保育士取材《VOICE》ディレクターを逆取材

ベルサンテスタッフ公式note

2023年9月25日 09:48

弊社で勤務する派遣保育士に徹底取材をし、
記事を通して皆さまにお届けする企画《VOICE》。

弊社創立から出会ってきた素敵な先生方にスポットがあたり、彼女たちの魅力そして保育の素晴らしさや尊さを伝えたい！という思いでたくさんの先生方にご協力いただき、記事を発信しています。

VOICEの取材記事が公開するまでの流れとしては、こんな感じです。

今回はこのVOICEの企画立案者でありディレクターの広報チームnomaに、VOICEの記事作成の裏側を逆取材！文章作成から撮影、やりがいまで、広報チームisozakiがたっぷり聞いてきました。

Q. 保育士さんを取材するにあたって意識していることは？

noma
『意識していることは2つあります。
１つ目は、「情報を収集して記事にするだけ」にはならないように意識しています。傾聴するだけではなく、共感や会社、自分の意見を会話の中で伝えるようにしたり。

例えば、保育士さんの話を聞いて「そうねんですね、なるほど～」と相槌をするだけでなく、「いろんな方の話を聞きましたけど、その方法は初めて聞きました！素晴らしいと思います。」と伝えたり。僕は元営業部で保育現場に携わってきた経験があるからこそ、意識するべき点なのかなと思っています。
そういう会話の一つ一つが先生の自信や自己分析に繋がれば嬉しいなと思って。取材をしながらその先生を応援したいと常に思っていますね。

そういう面では、VOICEの強みの一つは「インタビュー / ライティング / 撮影まで、外注ではなく、保育士さんと長く関わっている自分たちで全て行っていること」だと思っています。』

２つ目は、保育士さんたちの「想い」の深層部分を見つけることも意識しています。
例えば、毎回「保育士になったきっかけは？」という質問をしているのですが、「近所に子どもがいたから」という返答に対して「どんな遊びをしていた？」「どんな子？」「どの瞬間が楽しかった？」などと深堀したり。先生方の「今」の根底を探し出し、先生方の想いや考えをしっかり表現することが使命だと思っています。』

Q. 取材後に文章を作成するときのポイントは？

noma
『派遣保育士さんって、いろいろな背景があって派遣の働き方を選んでいる方が多い気がするんです。ご苦労だったり、ご家庭の事情だったり。

そういった経験を乗り越えたり共存して、いま輝いている先生がたくさんいます。

なので、保育士という仕事の楽しい部分だけでなく、大変なことや苦労したことなどリアルな内容も文章にいれるようにしています。大変な事を乗り越えた上でのやりがいを表現することがポイントですね。

また、VOICEのコンセプト質問である「やっぱり保育っていいって思う瞬間は？」の回答は、「子どもたちの笑顔」や「子どもたちの成長」などとお答えいただく先生が多いです。
でも、その答えのバックグラウンドは皆さんホントに様々で。VOICEの文章ではその一人ひとりのバックグラウンドを表現するように意識しています。』

Q. 保育中の撮影で工夫していることは？

noma
『とにかく保育士さんたちの「笑顔」のショットを取りたい！
子どもと関わっている保育士さんの表情って本当に素敵なんです。

撮影は保育士さんの勤務中に入り込ませてもらって撮っているので、自然な表情を撮影できるように意識しています。園さんとの関わりがあるからこそ、ありがたいことに保育に入って写真を撮らしてもらうことができています。

（カメラに興味津々の子どもたちが寄ってきて、可愛いながらに大変な時もありますが…笑）

保育士さんの担当営業スタッフも予定をあわせて撮影に参加してくれて、とっても心強いです。』

Q. どうしてVOICEの記事をWEB公開だけでなく、新聞を作ろうとおもったのですか？

noma
『初めはweb公開だけでやっていました。
そんな中、保育士さんたちには「保育士になろうと思ったきっかけの恩師」や「思い出に残る子どもや保護者」「家族の協力」など、いろいろな方に支えられて保育士をしている方が多いことに気づきました。

そのような周りの方々にも取材する保育士さんの頑張りが、直的的に届けばと思い、VOICE新聞をスタートしたんです。

実際に取材した保育士さんや周りの方々からの反響も大きいですね。

『エピソードに出てきた卒園した子のお母さんにも記事を読んでもらいました。　｢初主担任の時も本当に一生懸命で、そんな姿が子どもにも伝わってたんだね。私も先生の事はいつも頑張れーって応援しながら見ていたよ。　私も大好きな先生、また子どもの成長を写真付きで送るね｣とメールを頂きました！！』

『 4歳の娘も記事の写真を見て、「ママ、先生してる！」「お仕事頑張ってね！」と毎日のように言ってもらえるようになり、驚きと喜びでいっぱいです。』

『家族に見て貰うのが恥ずかしいくらいの特集記事っぷりでしたが、せっかくなので見て貰いました。私よりしっかりと読み込んで、よほど感動したようで、「これは凄い！家宝にする！」と言っていました。(笑) 』

こんな素敵な感想をいただいていて、VOICEを続けるモチベーションの一つになっています。』

Q. VOICEで保育士さんの取材を続けてよかったことは？

noma
『ある保育士さんからの取材後の感想がとても印象に残っています。

『考えや大切な思いがあっても、なかなか言葉にする機会はありません。言葉にすることで、改めて自分の大切にしてきたことを再確認でき、初心を思い出して、改めて頑張ろう！という気持ちになれました。』

取材した先生自身が、自分の強みを知れたり、原点を思いだすきっかけになったことが、とても嬉しいです。人生で取材を受ける経験がある方って少ないですもんね。

あとは、今までも営業スタッフとして多くの保育士さんと関わってきましたけど、純粋に取材を通して「保育士さんってすごい！」と実感しますね。

先日取材をした先生も、和気あいあいと本当に楽しさを感じながらお仕事される様子をみたり、率先して絵本を読んだり手遊びうたを歌う先生に心動かされました。
保育士さんたちの輝く姿を見るたびに、VOICEを続けてよかったと思います。

そして輝く保育士さんたちの姿をより多くの方々に見てもらいたいですね。』

VOICEに関する記事はこちら
・新企画《VOICE》って何？？
・ご家族にも見てもらいたい！保育しているかっこいい姿を～VOICE新聞制作のきっかけ～
・派遣保育士に徹底取材《VOICE》vol.1-ゆりあ先生-
・営業マンと派遣保育士のステキな関係

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