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【感想ではなく記録のための雑文】12月に観た映画他8作品(2024/12/1~2024/12/31)
2023年からはじめた視聴した映画の記録です。
本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。
アマゾンプライムは月額600円。最低6本は映画を観たいと思っています。
アマプラ以外のものもあるので、あくまで指針としての基準です。
例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。
どうぞすっ飛ばしてください。
プロディカル・サン
2018年制作のアメリカのドラマ。アマプラで観ました。
FBI のプロファイラー、マルコム・ブライト(トム・ペイン)はある事件の現場で保安官を殴って解雇される。マルコムの父親で医師のマーティン・ウィットリー(マイケル・シーン)は”外科医”と呼ばれたシリアルキラーで、マルコムがまだ幼いころに、23 件の殺人容疑で逮捕された。マルコムは以来、犯罪者の心理に興味を抱き、殺人犯の視点で考えてその心理を理解する、凄腕のプロファイラーになったが、父親の逮捕によるトラウマに悩まされ情緒不安定な一面も。かつてマーティンを逮捕したニューヨーク市警の警部補ギル(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は、マルコムに犯罪捜査への協力を依頼。担当する最初の事件は、マーティンが女性4人を殺した四重奏(カルテット) という事件を模倣したものだとみられる。マルコムは FBI に入る時に会わないと決めた父親に意見を聞くため、精神科病院にいるマーティンと 10 年ぶりに再会するが―。
上記は第1話のあらすじという感じですね。
シーズン1が20話、シーズン2が13話。シーズン1はとても人気が出たそうで続編が作られましたが、シーズン2は伸び悩み途中で打ち切りになったそうで。残念。面白かったのに。
シリアルキラーに助言をもらいながら事件を解決していく刑事ものですが、その主人公がシリアルキラーの息子というのは新しい。家族のキャラが存分に活かされて、予測できないストーリー展開が楽しめる。正直シーズン1の後半から2の盛り上がりがとても良かったので続きが観たかった。アメリカドラマあるあるの、大人の事情でストーリーが突然捻じ曲げられる感覚はちょいちょいあります。そもそも1話完結で収めようとしてますからね。しゃーない。
あ、サイコパスものなのでグロ注意です。医学的なとこは、そうはならんやろ、みたいなツッコミもありますが、そこはエンタメと割り切りましょう。
アルキメデスの大戦
2019年公開の日本映画。アマプラにて。
戦艦大和の建造をめぐるさまざまな謀略を描いた三田紀房による同名マンガを、菅田将暉主演、「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」の山崎貴監督のメガホンで実写映画化。日本と欧米の対立が激化する昭和8年、日本帝国海軍上層部は巨大戦艦・大和の建造計画に大きな期待を寄せていたが、海軍少将・山本五十六はその計画に待ったをかけた。山本は代替案を提案するも、上層部は世界に誇示する大きさを誇る大和の建造を支持していた。山本は大和の建造にかかる莫大な費用を算出し、大和建造計画の裏に隠された不正を暴くべく、天才数学者・櫂直を海軍に招き入れる。数学的能力、そして持ち前の度胸を活かし、大和の試算を行っていく櫂の前に帝国海軍の大きな壁が立ちはだかる。菅田が櫂役、舘ひろしが山本五十六役を演じるほか、浜辺美波、柄本佑、笑福亭鶴瓶らが顔をそろえる。
概要を知らずにみたら、ちょっと意外な展開。てっきり戦争ものかと思ってました。戦艦を作る(というか見積もる)話なんですね。時代背景やストーリーに真実味があって、面白く観ました。台詞とかも無駄がないし、映像構成にも軍っぽさが表れていて良いなと思う。原作の漫画を読んでいませんが、そのイメージを壊さない良い映画化ができたんじゃなかろうか。
数学の天才は東野圭吾のガリレオ先生みたいですな。この手の天才はみんなこんな感じなのかもしれませんな。
残穢
2016年の日本映画。アマプラにて。
小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督により映画化。小説家の「私」に、読者である女子大生の久保さんから届いた一通の手紙。「住んでいる部屋で奇妙な音がする」とい書かれたその手紙に、好奇心から「私」と久保さんが調査を開始する。そこで明らかとなったのは、その部屋の過去の住人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしたという事実だった。彼らは、なぜその部屋ではなく、さまざまな別の場所で不幸に遭ったのか。「私」たちは、ある真相にたどり着き、さらなる事件に巻き込まれることとなる。主人公の「私」役に竹内結子、久保さん役に橋本愛と人気女優が共演し、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一らが脇を固める。
ホラー苦手なくせに小野不由美『鬼談百景』という本を読もうと思ったら意外と読めたのです。いわゆる百物語のうち3話くらい読んで、はん、これくらいなら楽勝だぜと思っていたら、この100話目として『残穢』があると知りました。そういや映画化されてたなと思い検索。もう大口叩きませんごめんなさい許してください近寄りません泣く。なんで夜行くの?電気つけてよ。
ドキュメントタッチで、リアリティがある話。「リング」「らせん」とかもそうだけど、日本のホラーってこんな感じですよね。そもそも幽霊が合理的な行動を取ると限りませんし。
鬼談百景
2015年の日本映画。こちらもアマプラ。
人気作家の小野不由美が手がけた怪談集「鬼談百景」から、選りすぐった10話を映像化。同じく小野原作の「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」の映画化を手がけた中村義洋監督がメガホンをとったエピソード「追い越し」のほか、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」の白石晃士、「劇場版 零 ゼロ」の安里麻里、「ほんとにあった!呪いのビデオ」の岩澤宏樹、「劇場版 稲川怪談 かたりべ」の大畑創、「パズル」の内藤瑛亮というホラーやサスペンスを得意とする監督たちにより、合計10話の物語が描かれる。ネット配信のほか、「鬼談百景」の姉妹編とも言われている「残穢」の映画公開を記念し、2016年1月23日に一夜限定のイベントで上映。
「残穢」の後にこちらも映画化されたようです。というかほぼ同時でしょうか。こちらはそもそも短いので、10本の短編。2時間ものよりは楽に見れるだろうとたかをくくり、続けてみることに。もちろん保険として、全部屋全灯(トイレ含む)、暖房マシマシ、毛布ミノムシとなり、スマホで画面をさらに小さくして、音控えめにして、他のことをしながら見る。でも怖い。やっぱりホラーは苦手だ。もう本の続きは読まない。
名探偵津田 第3話
バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」の人気企画第3弾。TVerで観てます。
■有名人の卒業アルバム、その地元に行けば意外とすんなり手に入る説 街で聞き込みを行い、有名人の載っている卒業アルバムを入手!そこに載っていた有名人の年齢がポイントとなる卒アル探し対決!
