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ベルギー|コンゴとの重い歴史

小学生のころ、一つ国を選んでその国をポスターで発表することがあり、なぜか選んだ国はザイール共和国。(現:コンゴ共和国)
何を書いたかも覚えていないが。

最近コンゴ内部での衝突がニュースでは取り上げられているが、以前よりベルギーのニュースでコンゴがたまに出てきていた、昔ベルギーの植民地だったみたい。

色々調べてみると、結構重い歴史が。

要は、レオポルド2世(1835-1909)というベルギー2代目の国王が、コンゴの人たちに悪いことをしたらしい。

  1. アフリカを植民地化することが経済上重要と思ったレオポルド2世(国王)はベルギー政府で反対されるも、個人的に会社を作り、植民地化を進める

  2. 象牙やゴムなどの資源を獲得するために、コンゴ人に強制労働を強いる

  3. ノルマに満たない人は拷問、処刑を実施。(手首を切断される人などいたたまれない内容。)
    合計で数百万人もの人が命を落とす

  4. 結果国際社会から非難され、国王からベルギー政府へコンゴの支配権を渡す。

と、目を覆いたくなる内容。世界最大級の虐殺と言ってもいいレベル。調べてみるまで、知りませんでした。

100年以上前の出来事ではあるが、今もレオポルド2世国王のした事に対する批判があり、いろいろなところで建てられた国王の像の取り扱いで揉めているよう。

今も少なからず悲劇は起きていて、月並みな意見ですが、自国や個人の利益のために多くの人が犠牲になることが減ってほしい。

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