''気づきがあったその先に…" 学びを考える子育て時間 〜シーズンオフの楽しみ "貝殻拾い"〜
これまで、何らかの形でずっと「教育」と関わっている小学生と幼稚園児の二児の母です。
毎日新しい発見と好奇心に溢れている子供達。
子どもたちが社会に出ていくまでの成長過程で大切な土台作りの時期、そこで実践してみた親子の取組や背景などについて綴っていければと思います。
3月の海はまだ風が冷たく、散歩に行っても縮こまっている子どもたち。
せっかくの時間をどうするか…そうだ、貝を拾ってみよう!と思い立ちました(^^)
1回目と2回目は鵠沼海岸にて、3回目は葉山です。
いつもは波や砂遊びに夢中だけど、視点をちょっと変えると違う景色が見えてきます。
①宝(貝)探し開始🐚
波や船なんかに目もくれず、黙々と下を向いて探しています(笑)
そんな中、沢山の発見がありました!
◉鵠沼海岸にこんな沢山の種類の貝がおちていたの!?
◉同じ砂浜でも貝がたまる場所が決まってるのは何でだろう??
◉葉山と鵠沼海岸では取れる貝の種類が違うね!
◉海水のある場所が前と違うね(潮の満ち引き)等など
一回あたり1時間でも沢山の貝が集まり帰宅です。
でもここで終わってはもったいない!ということで帰宅後…
②名前を調べてみよう
貝図鑑を準備して色、大きさ、形を見比べて「あ、これだー!」特徴を観察観察。
③紙に貼ってプチ標本に!
黒い紙にはりつけ、調べた名前も書くとなんだかカッコイイ✨
名前は何で皆カタカナなのかなぁ?
年長の息子にはカタカナの読み書き練習になりました。
でもここで終わるのもまだもったいない、ということで…この先の楽しみです↓
◉季節や年によってとれる貝が違うのかな?←定点観測してみよう
◉貝のコレクションを増やそう♫(娘は桜貝をビンに集めています💕)
◉集めた貝を種類ごとに分けてストック中。何を作ろうか??←夏休みの工作等に使えそう!
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もちろん砂浜にはゴミもたくさん落ちています。
どこから来たんだろう…?
自分の家のそばの海から、世界の環境のことを考えることができます。
いきなり遠くを見てもよくわからないけど、足元から辿っていくとより深い理解に繋がるのではないかと思います。
でもせっかく海があるのですから、ネガティブな面だけでなく、楽しい一面も見てまずは海が好きになってもらえたらと思います。
貝に注目したことで海との関わり方がまた1つ広がったことはとても大きな収穫です♫
シーズンオフの楽しみがまた増えました!
ライター:Tommy
教育学専攻、社会教育主事任用資格を取得。
JAA認定アロマコーディネーター
企業の研修担当、公民館職員等を経て現在は2人の育児中。何らかの形でずっと「教育」と関わっている。
自分や家族、地域の「学びたい」気持ちを大切に、実現できる環境を整えていくために試行錯誤中。