アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会４話感想、「楽しい」の「太陽」
こんにちは、ベヒと申します。
前回３話、同好会再結成！となり大きな山場を迎えたあとの４話でしたが今回も魅力たっぷりな要素てんこ盛りでしたね…！
今回はそんな魅力について色々触れていければと思います。
１．はじめに
本記事では下記の３つの点について書いていきたいと思います。
・同好会の日常と馴れ初め
・スクールアイドル活動でやりたいこと
・宮下愛さんは楽しいの天才
また、記事内で「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS（スクスタ）」のストーリーについて触れることがあり、こちらのネタバレを含みますのでご容赦を。
それでは初めていきたいと思います～
２．同好会の日常と馴れ初め
新たな部室を用意するための大掃除、どういうライブがしたいかの会議、スクールアイドルとしての柔軟やカラオケ等の練習。
今回は同好会９人、そして今はまだ部外者の果林を含めた１０人の日常が色々描写されていました。
みんながそれぞれ動き回る光景を見れてとにかく幸せでしたね…
また、スクールアイドルではない高咲侑が同好会の一員として彼女たちと共に行動し、それでいて１人の少女として自然に描写されているのも凄く良かったと感じました。
というのも、１話感想で書かせていただいたのですが、「あなた」とは違い個性的な感じがある高咲侑が絡むことでスクスタとは違うものが描かれることを恐れている気持ちが僕個人としてありました。
結果として高咲侑は「あなた」でありつつも１人の少女でした。また彼女と触れ合うことによって現在アニメで描かれた上原歩夢、中須かすみ、優木せつ菜のスクールアイドルとしてファンに届けたいものの芯はスクスタと同じで、それでいて彼女たちの魅力を更に伝えてくれるような描写ばかりで毎話とても楽しんでいます。
そして高咲侑を同好会のスクールアイドルにも負けないくらい個性的な少女として魅せてきたこのアニメはほんと凄いなと、同好会の日常に混ざっているのを見て改めて感じましたね…
かすみと雑巾がけレースしてる時の声好き
また、笑いのレベルが赤ちゃんっていう割と酷いこと言われてる描写もあって、やっぱり「あなた」でもあるんだなあ～と思いました。笑い方も凄まじかったですが…
そして、同好会メンバーの馴れ初めも描かれていました。特にせつ菜と璃奈の絡みが印象的でした。
璃奈は表情にはあまり感情が出てこないが言葉にはしっかり心がこもっていることはアニメでも今回説明されました。しかしせつ菜はそのことについて説明される前から、屋上ライブのことを褒められてる時には顔を赤らめ、アニメの話では熱く語り合ったりと璃奈の熱い想いがしっかりと伝わっているようでした。
これに関しては３話で菜々として、はんぺんをお散歩役員として任命する所で璃奈と触れ合っていたのでせつ菜は璃奈の表情には出てこない想いに理解があったのかなあと思っています。
また璃奈も改めて感謝を伝えていましたね。
もしかしてせつりなの時代が来る…？
他にも「彼方ちゃん壊れちゃうよ～」などなど、柔軟やランニングなどの練習シーンもよく描写されてて大満足な日常描写でした！
３．スクールアイドル活動でやりたいこと
今回は愛さんだけでなく、他の子もスクールアイドルでやりたいことがその全てではありませんが描写されていました。
桜坂しずく。
スクールアイドルには何が必要なのか、と問われたとき彼女は「自分の気持ちを表現すること…？」と答えました。ただ一方でソロ活動をやる、という話のときには「正直不安です。皆さんに喜んでいただけるものが、私１人にあるのでしょうか。」と不安を吐露しています。
彼女は将来、女優になることを目指して演劇をやっています。また。それでいてスクールアイドルにも演劇と同じくらいの情熱を持っています。
特に、演劇の舞台上では見せられない「自分の気持ちを表現する」点については特に意識している娘だと僕は思っています。
ただ、「自分らしさ」とは何かについて悩み、また自分自身を出すことに関しては自信がないことがスクスタ上で描写されていました。
今回、前述の台詞で彼女のキャラがアニメでもブレていないことが分かっていて、とても嬉しかったです。また、１人に喜んでいただけるものがあるのか、という不安は複数人でやるのが大前提である演劇との違いを意識している部分もあるのかなと新たに思わせてくれました。
８話なのでは、と噂されている彼女の担当回ですがより一層楽しみ…
後になればなるほど他のメンバーとの絡みもより深くなっており、しかも最後に加入することになるであろう果林の直前というタイミング。とんでもないものがぶつけられてくる予感しかしません！
また、しずくより先に彼方はソロ活動について触れていましたが、グループとは違い助けてはもらえないという話はするもののしずくとは対照的に不安そうな表情はしていませんでした。
