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やりたいことが多すぎて失敗した僕が選んだ“一本化の戦略”

何でも手を出しすぎて、カオスになった副業時代

「副業は、ジャンルを増やせば増やすほどリスク分散できる!」…そう思ってました。ええ、本気で。

ライティング、Web制作、マーケティング、デザイン、SNS運用、動画編集…。とにかく「在宅の副業で稼げる」と言われるものは片っ端から手を出してみました。

最初は楽しかったんです。学ぶことも多くて「この知識、仕事に活かせるかも!」とワクワクしてた。

が、しかし。

気づけばどれも中途半端。
案件を取るのにも一苦労。単価は上がらないし、何より…白目になるほどのタスク量😱!!!

案件が増えるほど、クライアントとの折衝(=コミュニケーション量)も倍々になっていくことを想像できていませんでした。

気がついたら、「副業で自由を得るはずが、逆に時間を奪われる状態」に。結果、どの副業も「プロの仕事」として成長しないままグダグダな状態が続いたんです。


一本化を決意した理由

いろんな副業を経験して、ようやく悟りました。

✅ クライアントが求めているのは 「なんでもできる人」ではなく、「専門家」
✅ 副業を掛け持ちしすぎると、 スキルアップの時間が取れない
✅ あちこち手を出しても、 結局どれも極められず、単価が上がらない
✅ 「何でもできます!」とアピールしても、結局 リピートが取れない

要するに、「広く浅く」ではなく、「狭く深く」極める方が、副業では勝ちやすい!ということ。

「これもできますか?」と聞かれたときに「できますよ👍️^^」と伝えるのと、自分から ”あれもこれもできます!” と売り込むのでは相手の印象が違うということも学びました。

フリーランスや副業は、「プロ」としての仕事が求められる世界。依頼者は 「あなただからお願いしたい!」と思える専門性を探しているんですね^^

スキルの掛け合わせは重要だと思っていますが、スキル1やスキル10をかけ合わせるより、当然ながらスキル100を3つ4つ持つほうが副業市場では強いのです。

一本化するための「選択基準」

とはいえ、「じゃあどの副業を選べばいいの?」って話ですよね。

僕が一本化を決めるときに考えた基準がこちら👇

1.「できること」より「続けられること」を選ぶ

「これなら苦なく続けられる!」と思えるものを選ばないと、副業がストレスになります。「好きだけど、実はあまり向いていない仕事」には要注意。

2.「お金になるか?」ではなく「得意か?」で決める

稼げる副業ランキングを見て選ぶのは危険!「楽しい」と思える仕事じゃないと、成長できないし続かない。僕がその体現者です(笑)

3.「すでに実績があるもの」を選ぶ

完全未経験の副業より、「すでに案件を取ったことがある」「評価をもらったことがある」仕事を選ぶと、最短で軌道に乗せやすい。

4. 市場のニーズがあるか?

どれだけ自分が「これがやりたい!」と思っても、市場のニーズがなければ仕事になりません。「仕事が取れるジャンルか?」は必ずチェック。さらに、副業者が飽和してるジャンルでは突き抜けたスキルを求められることも意識しておくこと。


世の中に仕事がある = 自分に仕事がある と勘違いしてしまうのですが、実際にはプロと呼べるスキルを持つ人(かつ、仕事ができるひと)に仕事があるわけです。

一時期プログラミングブームなるものがあり、いろんなスクールが立ち上がり、OLでも営業マンでもなんでもかんでもプログラミングを学べば稼げる!みたいな風潮がありましたが、そんなことはありえないわけで…💧

目測を誤ると、どんなに副業への熱意があっても、失速するのは早いです。

僕が最終的に「マーケティング」に一本化した理由

僕が最終的に選んだのは マーケティング (採用支援と集客支援の文脈での「マーケティング」)でした。

「デザインも好きだし、ライティングも楽しい。でもマーケティングを軸にすると、全部活かせる!」と気づいたんです。

「学ぶこと」が苦じゃなかった
実際の案件で成果が出ていた(=ニーズがあった)
リピート率が高く、安定した収益になった
Web制作やライティングと相性がよく、スキルを組み合わせられた

この選択をしたことで、副業のストレスが激減!

「低単価の副業で消耗する」から「副業で楽しく成長しながら、納得の行く収益を得られる状態」になりました。

人を集められないと企業は破綻します。その点でマーケティングという仕事は無くなることが無いし、AIを活用することで個人でも大きな成果・スピード感のある仕事ができるため、意欲的に取り組めるのです👍️

一本化のメリット

一本に絞ると、めちゃくちゃ稼働が楽になります。コミュニケーションコストが目に見えて減るので集中力も高まりますね!

僕は次のようなメリットを感じました。

✅ 案件単価が上がる

専門性が高くなるので、値下げ競争に巻き込まれにくい。

✅ リピートが増える

「この人に任せたい!」と思われると、案件が安定する。(もちろん、リピートの仕組みを作っておくことが大事)

✅ 効率的にスキルアップできる

あちこち学ぶ必要がなくなり、ひとつのスキルを深掘りできる(これは大きい!!)

✅ 営業が楽になる

「◯◯の専門家です」と言えると、自己紹介がスムーズになり、仕事を取りやすくなる。(その領域の実績が積み上がるのでポートフォリオも充実✌️)

それでも「やりたいことが多い!」人はどうする?

「いや、でも本当はいろんなことやりたいんだよ…」という人もいますよね。(過去の僕です)

やりたいことを制限しない方が良い時期も確かにあります!

しかしながら、本業で働きつつ副業であれもこれも、、、と手を出すと、疲弊して「やっぱ副業やめよう」となってしまうことが一番のデメリット。

そうなってしまわないよう「やりたいことを絞る」考え方を紹介します👇

完全に捨てるのではなく、軸を決めて関連スキルを活かす → 例えば「マーケティング」を軸にしながら、「ライティング」「デザイン」も活かす

「趣味」と「仕事」を分ける → 「好きだけど稼げないもの」は趣味に回して、副業では収益性を考える

まずは一本に絞って、副業が軌道に乗ったら他を考える → 最初から複数やると爆死するので、まずは1つで成果を出すのが大事

まとめ:「広げる前に、まずは一本極める!」

  • 副業を広げすぎると、仕事が取れない&単価が上がらない

  • クライアントが求めるのは「専門家」

  • 最初は1つに絞ることで、成長スピードが爆速になる

  • 趣味と副業を分け、戦略的に仕事を選ぼう!

副業は選択肢が多すぎて迷います。でも、 まずは一本に絞って極める のが成功の近道。

選ばれる副業者は、何でも屋ではなく「専門家」。
まずはひとつの分野で圧倒的な実績を作ってから、他の副業に手を出しても遅くはないんです。

「これなら続けられる!」「自分の強みが活かせる!」 という仕事を見つけて、副業を楽しく続けていきましょう!💪✨

📌 あなたの副業はどのフェーズ?

「まだ何をやるか決められない…」「どうやって仕事を増やせばいい?」という人向けに、 副業戦略についての記事 も書いています。気になる方はこちら👇 をチェック!

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