【感想ではなく記録のための雑文】11月に観た映画他4作品(2024/11/1~2024/11/30)
昨年からはじめた視聴した映画の記録です。
本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。
アマゾンプライムは月額600円。最低6本は映画を観たいと思っています。
今月もタイトル換算するとあんまり観れてませんが、ハンター×ハンターがえぐいので良しとしましょう。
例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。
どうぞすっ飛ばしてください。
ハンター×ハンター
アマプラで148話まで解禁されてました。
前回7月に75話までが見れるようになっていましたが、その続きが解禁されました。キメラアント編~会長選挙・アルカ編です。アニメ化されてるのはここまでの様子。
漫画で読んだのもここまでなので私の中でアニメが追いつきました。先の話を知らないけど、今後を含めても最高傑作と思われるキメラアント編。とくに後半は、休みの日前日の夜〜寝落ち、目が覚めた瞬間から7時間ぶっ続けで見るといった愚行を行い、休みの日にするはずだったことが八割方できなくなる。やはり面白いし目が離せなくなるけど、漫画版とはやはり違うところもある。
メルエムとコムギの宇宙で軍議をするシーンは、ベルバラで言うオスカルとアンドレの薔薇の中での逢瀬なのだけど、アニメはそこを省かれました。対象年齢の問題ですかね。まあそこはともかく、やはり傑作だと感じる。登場人物の絡め方と各々の変化がうまく絡み合う。線が多く複雑ながらそれをもつれているように感じさせずスマートにラストへ持って行く。ストーリーの種を撒きつつ、次への期待を高める。戦闘ものの課題である最強の描き方もやはり良い。ちょっと冗長に感じるところもありますが、ファンはここも含めて楽しめる。
あ、あと前半では気になっていたゴンの声優さん。後半ではキャラと馴染んで違和感が無くなってました。
落下の解剖学
2023年のフランス映画。カンヌ映画祭のパルムドール受賞作。
サムネイルが綺麗で気になってた作品。フランス、おひさしぶりです。ミステリーに分類される裁判ものですが、物的証拠をいかに集めるかというよりも、各人からの見え方で人物の印象が変わる様子を楽しむ映画でしょうか。なんか人間の人間らしい弱さや多面性を見せてくれるヒューマンドラマに近いかもしれない。
映画内で流れるショパンのプレリュード(24のプレリュード(前奏曲集) 前奏曲 第4番 Op.28-4 ホ短調)のチョイスが秀逸。メロディはほぼ変わらないのに伴奏が変わることで音楽が進展していく。そういうお話が書けると面白いですよね。
黒蜥蜴
2024年の日本映画。船越英一郎と黒木瞳バージョン。
途中寝てしまった…
船越帝王が出ると、なんかすべてが火サスになっちゃうのよね。黒木さんの色気で乱歩感がでればと思っていたけど……。単品として悪いわけでは無いけど、繰り返し作られてきたお話で、私も他のバージョンを見たことある手前、そんな良い台詞を火サスみたいに読まないで、と思うところも。
撮影の舞台となったホテルは今も営業しているみたい。ちょっと泊まってみたいな。熱海か…。
ルックバック
2024年公開の日本のアニメ。
良いと評判なので。本編が58分と短いながらに何だか真に迫る話。直接人の心臓を狙って一突きするような表現に、ドキッとする。若い時から実力を認められて成功することはなかなか無いだろうし、作者自身の体験なのかしらとか思う。連載の雰囲気もご本人のにイメージ近いし。
ストーリーがメビウスの輪のように進み、この作り方が良かった。実力者だなぁ。でもストーリーだけじゃなくて、絵も動きも良いし、声優さんの演技も良い。トータルで良作だと思う。