アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会10話感想 大好きを表現できる場所
こんにちは、ベヒと申します。
アニガサキも遂に10話、10話か…
アニメもいよいよ終盤戦、そんな終盤戦の序章を感じさせる回でしたね。
そんな10話について気になった点を書いていければなと思います。
1.はじめに
本記事では桜坂しずく、高咲侑と優木せつ菜についてアニメ10話、そしてこれまでの話を含めた描写についての感想や考察などを書いていきます。
また、スクスタの描写に関しても記事内で触れることがあります。
それでは始めていきます~
2.自分を曝け出す桜坂しずく
桜坂しずくさん、アニメ8話「しずく、モノクローム」が今までの他媒体とは違った姿の山盛りでしたが今回はそんな8話を踏まえるとアニメでの彼女が色々と見えてきたような気がします。
まず、開幕から問題(?)のこのシーンですね…
「22点でにゃんにゃん♡、可愛いじゃん!」
???????????
幻覚なのかと思ったら現実でした。いや当然可愛いとは思うのですが「しっかり者の優等生」桜坂しずくのイメージが今まで触れてきたスクスタのものからあるため、演劇や物語絡みそうにない所でこんなこと急に言うのか?という衝撃が何よりもありましたね…
あとイメージ的にはしずくが苦手な数学以外は教えてるし悪い点取ったら気にして今度教えるとか言いそうなものです。
直近だとメインストーリー21章で小テストについての一幕もありました
また、かすみに誘われて仮装で驚かせようとしました。
これもしずくがかすみに対して最初は咎めるけど入り込む内にノリノリ…という描写もなくあっさり驚かせにいってましたね…
スクスタだとにこ達の後を付けることも躊躇いを見せて会ったあとも申し訳なさそうにしてましたし、やっぱりこういうことにも真面目という印象は強いです。
ただ、イタズラでも演技が絡んでるものであればノリノリで演技をし始める…というのはスクスタの方の合宿でもありましたね。
周りが大根演技だろうと迫真の演技とポエムする桜坂しずくちゃんかわいい
こうした印象の違いは、大好きな「演じること」や物語が関わるとすぐに崩れるものの基本的には「しっかり者の優等生」を演じているスクスタの桜坂しずくではない。
「演じること」で自分に嘘をつき、楽になっていたアニメの桜坂しずくが自分を曝け出したことによって大人しそうなイメージがあるもののどこかはしゃぎたがりな少女として描かれていたのかなあと感じました。
8話で描かれたアニメの桜坂しずく像はまだ感情の整理が追いついていないというのが個人的な気持ちですが、8話の展開から彼女がどういう人間になっていくのか気になっていた部分描いてもらえたのは嬉しい気持ちがあります。アニメはアニメで、また別の魅力を持った少女として育ってほしい…
スクールアイドルとしてどういうステージをしたいか、という話で「自信を持って自分を表現したい」と言っていたのもまた違う印象を受けましたね。
スクスタでの桜坂しずくは自分と向き合う機会を経て、スクールアイドルとしてやりたいことが最初から無意識で選んでいた「自分の理想のスクールアイドルを創造し、それを心から演じること」だということに気付きました。
彼女ならではの表現や理想が入っていることから、間接的に自分を表現している。とも言えますがやはりスクスタの桜坂しずくにとっての主は大好きな「演じること」だと感じます。
一方アニメの桜坂しずくは舞台の主役を演じること、そして自分自身の悩みと向き合った結果かすみに本当の自分を曝け出すことになりました。その背景もアニメ独自のもので、最終的に「本当の私を見てください!」とカメラに向かって答えた彼女。
頑固で意地っ張り、自信がないことについては8話で語られましたが明るい面も含めて、またスクールアイドルとして「本当の私」がどういったものなのか定かではありませんでした。
しかし今回を経て大人しそうなだがどこかはしゃぎたがりで、好きなものや表現が独特な少女、そういう風に感じられました。そんな彼女がスクールアイドルとして表現するものがありのままの自分なのか、はたまた自分を表現することに一癖二癖あってやはり「理想のスクールアイドル」を演じるのか。
僕自身がスクスタで描かれた「演じること」にどこまでも純粋な桜坂しずくが大好きとはいえ、アニメで描かれた「演じること」から自分を曝け出す道を選んだ桜坂しずくがこれからどんなスクールアイドルになるのか、これはまたまた別の新たな楽しみがありますね…!