■名探偵津田 第3話 その番組収録中に殺人事件が発生!偶然現場に居合わせた名探偵津田が再び事件解決に立ち上がり「名探偵津田第3話 怪盗vs名探偵〜狙われた白鳥の歌〜」の幕が開く!!
基本観ていないのですが、水ダウの中でこれだけは好きで観てます。1話から観てますが、どんどん面白くなってくる。伏線の張り方がえげつなく、バラエティ番組の一企画なのにどんどんお金がかかってくるのがすごい。普通のフィクションなら映像面で伏線を張るのもそう難しく無いけど、これは主人公の津田さん、みなみかわさんに気づかれないように張る必要がある。それがすごい。いや万が一ヤラセだったとしてもすごい手間がかかっていることには違いない。バカリズムプレゼンツってことはやはり彼が書いているのだと思うけど、やっぱすげえな。
レッド・ワン
2024年のアメリカ映画。アマプラにて。
クリスマス・イブの前夜、コードネーム"レッド・ワン”のサンタクロースが誘拐された!
クリスマスを取り戻すため、子供たちの笑顔のためなら何でもする心優しいサンタクロース護衛隊長・カラム(ドウェイン・ジョンソン)は、世界一の追跡者にして賞金稼ぎのジャック(クリス・エヴァンス)と手を組み、サンタ救出に向けて世界中を飛び回ることに。しかし、彼らの前に立ちはだかる誘拐犯は、サンタの力を利用してある恐ろしい計画を企てていた――。果たして、二人はクリスマスまでにサンタクロースを救出できるのか!?
「ジュマンジ」の監督らしいですよ。なるほどね。
クリスマスのサンタの話。かねてからの伝説と夢を壊さない現代版のファンタジーがミックスされていて素敵でした。最後のプレゼントを配るシーンがとても良いけど、あのシーンの良さは前段階のストーリーがあってこそですね。クリスマスといえばホームアローンでしたが、これもスタンダードになりそう。
ホテル・ムンバイ
2018年のオーストラリア・アメリカ・インドの合作。アマプラにて。
2008年のインド・ムンバイ同時多発テロでテロリストに占拠されたタージマハル・パレス・ホテルでの人質脱出劇を、「LION ライオン 25年目のただいま」「スラムドッグ$ミリオネア」のデブ・パテル主演で映画化。2008年11月、インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員を人質にテロリストによって占拠された。宿泊客を逃がすために、プロとしての誇りをかけてホテルに残ったホテルマンたち。部屋に取り残された赤ちゃんを救出するため、決死の覚悟で銃弾の中へと向かう父と母。テロリストたちに支配される極限の状況下で、特殊部隊の到着まで数日という過酷な現実を前に、人々の誇りと愛に満ちあふれた脱出劇が描かれる。パテルが宿泊客を守ろうとするホテルマン役を演じるほか、「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマーがアメリカ人旅行客役で出演。監督はこれまでも数多くの短編作品を手がけ、本作が長編初監督作となるオーストラリア出身のアンソニー・マラス。
実話を元にした映画。実話自体がそもそも凄惨な話なので、とてもリアルなテロの光景に観ていて辛くなる話。常々思うけど、信心による戦争は本当にタチが悪い。神風特攻隊だってそうだけど、死を恐れないことほど相手にとって怖いものはないと思う。でもだからこそ、同じ教徒の場合に殺すのを躊躇ってしまう。その様子に信心の深さをますます感じる。
ホテルの方々の心意気と動きはとても素敵。日本で同様のことが起こったら同じように対応されるだろうか、なんてことを考える。そもそもあっては困りますが。
イコライザー
2014年のアメリカ映画。アマプラにて。
デンゼル・ワシントンが、アカデミー主演男優賞を受賞した「トレーニング デイ」のアントワン・フークワ監督と同作以来13年ぶりに再タッグを組んだアクションサスペンス。共演に人気女優クロエ・グレース・モレッツ。元CIAエージェントのマッコールは、いまはホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間として生活していた。しかし、ある夜、なじみのカフェで娼婦の少女テリーと出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつてのマッコールは、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。マッコールはテリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく。
デンゼル・ワシントンを観るのがもしかしたらひさしぶりかもしれない。大塚明夫の声で観ました。
年末なのでわかりやすく、派手で勧善懲悪なものを求めて観た話。まさにそんな感じ。アメリカンなダークヒーローって感じがして、向こうの男の子とかも好きそう。身近なものを武器にするというのはカッコよく見えますよね。出てくる方々がロシア系、イングランド系などと言われていましたが、アジア産の鳥にはわからず、はあまあ言われてみればと思いながら眺める。気持ちよく観て一年終了。
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