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ビバマエストロ、ようやく鑑賞
ようやく観た、ビバマエストロ。懐かしいシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ。何度演奏会に通っただろう。ロンドンでの演奏会だけでは足りなくて、ポルトガルにも追っかけて行った。ベネズエラの国旗色のジャケットや帽子もいただいた。
上の写真はロンドンでの公開リハーサルの際の写真。下の写真は、パリでホセ・アントニオ・アブレウ・アンセルミ博士がレジオンドヌール勲章(等級はOfficier)、Gustavoが芸術文化勲章(同Chevalier)を受けた日のもの。
あれほどにもベネズエラという国を代表するような活動をしていた彼が直面しなければならなかった境遇。Noblesse obligeという言葉で片付けてしまうにはあまりにも過酷。
初めてGustavoの演奏を聴いた日、2009年2月22日、ロンドンのフェスティバルホール。当時わずか28歳の彼が、それまでに何度か「本当にこの人たちプロなの?」とブログで書き続けていたPhilharmonia Orchestraから素晴らしい演奏を引き出していて、あまりの変わりようにびっくりして推し活が始まった。
以来80回以上の演奏会を聴いてきた。彼の演奏を聴くといつも、彼に恩返しをしたいと思う。それなのに、おそらく一番大変だった時期、何もできなかった。友人でも何でもないのだけれど、せめて財団に寄付をするとか、そのくらいはできたのではないかと。。。
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