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男性必読、プロポーズの事は一生言われる。だから必ず成功させよう!(後編)

さて、前回のプロポーズという一大イベントへの男性の考え方、女性の考え方をお伝えしましたが、後編は具体的な実践アドバイスです。

プロポーズを成功させるためのステップ

プロポーズを成功する為には、まずは普段通りの行動をとるためにストーリー(流れ)を考えて女性に予想されないことです。 
驚き(サプライズ)とは、「思いもよらない事がいきなり起こること」

例) ジェットコースター
❶ 長く急な下りのラインをあらかじめ見えている状況で乗っている      → ある程度「落ちる」という心の準備ができる
❷ 真っ暗なトンネルの中で緩やかで短い距離で突然落ちる         → 予測していなかった いきなりやってくる驚き
・・・ 落ちた瞬間の驚きは、みなさんどちらが高いですか?

何度もお伝えしますが、「ぜったいに予兆をみせないこと」_____これが大切です。


STEP 1
《シンプルでさりげないプロポーズで女性を感動させる》
どうやって「予測していなかった状況」の中、プロポーズを成功させるか! 
普段の二人の過ごし方の流れの中でストーリーを考え、レストラン、ジュエリーショップ、演出相談などの協力者のサポートが必須です。


STEP 2
《プロポーズ日の設定》
日にちの設定はとても重要です。ほとんどの女性は記念日に強くこだわっています。誕生日、クリスマス、七夕、年越し、付き合いを始めた日、旅行の日などがお勧め。しかし記念日での設定は感の良い女性には察しがつく場合もありますので要注意です。(女性は、結婚を意識・検討した後の記念日がさらに特別な日になるよう期待をします)

「彼女の感は鋭いんだよなー」という男性へ!
そんな方には「ふたりだけの記念日」を作るのも良いでしょう。クリスマスやお正月、七夕、誕生日は沢山の人や自分や相手の記念日と一緒になります。そこで、誕生日やクリスマスなど意外にプロポーズをする場合は「二人だけの記念日」とプロポーズ後に「人とはかぶらいない日を選んだ」と伝えると喜んでもらえます。
そのかわり、スマホなどのカレンダーに登録をして、何年経っても忘れないことが重要!


STEP 3
《プロポーズをするロケーション場所》
ここがもっとも重要です!
僕がいろいろな方の実際のプロポーズの話を聞いた中では、「ここで?」とプロポーズする場所でNGになったケースが一番多いですね
ちなみに、金沢などの地方の方でよくあるケースが「車の中」。
男性的には、静かな海や夜景が見える場所で個室となる車の中が、周りに誰もいないということからプロポーズの言葉を伝えやすく、指輪が渡しやすいと考えるようですが、はっきり言ってダメです
女性からは「安く上げた」「簡単すぎないか?」と思われるようです。

旅行先、TDRなど日常感を離れた場所は理想ですが、そんなに上手く記念日などの二人の想いが詰まった日に旅行などのタイミングを合わせることはなかなかできません。また、夜景の良いレストランや雰囲気の良いレストランも地方の方にはお店が限られていたり、、、時には無かったり・・・。

一番、事前に察知されにくい場所は旅行先が良いかもしれませんね。
クリスマスでも毎年レストランで食事しないのに、いきなり誕生日などの記念日、もしくは全く記念日が関係ない日に「フレンチレストランを予約して食べに行こう」なんて人はいないと思いますが、これは言うまでもなくバレバレです。
旅行だと記念日でなくとも先ほどお伝えしたように、「ふたりだけの記念日」にしやすいです。


STEP 4
《サプライズ・演出・ちゃんとした言葉》
男性ひとりで演出をこなすことはなかなか出来ないので やはりサポーターは必要です。プロポーズをする場所として、レストランやカフェバーなどを選んだ場合は、お店のスタッフに事前にプロポーズすることを伝え、協力して貰うとスムーズにプロポーズは進みます。
窓際や周りのお客様から少し離れている席など、良い席をアサインしてもらえますし、サーブするタイミングも様子を見ながらしてもらえます。
・・・良い場面で「コーヒーのおかわりはいかがですか?」なんて事になると、せっかく盛り上げてきた場の空気が壊れますからね。

その演出ですが、何度もお伝えしますが「察知されてない状況」、すなわち「思いもよらない状況」を完璧に作れれば、「凝った演出内容」でなくとも感動を生みます。どんな演出が良いかは、100人いれば100通り。相手の女性の好みに合った演出をしましょう。派手なことが苦手な人、逆に目立ちたい人など、結婚する相手となる人なので、まずは自分で相手の女性のこと考えてみましょう。

