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【感想ではなく記録のための雑文】11月に観た映画他4作品(2024/11/1~2024/11/30)

昨年からはじめた視聴した映画の記録です。
本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。
アマゾンプライムは月額600円。最低6本は映画を観たいと思っています。
今月もタイトル換算するとあんまり観れてませんが、ハンター×ハンターがえぐいので良しとしましょう。
例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。
どうぞすっ飛ばしてください。



ハンター×ハンター

アマプラで148話まで解禁されてました。

1998年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載が開始された原作『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博氏が描く少年たちの壮大な冒険ストーリー です。過酷なハンター試験に挑む少年ゴンと、同じくハンター試験合格を目指す仲間たちの熱い想いや行動が、多くの少年・少女たちの共感を呼び、コミックス は累計6,300万部を越える大ヒットを記録! また、2011年7月、8月に連続して28巻・29巻を発売し、大きな話題となりました。

日テレのHPより

 前回7月に75話までが見れるようになっていましたが、その続きが解禁されました。キメラアント編~会長選挙・アルカ編です。アニメ化されてるのはここまでの様子。
 漫画で読んだのもここまでなので私の中でアニメが追いつきました。先の話を知らないけど、今後を含めても最高傑作と思われるキメラアント編。とくに後半は、休みの日前日の夜〜寝落ち、目が覚めた瞬間から7時間ぶっ続けで見るといった愚行を行い、休みの日にするはずだったことが八割方できなくなる。やはり面白いし目が離せなくなるけど、漫画版とはやはり違うところもある。
 メルエムとコムギの宇宙で軍議をするシーンは、ベルバラで言うオスカルとアンドレの薔薇の中での逢瀬なのだけど、アニメはそこを省かれました。対象年齢の問題ですかね。まあそこはともかく、やはり傑作だと感じる。登場人物の絡め方と各々の変化がうまく絡み合う。線が多く複雑ながらそれをもつれているように感じさせずスマートにラストへ持って行く。ストーリーの種を撒きつつ、次への期待を高める。戦闘ものの課題である最強の描き方もやはり良い。ちょっと冗長に感じるところもありますが、ファンはここも含めて楽しめる。
 あ、あと前半では気になっていたゴンの声優さん。後半ではキャラと馴染んで違和感が無くなってました。


落下の解剖学

2023年のフランス映画。カンヌ映画祭のパルムドール受賞作。

これは事故か、自殺か、殺人かー。
人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。
はじめは事故と思われたが、
次第にベストセラー作家である
妻サンドラに殺人容疑が向けられる。
現場に居合わせたのは、
視覚障がいのある11歳の息子だけ。
証人や検事により、夫婦の秘密や嘘が暴露され、
登場人物の数だけ<真実>が現れるが──。

公式HPより

 サムネイルが綺麗で気になってた作品。フランス、おひさしぶりです。ミステリーに分類される裁判ものですが、物的証拠をいかに集めるかというよりも、各人からの見え方で人物の印象が変わる様子を楽しむ映画でしょうか。なんか人間の人間らしい弱さや多面性を見せてくれるヒューマンドラマに近いかもしれない。
 映画内で流れるショパンのプレリュード(24のプレリュード(前奏曲集) 前奏曲 第4番 Op.28-4 ホ短調)のチョイスが秀逸。メロディはほぼ変わらないのに伴奏が変わることで音楽が進展していく。そういうお話が書けると面白いですよね。




黒蜥蜴

2024年の日本映画。船越英一郎と黒木瞳バージョン。

大富豪で宝石商の岩瀬庄兵衛(大河内浩)のもとに、一人娘・岩瀬早苗(白本彩奈)の誘拐と、大宝玉「エジプトの星」強奪をほのめかす予告状が届き、名探偵・明智小五郎(船越英一郎)に警護を依頼する。
明智は部下である小林芳雄(樋口幸平)と木内文代(唯月ふうか)と、警視庁捜査一課の浪越警部(池田鉄洋)と共に警備にあたるが、混乱のなか早苗が誘拐されてしまう。
明智は、宝飾店の常連客でもある緑川夫人(黒木瞳)が犯人であると確信し追い詰めていくが、お互い心の内を探るうちに惹かれあっていく...。

公式HPより

 途中寝てしまった…
 船越帝王が出ると、なんかすべてが火サスになっちゃうのよね。黒木さんの色気で乱歩感がでればと思っていたけど……。単品として悪いわけでは無いけど、繰り返し作られてきたお話で、私も他のバージョンを見たことある手前、そんな良い台詞を火サスみたいに読まないで、と思うところも。
 撮影の舞台となったホテルは今も営業しているみたい。ちょっと泊まってみたいな。熱海か…。


ルックバック

2024年公開の日本のアニメ。

学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。

公式HPより

 良いと評判なので。本編が58分と短いながらに何だか真に迫る話。直接人の心臓を狙って一突きするような表現に、ドキッとする。若い時から実力を認められて成功することはなかなか無いだろうし、作者自身の体験なのかしらとか思う。連載の雰囲気もご本人のにイメージ近いし。
 ストーリーがメビウスの輪のように進み、この作り方が良かった。実力者だなぁ。でもストーリーだけじゃなくて、絵も動きも良いし、声優さんの演技も良い。トータルで良作だと思う。



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