また、驚かせようとしたときのメイクや次の舞台での役について語る彼女、やはり「演じること」が大好きという気持ちがあるのかなと感じられて嬉しかったです。
全体のお話もあり、アニメ本編で彼女個人について改めて触れられるのは難しいかもしれませんが「素顔のフォトエッセイシリーズ Rainbow Days」というスンバラシイ本(かすみ、愛、せつ菜どれも良すぎてビビっちゃいました)で描かれることは内定していますし、そちらも楽しみですね~
(それでもスクールアイドルとしての彼女のソロライブがアニメで見たい気持ち多分にありますが…最終話にとんでもない爆弾か2期頼む…!)
桜坂しずくに関して、ついつい熱くなってしまいましたが次は高咲侑と優木せつ菜のことを書いていきたいと思います。
3.高咲侑と優木せつ菜
高咲侑にとって今まで感じたことのない衝撃、それが優木せつ菜の「CHASE!」でした。
そんなせつ菜のステージがもう一度見たいという想いからせつ菜に大好きな気持ちをぶつけた彼女。その後は率先して前に出るというよりは周りを見て動く。そんな行動が多かったように感じます。
しかし、侑もただスクールアイドルにトキメキを感じているだけでなく、自分だけの何かを探していました。菜々と以前話していたときには上手く弾けなかったピアノも上達しています。
また、そんな上達していたピアノをこっそり弾いていたらせつ菜とばったり会う。とても運命的なシチュエーションですね…
自分を押し殺さず、また大好きを叫べるようになったことへの感謝を告げるせつ菜、そんなせつ菜の言葉に照れる侑。もう最終話か?と思わせるような展開ですね…ゆうせつEND待ったなし…
と僕が思ったのも束の間、侑はせつ菜だけでなく「みんなの歌」を聞くことで元気をもらえるスクールアイドルのステージそのものについて、DIVER FESでの経験を踏まえて話し始めました。
歌っているスクールアイドルに夢中になるのは勿論、同じくステージを見ている観客の熱意に包まれてあっという間に時が過ぎていく感覚。それはスクールアイドルとして歌う立場となったせつ菜にないもので、侑だけが感じられたものです。
侑もせつ菜もスクールアイドルが大好き。その中でどういった部分が特に大好き、自分だけの大好きは違う答えになりました。
そしてせつ菜が再び大好きを叫べるようになったように、今の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は自分だけの大好き、やりたいことをそれぞれ追求できる場所。
そんな同好会のスクールアイドルそれぞれと触れ合い、各々のステージを見てたどり着いた高咲侑だけのやりたいこと。スクールアイドルとファンの垣根を超えてみんなが夢中になれて、新しい大好きが見つかる場所を作りたい。
スクールアイドルにトキメキを感じ、スクールアイドルを応援することで何かが始まる予感がした。そんな侑がより多くの新たなトキメキを見つけられる場所を作りたいと思うのは彼女の原点に帰るようでとても良いですね…!
そしてこれまでもそうだった、そしてみんなが言葉にしていたように、せつ菜だけでなく同好会のみんなが侑のやりたいことを応援してくれると思います。
そしてその中で個人的には優木せつ菜としても中川菜々としてもより彼女に率先して動いてもらいたいですね。
「いつか侑さんの大好きが見つかったら、今度は私に応援させてください」
こう告げたように侑に救ってもらったことからせつ菜は少なからずどころか他のメンバーには負けない巨大感情があると思いますので…!
4.おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
10話、ラブライブ!の合宿回といえば曲作りのイメージが有りましたが今回その片鱗もありつつ高咲侑の物語が進み、サービスシーンもありつつで色々楽しめる回でしたね…
物語の本筋はもちろんですが、彼方ちゃんのぬるぬる笑顔とか筆頭に同好会みんなの笑顔が見られて凄い良かったです。
そして次回は上原歩夢回の予感がバチバチにしていましたね…!
「私の夢を一緒に見てくれる?」
「もちろん!いつだって私は歩夢の隣りにいるよ」
高咲侑と上原歩夢の回が1話でこう言い合った彼女たち、そして侑が自分の道を歩き始めたからこその話になりそうで楽しみです。
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それでは改めてここまでお読みいただきありがとうございました!
P.S.
自分を曝け出すことにしたからってなんだこのケツはぁ????
H83をこんなところで曝け出すとは桜坂しずく、恐ろしい娘…
胸もB80にしては貫禄があるような…
笑顔が見れて何よりも嬉しかったのですがエロスな方面にも目が吸い込まれた、そんな桜坂しずく推しの一幕でした。
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