見出し画像

僕とロアッソ熊本


はじめに

皆さんこんにちは。
今年でアビスパサポーター歴節目の20年目になります、田中です。


昨年Xにて実施されたhirataさんの企画よりプレゼントを頂きました。

サイン入りシャツとステッカー

あれ。
おかしいですよね。

アビスパサポーターの自分がなんでこの懸賞に応募してんの?

転売目的?サイン入りグッズならどこでもいい?

いえいえ。決して転売する気などありません。
サインはぶっちゃけどこのチームの選手のでも嬉しいので、そこは否定しないんですけども。

僕にはロアッソ熊本のことが気になる理由があるんです。

アビスパサポーターでそれなりに僕のことを知ってくださってる方はもう聞き飽きた話かと思いますが、初めましてのロアッソ熊本サポーターの方はよろしければ読んでくださればと思います。


サッカーとの出会い

現在は福岡に住み、熱くアビスパを応援してるアビサポですが、生まれは熊本。

熊本に住んでいた小学生時代にはサッカーをしており、練習をイヤイヤながらも少しずつ理解し、そしてレベルアップしながら友達と楽しくやっていました。

しかし当時の指導者のやり方についていけなかった…。勝っても点を決めても褒めてもらえない。
「こんな相手、10-0で勝たないとダメだろ」と言われ、楽しくサッカーをするのではなく、怒られないためのサッカーをするに変わりました。

そして僕のサッカー熱はあっさり冷め、冷めたまま親の仕事の都合で福岡へと引っ越しました。

サッカー熱の冷めた私が福岡に行って楽しみにしていたのは福岡ソフトバンクホークスの野球観戦。当時のヤフードームに連れ行ってもらい、熊本出身の松中信彦選手や馬原孝浩選手らを応援してました。

そんな中、父から「せっかく福岡に来たんだからアビスパに行こう」と誘われ、人生初のJリーグ観戦へ。それから約一年間、福岡のホームスタジアムへ何度も連れて行ってもらいました。

アビスパは当時J1でした。
日本代表を擁する浦和レッズやガンバ大阪が対戦相手だと、すごい選手を見れるのでウキウキして行ってました。しかし肝心のアビスパはと言うと全くと言っていいほど勝てず、最終的にJ2へと降格が決まってしまいました。

しかし、いつのまにか僕の心はアビスパに掴まれていました。苦しい試合が続く中、数少ない勝利に湧くスタジアムと降格が決まって涙で染まるスタジアム。
この状況を見て、「あぁ…いつか皆と笑い合える日が来たらいいな」と思うようになり、そこから私のアビスパサポーター人生が始まりました。
今年で20年目を迎えようとしております。

そして私は今、かつて指導者の影響でサッカーを嫌いなった経験を活かし、小学生サッカースクールの指導者をしています。上手くなることも勝つことも大事だけど、何より楽しくやろうと日々指導に取り組んでおります。
(ちなみに幼稚園の先生と幼児体育の先生もやってます。三刀流です。)

2021年には元Jリーガーの中村北斗さんと神山竜一さんをスクールにお呼びして、子ども達と一緒にサッカーをしてもらいました。

神山竜一さん(左)と中村北斗さん(右)

2022年にはアビスパの選手に応援メッセージを送る企画をし、2023年にはスクール生をアビスパの公開練習へと連れて行きました。

公開練習後にスクール生とハイタッチを
してくれた松岡大起選手(熊本出身)

そんな地道な活動が身を結び、先月にはアビスパ福岡の奈良竜樹キャプテンが僕のスクール生と交流をしてくれました。

イベント終了後奈良竜樹選手とパシャリ

サポーターとしてアビスパを応援しつつ、子ども達にはサッカーを好きでい続けてほしいという想いからスクール活動をし、その2つをこのような形で合体させ、私にできる私なりの活動をしてきました。

私はこれからもこのような活動はやり続けたいと思っています。

なぜロアッソではなくアビスパに?


