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ポケポケで興味持った人を紙のポケカに誘いたい

……という名目で、「VMAXスタートデッキ」なる初心者向けデッキと経験者向けデッキの合いの子のような布教用デッキを合計8種類考えてみました。
私はこれまでにもいくつか記事を上げていますが今回もいわゆる布教用のポケカデッキです。全8種。


制作のコンセプト

大前提として、ポケモンカードバトルが面白いと知ってほしいです。
なので盛り上げる要素として、高いHPと強い技を持っているが倒されるとサイドを3枚も取られるリスクがある「VMAX」ポケモンをメインに戦術とタイプ相性が異なる8種類のデッキを作りました。8種類作っているのは500円で発売して大好評だったスタートデッキをイメージしています。なので「VMAXスタートデッキ」という名前にしました。

デッキを作るにあたってのコンセプトとしては「スタートデッキを回しやすくしたデッキ」≒「誰でも回せるようなレンタルデッキ」をイメージしています。
よくTCGのスターターデッキにありがちな、切り札が一枚しか入っていないデッキに複数枚必須なカードがわずかしか封入されていないと言った点を排除し、やりたいことを明確にし必須カードの構成を増やすことでデッキ内のカードの種類を減らし、シンプルかつ戦術の再現度の高いデッキを作りました。
「デッキのカードがそれぞれ1〜2枚しか入っていないハイランダー風構築」ではなく「分かりやすくて強いカードが複数枚入ってるデッキ」の方が強いという持論を元に大会でも見かけたことのあるレベルのクオリティに寄せたスタートデッキという着地点に向けて作ってます。

デッキのメインを飾る切り札ポケモンの候補についても今までの500円スタートデッキなどを参考に「ピカチュウは必ず入れる」「世代をバラけさせる」「比較的知名度があるポケモンもしくは新作のポケモンを入れる」「戦術が似通っていない」などといった傾向をベースにピカチュウ、シャンデラ、ホエルオー、ドダイトス、ドラパルト、ウーラオス、メルメタル、クロバットの8匹を選定。
それぞれのポケモンの技に見られる特徴を元に全体の形を整えて8種それぞれが個性のあるデッキに仕上げました。

デッキレシピ

それではデッキレシピの紹介です。

雷担当ピカチュウ

デッキコード: 2UyMpS-G30v2U-SyMySy

デッキコンセプトはエネルギーを素早く持ってきて様々なポケモンを状況に応じて使い分けて戦ういわゆるバレット構築。
ピカチュウやパルスワンでエネルギーを調達したあと、モココの特性エレキダイナモによるエネルギー加速を行い、ピカチュウVMAXの高火力、場合に応じて相手を麻痺させるゼクロムやベンチ狙撃のレジエレキを使っていくデッキです。

炎担当シャンデラ

デッキコード: fkfkkv-3B40E7-FVvVf5

エンテイやファイヤーで攻めていき、終盤は相手の手札を見て大ダメージを与えるエースカードシャンデラを始めでカウンターしていくデッキです。
スタジアムが4枚入ってる唯一のデッキであり自分の有利な状況を作りやすく崩されても次のスタジアムを立てやすいのも魅力として挙げられます。

草担当ドダイトス

デッキコード: aD4c88-4SIo0a-c4GD4x

気絶するとサイドを3枚取られるポケモンVMAXではなくあえてドダイトスたちでサイドレースを有利に進めていきます。
エネルギーを持ってこられるワタシラガや草ポケモンを持ってこられるハヤシガメなどデッキを回すポケモンたちで素早く準備して勝ちに行くデッキです。
非Vのデッキはよっぽど火力ないと勝てないので進化元も優秀なドダイトスが非Vデッキ枠に採用されました。

水担当ホエルオー

デッキコード: kVVFVv-lUBPC0-kvkk5k

ホエルオーをはじめ、デッキのアタッカーはそれぞれコイントスで表を出すと強力な効果が発揮されるポケモンで構成されているのがこのデッキの特徴です。
コイントスの効果をより確実に起動させるためにルミナスメイズの森が3枚投入されています。

