もしかして、右手、改善?
水曜日からたった2日間、別の楽器を使っていただけで、自分の楽器が恋しくなり、最後は師匠に早く楽器を返して(師匠が、ベルギー駒を作ってもらうと良いと、リペア職人さんに楽器を見せに持って行ってくださっていた)と催促。果たして今日の夕方、師匠が楽器を持ってきてくださった。早速弾いてみる。別の楽器と比べて、決して弾き易いわけではないけれど、Bel Elanの美しい音を聴けるのは、本当に幸せ。
先日、新しい先生のレッスンを受けて、弓の持ち方を少し変えていたのだけれど、それでもやっぱり何か違う。親指がやたらズレる。スタッカートが安定しない。そこで新しい先生の動画を拝見する。ものすごく軽く弓を持っておられる。真似てバッハの無伴奏第一番のプレリュードを弾いてみる。
本当にそんなに力を抜いて良いの?弓がちゃんと弦を捉えるの?と感じたように、最初は真似て弾いても雑な音しかしなかった。弦を十分に噛んで振動させていない。しかし、しばらくすると、小指がちゃんとフロッグに吸い付くようになり、その状態を保って力を抜いて弾いていると、鏡に映る手首も、なんとなくそれっぽくスムースに動いているように見える。そしてスタッカートを弾いても親指がずれたり、弓がどこかへ行ってしまったりしない。
これはなかなか調子が良いかも?となったところで時間切れ。明日は昼から夜まで諸々外出なのだけれど、午前中に2時間くらいは練習時間が取れるかもしれない。もう一度今日の続きをやってみよう。右手がうまく使えるようになると、今ちょっと背伸びして弾いている課題もきっとそれっぽく弾けるはず?!
(写真は改善前の、残念な右手)
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