宝塚記念2024予想#7〜全頭解説その6〜
土曜になり、宝塚記念が近づいてきた実感が湧いています。
さて、全頭解説もこれでラストとなります。
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・ルージュエヴァイユ(牝5)
想定ジョッキー→川田将雅J
今レースの紅一点。
前走G1大阪杯では、菅原明良Jの神騎乗で、イン突きを行い、3着であった。この1年でG1に2回出走し、2着と3着それぞれ1回ずつである。この成績にも関わらず、あまり人気しなさそう。しかもトップジョッキーの川田Jが乗るため、期待はできる。
さらに、宝塚記念を含む夏場のレースは、体のつくりから牝馬(メス)が好成績を収めやすいため、その傾向からもルージュエヴァイユは穴馬として買う要素は揃っている。
ただし、テン乗りではあるので、注意は必要。
重賞未勝利馬のなかでは、かなりトップクラスの実力の持ち主で、速い上がりを武器にしているため、大阪杯のようにインを突けたらよいが、今回は外枠で、イン突きはそう簡単には決まらなさそう。
だが、総合的に見ても、実力が足りていないとは思えないので、複勝で買ったり、相手にドウデュースやジャスティンパレスを選んで高配当を狙うという買い方も無しではない。
・ローシャムパーク(牡5)
想定ジョッキー→戸崎圭太J
解説ラストを飾るのは、ローシャムパーク。
昨年のG2オールカマーで、タイトルホルダーを下した。おそらく実力はドウデュース、ジャスティンパレスの次くらいにあるはずだが、京都競馬場での適性がわからないため、人気はそこそこで止まりそう。
関東馬ではあるが、前走G1大阪杯で関西輸送は難なくクリアしているので、今回もその心配はなさそう。
大阪杯は2着であるが、1着のベラジオオペラとクビ差であり、さらに、前有利の展開を後ろから捲って上がってきたという点ではこちらのほうが強いと見られる。人気が下がったら狙いたい。
戸崎Jは、特にG1だと、関東の成績のほうが良さげな気がするが、実力通りには走らせている印象があるので、今回は鞍上によるマイナス評価はしないのが賢明な判断だろう。
ドウデュース世代の最後の逸材ともいえる存在で、G1タイトルを獲得する可能性をも秘めている。今年の下半期が楽しみな1頭である。
何気にキャリア12戦中国内11戦で掲示板を外したことがない。さらに、そのうちの10戦では3着以内に入っている。堅実な走りを見せてくれるので、これからも3連複の軸にはしやすい馬である。
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全頭解説終わりました。次の記事で買い目や見解をまとめてみようと思います。