宝塚記念2024予想#5〜全頭解説その4〜
いよいよ枠順が発表され、当日が近づいてきた予感がします。
天気予報も大雨らしく、荒れも期待できそうな宝塚記念ですが、全頭解説も折り返しを過ぎました。
今日の解説はプラダリアとブローザホーンですね。
京都重賞で好成績を連発している京都競馬場のレースが得意な馬、つまり京都巧者の2頭ですので、いかにも穴党の方々がこぞって狙いそうな馬という感じがします。
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・プラダリア(牡5)
想定ジョッキー→池添謙一J
G1未勝利馬のなかではかなり上位クラスの馬。最強世代と名高い、2022年の日本ダービー5着馬で、出走馬から6頭もG1馬が出ている。
G2こそ3勝しており、G1でも一見通用しそうですが、未だにG1で3着以内に入ったことがなく、G1では馬券を買いにくい馬という扱いが実態ではないでしょうか。
しかし、G2の3勝のうち2勝は京都競馬場の芝2200mと2400mのレースで、コース適性が高いことがわかります。
つまり、今回の宝塚記念のコースはプラダリアにとって庭みたいなものですね。
相手は強いが、圧倒的ホームグラウンドで戦うというイメージでしょう。
また、今年の2月にG2京都記念を制したときは、今回の人気馬であるべラジオオペラを下しているので、京都競馬場のレースではどちらの方が強いのか、白黒つけにくいところではあります。
さらに、鞍上の池添Jはグランプリ男と名高いジョッキーで、宝塚記念と有馬記念の2つのグランプリで無類の強さを発揮する強さをもっています。
昨年も宝塚記念で大穴を2着にもってきましたね
結局のところ、プラダリアは、舞台適性と騎手の大一番での強さを武器にして、強敵相手にどこまでやれるのか、ということが好走のポイントとなっています。
また、ディープインパクト産駒でもあるので、以前記事で書いたように、かなり今回のレースはプラスポイントが多いように見えます。
実績以上に馬券が売れると思うので、過剰人気は必至ですが、プラダリアをG1で馬券を買うとすれば、ここが1番良いのではないでしょうか。
・ブローザホーン(牡5)
想定ジョッキー→菅原明良J
今年の頭に休養明けでG2に出走し、いきなりタイトルを獲得した馬。
そこから、長距離に挑戦し、G2阪神大賞典で3着、G1天皇賞(春)で2着と大健闘。
初のG1で2着に食い込める実力の持ち主。あと、ディープボンドの4年連続2着の記録を止めた。
今回、レースにおいて、かなりの長さの距離短縮で、それがどこまで影響がでるのかもポイントである。
ただ、復帰から全戦で鞍上が菅原Jであるため、手は合ってそうなところは良い。
G2日経新春杯とG1天皇賞(春)は京都開催なので、京都競馬場のコースはこちらもかなり得意であるといえる。
また、3勝クラスにて、京都競馬場の不良馬場で圧勝しているので、今回も大雨が降れば一発あっても不思議ではない。
ドウデュースとジャスティンパレス以外では勝ちまで期待できるごくわずかなうちの1頭である。
とにかく上がりが速く、見たことがない人は今年の天皇賞(春)の映像を見てほしい。最後方から、直線で捲って上がってくる様子は鳥肌モノ。もし、道中の位置がもう少し前目であれば、勝ちまであったのではないかとまで思わせてくれる。
こちらも過剰人気しそうではありますが、それ以上に期待ができそうなので、買ってみても面白いかと思われます。
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今回は狙っている人が多そうなだけにサラッと。
プラダリアかブローザホーンのどちらかが馬券に絡みそうと思っているのは自分だけでしょうか?
枠順が発表されたので、そのことについても追々触れていこうかと思います。
今日はここまで。前日までに全頭解説できそうです。