超担当ドラパルト

デッキコード: gnQLHn-FmXfng-LPLNNn

ダイファントムで自由にダメカンをばら撒くドラパルトとベンチにダメカンを2個ずつ置けるネクロズマ、ダメージを受けると相手にダメカンを乗せられるホラー超エネルギーなどで相手のポケモンにじわじわダメカンを乗せていくデッキになります。
ダメージを操るをイメージに妖しいカンヅメなど回復系カードも入れています。

闘担当ウーラオス

デッキコード:yyySy2-FbaRtL-MXpRRX

他デッキとの差別化としてVMAXが2種類入っています。名前の通り一撃必殺の威力を叩き出す一撃ウーラオスとベンチポケモンを呼び出す特性を持つブラッキーで戦っていきます。
また非Vポケモンも一撃ポケモンで統一しているため一撃エネルギーに対応しているので非Vポケモンでも攻めやすい≒立ち上がりやすいです。

悪担当クロバット

デッキコード: 88Yx48-pvTljp-4D4cc8

鋼担当メルメタル

デッキコード: YY8848-4RkBJT-8ca8Dx

ドータクンでエネルギーを好きに動かしながら攻めていきます。モミで耐久しながら攻められるのも強みです。コーティング鋼エネルギーも入っておりバランスよく戦えるデッキを目指しました。



各デッキの個性としては、
・ピカチュウは状況に合わせてポケモンを使う
・シャンデラは相手次第のカウンター戦術
・ホエルオーは一発逆転のコイントス
・ドダイトスはVMAXを使わずに戦う
・メルメタルは耐久に優れたバランスタイプ
・ドラパルトはジワジワ攻める長期戦型
・ウーラオスは高火力アタッカー
・クロバットは嫌らしく攻める

というように明確にデッキごとにやることを分けて作っています。

採用しているカードについて



また、採用しているカードについてもいくつか独自の基準を設けました。
カードプールの範囲としては、VMAXを使うこと、またカードのフレームを統一したかったことからレギュはソードシールドシリーズのD〜Fのカードで構成しました。
その範囲内で、たねポケモンは最初に出したときに1エネで起動できる特性が便利など最初に出すポケモンに選んでも1ターン目から何かしらのアクションを行えるポケモンをなるべく優先して採用。
各デッキでは一部を除いて、切り札以外にも準アタッカーとして別のポケモンVや非Vポケモンを投入し、その他にもエネルギー加速やドローやサーチでデッキ圧縮を行い、バトルのスピード感を上げる特性を持つポケモンをどのデッキにも入れてあります。
また初心者がどのポケモンにエネをつけてもいいように「エネルギーをつければデッキに入ってる全てのポケモンが技を使える」≒そのポケモンにエネルギーをつけても無駄にならないようにしたかったのでソードシールド環境にいたクロバットVやネオラントVといった汎用Vポケモンは単体でデッキに入ってるエネルギーだけでは技が使えないため単体での採用を見送っています。
トレーナーズは別のデッキを使った際にもすぐに慣れるようにクイックボールや博士の研究、マリィなど効果の強いカードは各デッキに枚数を多く採用して各自になるべく偏りを起こさないようにしました。
また今回は登場しないドラゴンタイプやGXポケモンの表記があるカード(嵐の山脈、タフネスマントなど)は初めて使う人が混乱することを避けるため敢えて採用していません。

デッキの強さ

これだけ複数のデッキを組んでいるのでそれぞれ同じくらいの強さにはしていますがある程度強い弱いの差はあります。
現状、Tier1はシャンデラ、ドラパルト、Tier2にドダイトス、ウーラオス、それ以外はほぼ同じ強さです。
この辺はプレイヤーの力量や好みの部分が強く、あくまで微有利くらいの差です。

最後に

以上です。皆さんもポケポケやってみて楽しかったらそのまま紙のポケカもやろうぜ!!


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