ではロアッソ熊本へと話を動かしていきましょう。

かつて福岡に来た時にアビスパへ行こうと誘った父。ではなぜ、熊本に住んでいた時にロアッソ熊本へ誘ってはくれなかったのでしょうか。

なぜなのか。

ヒント。
私が福岡に引っ越したのは2005年の9月。

では答えです。

そう。私が住んでいた当時、熊本にはまだJリーグチームがなかったからです。

ロアッソ熊本の歴史を振り返りますと、本格的にJリーグ入りを目指すようになったのは2005年2月ですね。当時の名前はロッソ熊本。

熊本にJリーグチームができたらいいなーと思ってたら福岡へ引っ越しすることになりました。

だから福岡でアビスパを観るようになったのです。

それでも生まれ故郷のことです。熊本県人ってのは熊本が大好きですよね。私も例に漏れず、ロッソがJリーグに来ないかなって福岡に来てからも思ってました。

熊本に親族がいるのでちょこちょこ帰省してたこともあり、ロッソ熊本のことは追ってました。

2006年にロッソ熊本がテレビ特集されたのを観ました。J2昇格できずに当時の池谷監督にサポーターがブチギレてました。

2007年にはJFL時代のロッソ熊本VSソニー仙台の試合をKKウイング(現 : えがお健康スタジアム)で初熊本観戦しました。結果1-1。キャプテン熊谷のゴールで先制するも終了間際に追いつかれた試合でした。

当時アビスパのゴール裏には大旗がほとんどない応援スタイルでしたが、ロッソ熊本には大旗がたくさんあり、それをかっこいいと思っていました。

その後、熊本は昇格を決め2008年からはJリーグに舞台を移しましたね。岐阜と同級生。昇格した時には全国のニュースにも流れてて嬉しかったですよ〜。

そしてJリーグの舞台へ。これまでの福岡VS熊本の試合はたくさん観ましたよ。

2008年には高橋泰が大活躍して翌年アビスパへ移籍しましたね。レベスタ(現 ベススタ)で高橋泰にハットトリック決められた時は熊本に心奪われかけちゃいました。もし高橋泰が福岡に移籍しなかったら…?と今でもたまに思います。ちなみに水前寺にも行きました。中村北斗さんが好きなのでアウェイサポとして福岡側に座ってましたが。雨も降っててバリ寒でした。

2009年には藤田俊哉が熊本に来て羨ましかったです。
2013年には福岡と熊本の試合が荒れに荒れて、福岡の城後がGKをしました。そしてファビオにやられました。
2018年にはJ3降格するも2021年にしっかりと優勝してJ2に戻ってきましたね。大木監督すごいですわ。

2022年の入れ替え戦の時、僕はアビスパのファン感に行ってましたが、イベントそっちのけでDAZNで熊本を見てました。杉山直宏を応援してました。惜しかったなー泣

結構昔からの選手も覚えてるんですよ?
小林さんは選手として引退し、スタジアムDJになってましたね。今は何をしてるんでしょうか。

先日群馬のコーチ就任リリースに福王忠世の名前があった時は懐かしいって思いましたね。

JFL時代の苦労人キャプテンだった熊谷選手をかっこいいって思って応援してました。

巻誠一郎がロアッソ加入した時は嬉しかった。
熊本県人が日本代表に選ばれた2006年は嬉しいサプライズでしたからねー。

アビスパサポーターがなんか色々とすみません。
でも本当に熊本のことが気になってるし、応援もしています。


なぜ平田機工さんのSNSに応募したのか


ではここからが本題。やっとですね。

なぜhirataさんの企画に応募しちゃったのか。

理由は2つ。

①ロアッソ熊本を通じてもっと地域、企業、SNSで盛り上がってほしい。

僕が応援しているアビスパ福岡は2013年、経営危機に見舞われました。選手へ給与が払えないかもしれない。クラブの存続が危うい。そういう報道がされ、事実であることを当時の社長が認めました。

長年のクラブの経営の甘さがツケとなって表面化。皆が危機を感じた中、真っ先に支援の声を出してくれたのがスポンサー企業ふくや様でした。アビスパ応援ギフトを発売し、売上金をすべて寄付するというもの。

利益ではなく、売上全てという漢気でした。
それからというもの、全国各地の多くのサッカーを愛するフットボールファンの皆様に助けられてクラブはなんとか立ち直りました。

ふくや様というスポンサーに命を救われました。
(2025年は諸事情によりアビスパとのスポンサー契約満了との発表がされましたが、それとこれは別問題なのでここでは触れません。サポーターのふくや様に対する愛は変わっておらず、この年末年始は結構売れたみたいです。)

