by noma

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