これに関しては彼方がスクールアイドルとして自分が表現したいものがしっかりと定まっている娘だからなのかなあと思いました。
スクスタでのファンクラブに対する取り組みはその一面が特に見えていたのでアニメ上でもそこはやはり同じかなと。
璃奈も「ファンの人と気持ちを繋げること」とスクスタと同じ想いを答えていましたし、これからもアニメならではの展開と表現方法でみんながスクールアイドルとして表現したいものを描写していくことが今回を通してますます楽しみになってきましたね…！
４．宮下愛さんは楽しいの天才
愛の楽曲、「楽しいの天才」ですがこの曲は歌詞もですが曲名がストレートに彼女を表しているなと思っています。
「天才」というと努力せずとも物事が上手い才能の塊、という印象があります。ですが、この楽曲の「天才」は無意識にそれが出来てしまうこと、という意味合いで使っていると考えています。
今回では彼女の「楽しい」の中で、特に3つ印象的なものがありました。
まず、１つ目は他人の「楽しい」を自分にとっても「楽しい」にすることですね。これはスクールアイドルをやってみたい！ということもそうですし、カラオケでのせつ菜のアニメ語りを聞いて楽しそうだと思いアニメをチェックするというところで描かれていました。
こういうことをしてくれると言われた方も嬉しい気持ちになりますよね…
愛さん自身が楽しんでるからやってる、というのが一番の理由なのもまた良いです。
２つ目は何事からも「楽しい」を見つけられることですね。エマが意図していなかった駄洒落に気付き笑うところは、色んなところから「楽しい」を見つける娘だなあと改めて思いました。
また、スクールアイドルのソロ活動をやることについて、答えがある勉強や明確な勝利条件がある運動とは違って正解がない事に悩んでいました。しかし、悩みが解決したあとは晴れ晴れとし、とても楽しそうな表情を見せています。
柔軟を続けて身体が柔らかくなっていったことも楽しんでいるようですし、辛いことや悩みがあったらむしろそれをバネにしてより高く楽しめる娘でもあるのかなと。彼女にとっては悩むことすらも楽しみではないのかなとも考えられますね…
３つ目は自分の「楽しい」を伝えて周りも楽しくできることですね。これは柔軟の楽しみ方を伝えたこと、そして彼女のスクールアイドルの表現したいものとしても述べていました。また、愛さん自身は自覚がなかったですが同好会全体の空気も楽しい空気になってた、笑顔が溢れてたとエマも言っていましたね。
「誰かに楽しんでもらうことが好き、自分が楽しむことが好き」と真っ直ぐに言える彼女はとても眩しいですね…
彼女の新曲「サイコーハート」では「太陽になりたいよう」という歌詞がありました。また、太陽を掴むシーンもあります。これは太陽がそこにあるだけで輝き周りを照らすように、彼女自身が楽しい表情を見せているだけで、周りも自然と楽しくなる。「楽しい」の「太陽」のような存在になりたいという意志が強く現れているのかなあと思いました。
また、「サイコーハート」ですが愛さんの様々な笑顔が散りばめられているのは勿論ですが自然と集まっていた観客が楽しんでる描写が入ってるのが彼女の曲のMVとして凄く良かったですね…
ちゃっかり楽しんでる同好会の皆さんも良かったです。
最後のシーンも周りが楽しんでいる姿をバネにしてより高く飛んで、楽しんで笑うという彼女の人となりが素晴らしく描写されていました。
愛さんがこれからもどんな「楽しい」を魅せてくれるのか、ますます楽しみです…
５．おわりに
ここまでお付き合いいただきありがとうございました！
今回見どころが多くて今までとは違って書きたいことが個別にあったので話の流れにそらないで書いてみたのですがこの書き方もまた楽しいですね。
新たな楽しいに気づかせてくれる、流石宮下愛さんの回だ…
また４話ですが、個人的には今までの回とは違って大きな起伏がないのですが、全体的に見ていて終始楽しいが続いて終わる。作風までも宮下愛さんの回だなと思わせていただきました。
次回はエマ・ヴェルデ回。彼女の魅力といえば母性的な面が挙げられることが多いですが、一番の魅力はスクスタのキズナエピソードでガッツリ描かれた、スクールアイドルに対する情熱と楽曲に対する真摯な想いだと思っていますのでそこがどう描写されるのか楽しみにしてます！
（全キズナエピソードで一番好きです。）
あ、記事中で自分の１話感想に触れましたが未読の方良ければこちらも読んでいってください～
それでは改めまして、ここまで読んでいただきありがとうございました！
P.S.
ありがとうございました！！！！！！！！！！
桜坂しずくジト目むぅ～顔すこすこ委員会としてここで果てるところでした…
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