砂糖の理解と影響力

砂糖とは甘みを持つ調味料のことです。
甘味料とも言います。
一般的に『砂糖』として使用されているもののほとんどはサトウキビおよびテンサイの中に蓄えられたショ糖を取り出して結晶化したもので、成分もほぼ100%がショ糖(スクロース)です。

甘味料には単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトースなど)や小糖類(二糖類、オリゴ糖、デキストリンなど)の他に多糖類(でんぷん)や糖アルコール(エリスリトール、キシリトール、マルチトールなど)合成甘味料(アスパルテーム、オリゴ糖、蜂蜜、みりん、フルーツ、メープルシロップ、黒糖)などがあげられます。

砂糖は身体によくない!
などと何となく耳にすることもあるのではないでしょうか?
健康にいいと思って摂取してる人はきっと少ないと思います。
でも、なんか食べてしまうんだよな〜、やめられなくて、、、
とかって経験ないですか?
よくない!食べない方がいいよ!
などとは具体的になぜ?なのか、、、、

いくつか理由はあるのですが、主には下記があげられます!

1.血糖値の上昇

ご存知の通り血糖値が急上昇しやすいです。
そうすると血糖値を下げようと血糖を分解して栄養にするインスリンが膵臓から出ます。
これが過剰に出ちゃうので、逆に今度は血糖値を下げすぎてしまいます。

2.短気になる

低血糖が続くと血糖値を上昇させようとしてアドレナリンが出ます。
アドレナリンは肝臓に貯蔵していたブドウ糖を放出することで血糖値を安定させるのですが、思考力が減衰し集中力も欠如して、短気でキレやすくなります。
またアドレナリンの代謝物はアドレノクロムという物質で麻薬級に依存性も高いと言われます。

3.胃腸内環境の悪化

砂糖の成分のショ糖は消化されにくいため、体内に残ったものは真菌や悪玉菌、ウイルスの餌になり悪玉菌を増やすことで腸内環境を乱します。

4.脱灰の促進

脱灰とは初めて聞く方が多いのではないでしょうか?
知っている方は知ってますが、簡単言うと骨のバランスを乱してしまい溶かされてしまうことです。
糖分を分解するときには体内で特にカルシウムを消費するのですが、結果ミネラル不足に陥ります。

5.血液汚染

ショ糖は分子量は少ないので分解されないまま胃壁からも吸収されると血液を汚してしまいます。
過剰摂取は血液の粘度を高めるので老化の元です。

6.ビタミンB1の欠乏

ショ糖が分解される際にはビタミンB1が必要です。
欠乏すると、鬱、疲労、眩暈、貧血、頭痛、浮腫などなどの原因となります。

7.脂肪や心臓病

脂肪の体内吸収を阻止するカルシウムの働きを低下させ、肥満や心臓病の要因となります。

8.がんを誘発

カルシウムは胃がんや大腸がんの発生や増殖を抑える力を持っていますが、糖分の摂取でカルシウムが消費されるため不足するとがんを誘発しやすくします。

9.免疫力の低下

糖分の摂取は胃や腸の粘膜が緩み、胃潰瘍や胃炎の原因になります。
呼吸系の粘膜が緩むと風邪を引きやすくなり鼻炎にも繋がります。

などなど他にもありますが、砂糖を摂取することで考えられるリスクを上げてみました。
分かっててもやめられない、どうしても食べたいなどなかなか行動できないのが人です。
しかし、自分の気分の浮き沈みや身体の痛み、肩こり、すぐに風邪を引く原因の一つが砂糖だったとしたらどうでしょう?
ちょっと控えてみようかな〜って思うはずです。
ゼロにするのは難しいし、あらゆる食品に砂糖は使われています。
僕も甘いものは大好きなのですが、コントロールして摂ってます。
じゃあ、砂糖の代わりは?コントロールの仕方は?
と疑問は湧いてくると思うので次の投稿で、、、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?