驚きの演出後に指輪を渡して、いよいよ想いを伝える瞬間!
ケーキに「結婚式てしてください」というメッセージも良いのですが、必ず自分の口からはっきりとした言葉で、目を見て、真剣に気持ちを伝えましょう。
しっかりとした男らしい言葉で伝える結婚して欲しい意思を伝えることは、家庭を支えていく男性像として女性には一番安心感をもたらします。

もう一度お伝えしますが、女性は一生を共にするパートナーへの期待と頼りがいと安心感をプロポーズという瞬間に感じたい方が多いのです。
そこを男性が理解していればベタな言葉や凝った演出がなくとも成功します。
但し女性は、他人に言えなくても「自分だけの優越感」を期待していますので その場所や時間などのシチュエーションに応じた演出をプラスする事が必要です。


STEP 5
《指輪》
女性の65%はプロポーズされるときに指輪が欲しいと思われています。また、その一方で指輪は自分の好みで一緒に選びたいと40%前後の方が希望しています。
サプライズとしてこっそり指輪を購入したいが、デザインは一緒に選びたいという女性。この相反した内容を両立する事も大切です。
______  誕生日プレゼントは欲しいが、好みでないプレゼントはいらない・・と同じです。

婚約指輪を購入する前に男性が考える事は・・
① リングのサイズがわからない
② サプライズで驚かしたいがデザインを気に入ってもらえないかも知れないという不安
③ 一緒に選びに行った際に「この金額までね」と予算を店員さんや女性の前で言えない事

そこでお勧めが、事前に仮の婚約指輪をレンタルするシステム。
男性が一人でジュエリーショップに行き、事前に予算を伝えてプロポーズ用の仮リングをレンタル、
または購入するシステムです。ほとんどの仮リングのプランはレンタル用リングをプロポーズの際に利用し、後日女性と一緒にジュエリーショップに行き そこで好きなデザインのリングを選ぶというプラン。
最近はそういったサービスをプランとして行っているジュエリーショップが多くなっています。仮にそういったプランがないショップであっても、オーダーリングのお店なんかは協力してもらえる場合もありますので、彼女が好きなデザインがありそうなショップやブランド、またはオリジナリティが好きな女性にはオーダーメイドリング店に相談してみると良いです。


STEP 6
《花束など添えるプレゼント》
シンプルであっても、凝った演出であってもリングだけではなく+αのプレゼントもあると女性は喜びます。一般的には花束が多く、その花をドライにしてリングピローにする女性もいます。
プロポーズの時は「108本のバラの花束」と一般的に言われます。

「108本???」_____? となる男性も多いと思うので説明しますが、いろいろな言われがありますが、「108]、、トワ二・・・永遠に_________という花言葉です。
僕としては、駄洒落が好きな人か、花屋さんが作ったセールストークとくらいしか思ってないので、個人的には108本に価値を感じないので、あまり本数を気にしなくとも良いとおもますよ。
余談になってしまいますが、108本のバラの花束っていくらくらいになるか知ってますか?仮に店頭でのバラの花が1本500円だったとすると、¥500円×108本=¥54,000円+10%tax、、、、、、、約6万円です。
「高っ!」と思う人がほとんどだと思います。花束代金で5万円超えする事に躊躇する人もいるでしょうけど、「プロポーズの時には!」と意気込む人、「なかなか経験できないことだからプレゼントしてあげよう」とか、それぞれの男性の考えで決めれば良いです。
ただ、プロポーズの時に一緒にプレゼントされると嬉しいと思うものが指輪の次に花束だそうで、なんと40%強の方が希望しています。
108本のバラの花束でなくてはならないこともないので、その時の旬なお花などを一緒に用意しましょう。少し大きめの花束はロケーションや演出が弱い場合でも、かなりサポートしてくれるはずです。
お花の種類の補足としては、ドライフラワーになりやすいものも良いです。
必ずもらった花束をドライフラワーとしてずっと飾ると思います。

いかがだったでしょうか?

冷静に女性の気持ちを考えると、そんなに難しいことばかりではないと思います。
自分の考えの押し付けではなく、ほんの少しの勇気と、ちゃんと考えた計画で必ず成功します。

結婚を意識したときにはプロポーズのことも考えはじめて、早めの計画をすれば、彼女に気づかれずに準備ができ、当日を迎えやすいと思います。

なかなか女性の心理を読むことは大変ですが、結婚相手となり一生を共にする女性です。一番の協力者であり、理解者でなければなりませんので ここは頑張りましょう!


石川県金沢市にある「ウェディング専門サロン・ベージュ金沢」でウェディングプロデュースを担当。石川・富山・福井で結婚式を迎えるカップルには「もっと自由でふたりらしい結婚式を叶えられるように」、北陸でブライダル関連のサービスを提供するフリーのクリエイターとは「Wedding Closet」によるエンドユーザーへの発信を行い、北陸の結婚式のクオリティとセンスと自由度が上がる事を目指しています。

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