【布教用デッキ完全版】久々にデュエマをやりたくなった、或いはデュエマを始める人のデッキはこれくらいがいいと思う

はじめに


こんばんは。
歳をとるにつれて、人はこれまでやっていた趣味をやめたり、新しく趣味を始めることに億劫になったりします。

お金を別の方向に使いたいからとカードゲームを売ったり、新しいTCGを始めようにもルールは分からないなと思って目を背けたり。

僕の周りにもいっぱいいます。
デュエマがその例です。
というか僕も一度辞めていた身なのですが久々にちょっとだけやりたいなと思い蒼龍革命や十王編のスタートデッキを買いました。

が、いざ友達に懇願して「ちょっとやってみない?デッキは2つこっちで用意するからさ」と言ってやってみたのですがあることに気づきました。

「今のデュエマ、専門用語も多いし効果処理も複雑すぎない……?」

そうなんです。「革命チェンジ」や「キリフダッシュ」などの特殊能力はデュエマのいいところでもありますが変わった特殊能力や効果の処理って結構難しいし、初めてやる人には大変なんだなということに気づきました。

もっと簡単なベーシックなデュエマがしたい。

そこで僕が提案したいのは比較的サクッとやれてサクッと終わるデュエマの体験版のようなデッキを思いついたので皆さんにお披露目したいと思います。

デュエマ老人会デッキレシピ


というわけで早速ですがデッキリストです。
イメージとしては、食玩デッキと呼ばれる「SPキングデッキ」と2011年初頭に出た「スタートダッシュデッキ」を組み合わせたものにしています。

もともとSPキングデッキが手軽に遊ぶ分にはとてもよかったので参考にしてみました。
ほぼバニラに近い性能のクリーチャーと呪文が1種類だけで複雑な処理が必要な能力が一個もないのでデュエマあんまり分からない人とやっても全然遊べるしビートダウンなので試合の時間が5分くらいで終わる非常にカジュアルな点を評価しました。

ただデュエルの内容が、お互いに殴り合ってシールドトリガーで対応するという本当にシンプルすぎる内容だったのでもっとマナブーストやドローソースなど文明の味が出てるデュエマがやりたいなあと思い、スタートダッシュデッキと組み合わせました。

スタートダッシュデッキと組み合わせた理由は、SPキングデッキの戦術に近かったこと、スタートダッシュデッキ同士のデッキパワーがほぼ同じなこと、4-5コストくらいのWブレイカー持ちでカードが光っていてかつ対になる組み合わせの進化クリーチャーを切り札ポジションにしたかったからです。
進化クリーチャーを切り札にしたかった理由は、SPキングデッキは両方とも切り札が5コストと軽量でしたが闇デッキのほうはスピードアタッカーが付いてなかったためせっかく切り札を出したのにすぐに攻撃が出来ないジレンマがありました。

その点を解消したいので召喚酔いがない進化クリーチャーを切り札にしました。せっかく切り札として出すのでWブレイカーを持っていて光っていることでそいつは切り札で特別なカードと一目で分かるようにしています。

勝率はお互いほぼ五分五分。
切り札を分かりやすくする以外にもデッキを10種類×4枚構築にして覚えるカードの枚数を減らしたり、ブロッカーやスピードアタッカーがどういう能力か説明を省略してるカードはなるべく採用しないなどとにかく初心者や復帰勢にも分かりやすいデッキ構築にしています。

各種採用カードの紹介

赤緑デッキ
機神勇者スタートダッシュバスター
フィニッシャー。コスト5以下をマナに送るのでほぼ全てのクリーチャーを除去することができます。アクア・サーファー以外全てのクリーチャーをマナ送りにできるのでダメ押しにも逆転にも使えます。強い。

凶戦士ブレイズクロー、冒険妖精ポレゴン
1ターン目に出したいクリーチャーです。赤緑デッキの方は速攻寄りのデッキにしたかったので1コストカードは2種類採用しました。ポレゴンはスナイプモスキートとも悩みましたがマナを減らす効果がデュエルのスピードを落としそうだと思い採用を見送りました。

