勇者

最初から言えよ、こんな神ゲーなら!(倒置)

言いたいことがあり過ぎて、本当に一行ずつでも解説したいくらいの曲。
じゃあ時間もあるので、本当に一行ずつ解説していきますね。
暇人さんいらっしゃい!ゆっくりしていってね!

TINY PLANETS発案の曲です。VENUSというアルバムに入る曲で、
「レトロゲーム、往年のRPGっぽい感じ」と「惑星探査っぽい感じ」の
両方をテイストとして組み込もう、という難易度が高めの曲でした。

その(架空の)ゲームを見事に動画化してくれたのが北川ミズキ様。
神、いわゆるゴッド。本当にありがとうございます。
マジで実在しそう。アクション要素もあるのかな。

ゲーム、特に往年のRPGで「星」と言えば?
色々と思い浮かぶ方も居られましょうが、
(スターオーシャン?星をみるひと?)
今回は「スターバースト」というタイトルを、
イルベルの発案で付けさせてもらいました。

コレある程度の年齢以上の方でないと、分からないと思うので
キッズは別に分からなくても大丈夫!昔のゲームの話です!
ロマンシング・サガ3「七星剣」の武器固有技です。
(スターバースト後の攻撃エフェクトが好きです)

そんで「スタバ」っていう略称も可愛くて好きなので、
英語表記でSTAR BURSTというタイトルに決定しました。

「こんな神ゲーなら 最初から言えよな」
この「ゲーム」は人生の話です。
人生は神ゲーだ、人生はクソゲーだ、
そんなよくあるコピペに対する、俺の意見です。

「神ゲー」だと思う。
ごはんはとても美味しい。世界はこんなにも美しい。

「無理ゲー」なら、我々は産まれてすらいないと思う。
どこかに詰み防止の奇策がある。無理じゃない。
我々は安心して、精いっぱいに生きていい。

「所詮ヌルゲー」なら、こんなにハマることはない。
当然楽して成功できるはずがない。努力は必須。
だからこそ、プレイしがいがある。楽しい。

これは「運ゲー」じゃない。
産まれるときの親ガチャで全部決まる?
というのは、嘘だと思う。責任転嫁だ。

確かに産まれる国も時代も選べないけど、
現在これを読んでくれている(暇な)人には、
平和な地域と時代に生きている人が多いはず。
幸いながら我々には職業選択の自由があって、
能力に対してきちんと平等な社会。

産まれてくる顔や(身体の)性別は選べないけど、
生き方なら選べる。運命は変えられる。

そりゃあ俺も、バチバチ紛争中の地域に生まれれば、
または厳しい身分制度で虐げられる立場に生まれれば、
あるいは治療しようのない難病を持ちながら生まれれば、
違った意見になっていただろうけれど。

そういう意味では「運ゲー」と言いたくなる気持ちも分かる。
一人では変えられない運命もあるかもしれない。だけど敢えて、
「お前のプレイング次第」「肩貸すぜ 共に叫ぼう」と言いたい。

自分のプレイングで運命が決まるようなゲーム難易度、
でも決してあなたは一人じゃない。大丈夫。

どうしても超えられない壁を感じたら、
必ず周りの仲間を頼って欲しい。

この曲を聴いてくれたのなら、
この曲でわーわー叫んでる三人の声は届いたはず。
もう叫ぶタイミングは覚えたかな?一緒に叫ぼう。

この曲が「肩を貸せる」ような、
あなたを勇気づけるような曲でありたい。

「仲間集めて次の街へ」
これはよくあるRPG的な展開、っていう意味と、
「オーディエンスを沸かす程度の能力」という曲(のサビ)
へのリスペクトを込めています。知らなければ必聴。

「仲間集めて次の惑星へ」
これは、太陽系惑星の名を冠したアルバムを
順次リリースしていくTINY PLANETSへのリスペクトです。
次はMARSかな?それともTHE EARTHかな?楽しみ!

「はじまりの村から何年経った パラメータに変化ねえな依然」
音楽活動を始めて何年経っただろうな。
全く強くなった気もしないし、当時より上手くなっているんだろうか。
ていう自分のふとした感慨を込めているのと、

あとここ、HUNTER×HUNTERという漫画の
ツェズゲラさんの厳しい台詞をオマージュしてます。
気付いたマニアは居るんだろうか。

「装備買えねー マジ金ないぜ 比べたって仕方ない安い機材でREC」
マジで。
今使ってる録音機材、何年前に買ったやつなんだろう一体。
どんどん仲間たちはプロになっていって、超すごい機材で戦ってる。

「作業風景です」とか言って超カッコイイ部屋で音楽作ってる奴。
「My new gear...」とか言ってクソ高い機材の写真アップする奴。
悔しい。羨ましい。でも比べたって仕方ねえ。
本当に欲しいなら買う!でもまだこの装備で頑張る!
(でもそろそろさすがに新しいPC買うかも)

「飽きる間もねー部活動」
ネットラップのことを、文化祭に喩えたこともあった。
でも今の気持ちとしては、部活動、が近いかなって。

みんなはどうだろう?
どんな気持ちで活動しているだろう。
もっと厳しい現場で、ストイックに良曲量産して、
ちゃんとメイクマニーして、ライブでカマして?

ネット出身でも、
ネットの枠に収まりきらない才能がたくさんある。
ちゃんとそういう人たちがプロになって、
ちゃんとお金を稼げる世界だったら良いな。

だからプロ予備軍として鎬を削り合うような、
そんなシリアスな意味での「部活動」という意味を込めたかった。

でも同時に、ゆるーくバカやりながら、
部活帰りに寄り道してみんなで騒いで、
みたいな運動部の「青春」ぽいイメージもあるかな。

あるいはもっと静かな文化部。
西日さす夕暮れの部室で、ひとり集中して制作したり、
愛した歌や楽器を練習したり、仲間と真剣に対局したり…

自分のペースで好きなことをやれる。そんなイメージも込めてる。
「部活動」という単語は、本当に人によって千差万別。
共通して、その原動力は、好きであること。
それに尽きる。

どうか学生の皆さんは、大好きな部活動ライフを満喫してね!
オトナになってしまった皆さんも、心には常に「部活動」を!
(話が逸れまくったので戻ります)

「稼ぐEXPで惑星探査 勇者到来に沸く聖誕祭」
リリース時、ここの歌詞を「うまいかよ!」ってお褒めいただきました。
微妙に「い」がはみ出してて、パーフェクトな踏み方ではないんだけど、
でもお気に入りの部分です。

その前のラインも実は結構いい感じで、
「オーバーキル魔物へ」「飽きる間もねえ」から踏んでますよ!
結構キレイじゃない?どうですか?(ドヤ韻)

「バグリまくり忘れかけた 遠い日の誓いを」
これは「けつばん」という曲のことを思い出しながらのラインです。
色々迷走しちゃったりして、苦しいこともあるかもしれないけど、
RBB三人が結成されたときのことを忘れたくないな、という意味です。

今はこうやって、一年に一曲みたいなペースで、
忘れられそうになりながら、でも着々と色々作ってる三人です。

(FAKE TYPE.とか昭和カルテットも含め)
それぞれのソロ活動、クルー活動が優先されることも多いけど、
またこうやって、自然なペースで曲作れたらいいな。

色んな状況が変わっても、どんなに忙しくても、
俺はまた作りたいよ!この三人なら、いつでも!!!!!!!

皆様ご自身の「ゲーム」も、神ゲーでありますように!
そんな素敵なゲームに、RBBが彩りを添えられますように!


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