それからというもの、スポンサーに対する感謝の気持ちを持ち続けるアビスパのサポーターさんは多いです。

コロナ禍の2020年には 「#うちの自慢のスポンサー 」 というハッシュタグまで生まれ、今度はサポーターがスポンサーを救う番だと言わんばかりに試合がなくてもSNSで盛り上がりました。

スポンサー無くしてサッカークラブは成り立ちません。応援するというスタンスはサポーターだけでなくスポンサー様も同じ。
だからサポータースポンサーで盛り上がって欲しいんです。

今回の平田機工さんの企画はスタジアムで配布したポンチョを使用した写真をSNSに載せてほしいというもの。

50人は太っ腹ですよ

父がロアッソの試合を観戦した際にもらったようで、私と娘が実家に帰った時に嬉しそうに見せてくれました。そしてその数日前に偶然Xで平田機工さんの企画を拝見しており、今回やってみようとチャレンジしました。

私の父と娘
ポンチョは父がロアッソ熊本の
試合観戦で頂いたもの。

平田機工さんのXの投稿を見ると、試合当日は暖かくてポンチョを活用できるシーンがあまりなかったんだとか。そういう時だからこそSNSの出番です。しかし、どうやら倍率もそんなに高くなかったようです。

チーム、スポンサー、サポーターが繋がりを感じることができる今回の企画。しかも運が良ければサイン入りグッズがもらえる神企画です。
こういう企画にはぜひロアッソ熊本サポーターの皆さんは乗っかってほしいと思います。



平田機工さんは胸スポンサーですし、かなりロアッソに支援をしているはずですからね。

スポンサー様はどこも偉大ですが
胸スポンサー様はもう最高峰です。

こうやってSNSを通じてサポーターとスポンサー様が繋がり、盛り上がることはとても大切だと思います。試合に行った方はぜひ、SNSも活用してガンガン、ロアッソ熊本とそのスポンサー様を盛り上げてほしいと思います。

いつか私自身がしているような活動を故郷の熊本でも巻き起こしたい。

もう一つ。前述したように、私はスクール活動等をしており、先月にはアビスパ福岡奈良竜樹キャプテンが会いに来てくれました。子ども達に夢を与えてくれました。

(↑アビスパ公式YouTubeにその様子がアップされています)

このような活動を、子ども達とプロサッカー選手をつなげられる役割を、いつか熊本でもやりたいと思っています。

わざわざ僕なんかが目指さなくても誰かがやってくれるかもしれません。でもいつかやりたい。

地元にプロサッカーチームがあるのは幸せなことなんです。

自分が一度サッカーを諦めた後、もう一度サッカーの面白さに気づかせてくれたのはアビスパ福岡でした。あの時、スタジアムで観たからサッカーがまた好きになったんです。

あの日指導者のやり方に疑問符が付いたから、今はあの時のことを反面教師にして、今指導者をやっているんです。

熊本にはロアッソ熊本というプロサッカークラブがあります。自分が子どもの頃はなかったので羨ましいです。

時は来ました。
今の僕ならいつか熊本でも何かやれるかもしれない。生まれ故郷熊本でサッカー少年少女に何かできることがあるかもしれない。

コツコツやらないといけませんが、コツコツやってたら福岡ではやりたいことができるようになりました。

いつか生まれ故郷熊本でも。

私はそんな夢を今見ています。

もう少し遠い未来にはなると思いますが、これもまたロアッソ熊本というチームと平田機工様というスポンサー様がいるからこそできた目標です。

いつか熊本でもチャレンジをする。
そんな日が来るようにこれからまた頑張ります。

最後に


愛するチームがあるのも、地元にJリーグがあるのも、当たり前ではないです。

愛するクラブを、尊敬するスポンサー様を
もっと全力で応援しませんか。

J1で観たいです。
アビスパ福岡 VS ロアッソ熊本

2025年。
お互いそれぞれの場所でそれぞれのチームを
応援しましょう。


余所者がお邪魔しました。

田中健翔(田中先生)


P.S.

プレゼントしていただいたサイン入りシャツ。
めちゃくちゃクオリティ高くて最高です!


デザインが最高
サインは江崎選手。
ジュビロ磐田に移籍してしまいましたが
これもご縁なので、彼のことも応援します!
着心地、デザイン最高!
素敵なプレゼントをありがとうございました!


参考リンク先

いいなと思ったら応援しよう!

田中先生
よろしければサポートよろしくお願いします。 いただいたサポートはスクールの子ども達のために使わせていただきます!