怒髪の剛腕、無頼勇騎タイガ
2コスト帯クリーチャー。条件次第では相手のクリーチャーに上から殴れる怒髪の剛腕と多色なのでやや出し辛いが2ターン目から攻撃できる点が強いタイガを入れました。手札をマナにできる幻緑の双月や破壊されるとマナにいくシャーマンブロッコリーとも悩みましたが幻緑の双月→スタートダッシュバスターの流れはこの対戦下だと強力なこと、マナブーストの役割は青銅の鎧にしたかったので採用を見送っています。

ワンキャノン・ワイバーン、青銅の鎧
3コスト帯クリーチャー。ワンキャノンワイバーンを採用した理由は、2コストで多色のタイガに対して3コスト単色のクリーチャーを採用して多色カードは強いというイメージをつけたかったからです。青銅の鎧は昔から知られているカードなので採用しました。新規勢や復帰勢の意見として知っているカードがあるとテンションが上がるので採用しています。この対戦で3ターン目にマナブーストはやや遅い気もしますが次のターンにブレイズクロー→スタートダッシュバスターやレイバーンが出せるので一応やる意味はあります、一応。

龍装者レイバーン、ナチュラルトラップ、破壊者シュトルム
Sトリガー枠。SPキングデッキを参考に中コストSトリガークリーチャー1種、高コストSトリガークリーチャー1種+Sトリガー呪文1種の計12枚を採用しています。
往年のシンプルなSトリガーとしてナチュラルトラップと地獄スクラッパーのクリーチャー版とも言えるシュトルムを採用。レイバーンは大体の低コストクリーチャーを破壊できる点、効果がシンプルな点から採用しました。

青黒デッキ
魔水晶スタートダッシュ・リバイバー
青黒デッキのフィニッシャー。墓地からクリーチャーを出す能力で後述のブロッカーやバウンス能力を持つアクア・ソニックウェーブで盤面をコントロールできます。打点を増やせるのも優秀。

ねじれる者ボーン・スライム
1コストクリーチャー。SPキングデッキにならって、青黒側は1コストクリーチャーは1種類にしました。
SPキングデッキではザビクローになっていましたがブロッカーでありながら殴れること、自壊能力を持つためリバイバーの蘇生する効果を使うことに一役買いそうな点から採用しました。あと懐かしい。

シンカイ・タイフーン、ブラッディ・シンバル
2コスト帯。シンカイ・タイフーンはリバイバーの蘇生させるカードを墓地に落とすために手札交換するカードが欲しかったので採用しています。ブラッディはバトル後破壊されるリスクがあるが高パワーで相手も道連れにしやすい点が魅力的なので入れています。この対戦でレイバーンで破壊されない貴重なクリーチャーです。個人的にはブラッディ・イヤリングを入れたかったんですがストレージに4枚まとめていたのがシンバルだったのでこちらを採用しました。ブラッディ・シンバルかわいい。

アクア・スーパーエメラル、電脳悪夢ルカスレイ、アクア・ソニックウェーブ
3コストクリーチャー。スーパーエメラルは非常に優秀で、殴れるブロッカーでありながらシールド操作ができます。入れ替えたシールドからSトリガーを引くのはあるあるです。ルカスレイは水文明らしいシンプルな出た時1ドローと闇文明らしいスレイヤー能力で青黒のデュエマのデッキを使っている感じが出ます。ソニックウェーブは対戦ではスタートダッシュ系を除くほぼ全てのクリーチャーを戻せます。リバイバーで蘇生すると打点を揃えつつ相手を除去できる便利カードです。優秀。

獣面怪人スピンクロー、アクア・サーファー、デーモン・ハンド
Sトリガー枠。スピンクローは-3000が地味に優秀。除去やスタートダッシュバスターを弱らせて他のクリーチャーで小型クリーチャーで倒すなんて芸当もできます。採用を検討したカードに3コスト帯で同じ能力のシャーロールドイルというクリーチャーがいますが、あえてここはレイバーンと足並みを揃えたい点、3コストだとリバイバーで釣れるのでソニックウェーブとこいつで除去の選択肢が増える点(ソニックウェーブのデッキ内の価値を上げたい)のでスピンクローに落ち着いてます。サーファーとデーモンハンドは昔からあるカードで水文明と闇文明のSトリガーといえばこの2枚というイメージがあったので最初からここは決まってました。

以上です。
皆さんもぜひデッキを参考に昔ながらのデュエマで遊びましょう!


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