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日本製鉄(5401)約3年間ホルダーの私が思うこと

実は今日は騰がると思っていた

 1月3日、日本製鉄の買収失敗の記事が流れました。バイデン大統領が日本製鉄のUSSスティールの買収阻止を発表したのです。
 この内容は新聞、YouTube、掲示板等で大きく扱われ、特にUSSスチールCEOの怒りのコメントには、無念の想いが滲んでいました。
 そのほか世間の反応が知りたくてYahoo掲示板を覗いてみると、ストップ安期待、または一回下値を探ってから急騰とか様々な発言が書かれてありました。そういう記事を見ながら、3年間ホールドし続けている私には予感がありました。
「これは騰がるパターンだ」と……。

結果は下でしたが、なぜそう思ったのかが大事……

 何故騰がると思ったのかですが、理由は「合併が成功しようが失敗しようがどちらでも良いので早く決着してほしい。」と私は思っていたからで、この思いは1年以上ホールドしている方々の共通認識だと思います。毎日チャート見続けていると、結果が出そうな記事がネガティブであれポジティブであれ、そういう時は騰がっていたのです。
 この1年はUSS買収の話から始まり、買収金額のコストにリスクを感じながらも期待感もありホールドし続けました。その間考えていたことは早く決着してほしいということでした。不透明感を市場は最も嫌うので上にいくパワーがないと感じていました。
 今回、バイデンが結論を出してくれて、ベクトルが明確になったので騰がる。と直感的に思いました。

私が思う下がった理由

 東京市場のスタートに合わせて、日本の政治家や米国の追加報道などが発表されました。なんとなくですが日本製鉄側を応援する記事が多かったと感じました。
 そのこと自体は良いのですが、トランプ就任まで引っ張る流れが出来つつある記事が多いことに不安を感じてしまいました。頭に「もう、ええでしょ。」という地面師の言葉がよぎったくらいです。
 大統領選挙が終わる11月まで待てば…と思っていた頃からはや2か月が経ちます。不透明感がまだ続くのかもと思った売りが午後から出たのではないかと思うと気が重くなりました。



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