私の幸せ

どなたもソレゾレのお心をお持ちでも、「幸せに生きたい」と願う心は万人に共通するようです。つまり、多くの人の声を聴いたところ、求める幸せの中身は似ても似つかないように思えるけれど、幸せを願う気持は私たち庶民だけでなく、過去の哲学者にも支配者にも具わっているようです。それなら「私が幸せを得るためにはどうすべきだろうか？」と考えることになる。また同じ質問をあなた以外の誰かにぶつけたらどんな答えが返ってくるだろうとも考えた。あなたはどんな答えが返ってくるとお思いになるだろうか‥いやいや、あなたのお答えを此処で聴きたいのではありません。このマガジン「どろまみれ」はドナタかのご返答をお聴きする形式を採っておりません。

すなわち、私の哲学を磨きあげることを課題として開設しております。すなわち、私が目標なのです。このように申すと、日本のマジョリティもそれは自分も同じだと心のうちで相づちをお打ちになるかも知れません。でもそれは置いておいて、「私が目標」‥であればどんな結果も私は納得しなければ詰りません。「自分で納得したくない結果を出す」か、それとも「自分が出した結果を納得して悦ぶ」か‥この二つの中で、私は後者でありたい。

自分の負うべき責任を自己責任と云うのだと思うけれど、最近の日本のマジョリティには自己責任を否定したがる風潮がみられるように思います。自己責任を煩(うるさ)く言うも言わないも私の問題でないゆえに、そのような風潮もあるなあと思うに留めておいて、此処、マガジン「どろまみれ」で「私が目標」の私であれば、目標に向けて一所懸命に進めてまいろうと思う。勿論、私は私の自己責任をご褒美（美利善）と受けつつ感謝の心でゐたい。