「婦」は決して女性差別の言葉じゃない!!そこには〇〇な意味があった!?
こんにちは!
漢字の面白さを伝え続ける男kuです!
今回は「婦」です。
「婦」と聞いて
どんなイメージを持ちますか??
看護婦・婦人・妊婦。。。
女性を表す言葉に間違いない
ですね。
しかし、看護婦→看護師に。
特に女性蔑視の見方が強くなって
この漢字自体そのような
意味を持たされているような
時代になってしまっています。
本当にそんな
女性蔑視の意味を「婦」は
持っているのでしょうか??
その謎と誤解を解消していきます!!
「婦」の成り立ち
「婦」は女と帚の組み合わせでできている
漢字なんです。
帚は『説文解字』によれば
単なる掃除道具の一つとされて
います。
そこから女性=ただの道具のような
ニュアンスを伝え、蔑視の漢字と
されてしまっていたのです。
しかし「帚」はそんな意味ではない
のです。
本来、王家の廟あるいは祖霊を祀る
宗廟を霊的に清めるために
用いられた「玉箒」と呼ばれる道具を
指していたのです。
それを持って奉仕する
立場の者を「婦」というのでした。
この立場にいるものは
女性として最高の立場とも
言われていました。
今でも「貴婦人」といえば
身分の高い女性を表します。
それほど高貴な
漢字だったんです!!
いかがでしたか?
「婦」は決して女性蔑視の漢字ではなく
宗廟を清める立場にいる者を示し
最高で高貴な意味を持っていた
ということなんです!!
漢字の本来の意味を
見つめて、向き合って
くれたら。。。と願います。
では、また👋