宝塚記念2024予想#3〜全頭解説その2〜
前回に引き続き、今回もわかりやすく、解説していきます!
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・シュトルーヴェ(セ5)
想定ジョッキー→ダミアン・レーンJ
はじめに、性別:「セ」は、セン馬のことである。セン馬とは、もともと牡馬(男の子)であったが、気性が荒いなどの理由で能力が最大限に出せない場合に手術でちょん切った馬のことである。
話を戻して、シュトルーヴェ自身も、セン馬になって以降、3戦3勝しており、今回の出走馬で最も勢いがある馬であるといえる。しかし、3勝中2勝がG2ではあるものの、相手レベルを考慮すると、今回の宝塚記念より低いレベルである。
メンバーレベルが上がる今回、どこまで力が通用するのかが鍵となっている。
前走G2目黒記念は、ハンデがあるレースであり、斤量(ハンデの重量)が57kg台の有力馬が多い中、58.5kgの比較的重いハンデを背負ってタイトルを取った。ここで、注目してほしいのは、上がりタイムである。
上がりタイムとはレースのラスト3ハロン(600m)を走り切るのにかかった時間のことで、シュトルーヴェは目黒記念で上がり32.9秒を記録した。
この1年以内に32秒台の上がり時計を記録したのは、今回の出走馬では2頭だけであり、しかもハンデ戦ではシュトルーヴェだけとなっている。
差しが有利なレース展開になれば、期待できる1頭である。
・ソールオリエンス(牡4)
想定ジョッキー→横山武史J
昨年のG1皐月賞馬。昨年の今頃はかなり期待されていた一頭で、特に今年に入ってからは3着以内にも入着できていない現状が続いている。
そろそろ復活してきてもいいのではないか?と少し期待しつつ、現実的に3着以内に入れる可能性を考えると、やはり馬場状態が大きなポイントではないだろうか。
というのも、ソールオリエンスが勝った、現時点での唯一のG1である皐月賞は、重馬場での開催であった。
重馬場は、この記事の#2で話した、不良馬場ほど悪くはないが、かなり芝がぬかるんでいる状態で、やはり普段強い馬でも全力で速く走るのが難しい。
しかし、ソールオリエンスはエンジンがかかるまで他よりも時間がかかる馬であるため、他の馬が時間をかければかけるほど、この馬にとっては美味しい展開となる。
また、横山武史Jとソールオリエンスは皐月賞を制覇した黄金コンビであり、馬のことも熟知されているはずなので、復活に期待してもいいのではないだろうか。
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今日も2頭でここまで。
宝塚記念が近づくにつれて、
「友達・同僚などと初めて競馬場に行く!」とか、「よくわからないけど周りがやってみるし賭けてみるか。」みたいな人が事前に調べるのに、SNSやYouTubeなど色々見るのではないかなと思います。
そんな中で誰か1人でも自分の記事を見て、予想の参考にしていただけたらいいのかなと思います!
もちろん、競馬民の方々の予想の参考にしていただけるのも光栄です。
明日以降も続けます!