贊・言の葉Ⓒ
男の道✖女の道
南風吹く湖のさびしさ身に一と日 橋本多佳子
(みなみふくうみのさびしさみにひとひ)
山口誓子は弟子橋本多佳子を「一処一情」と評価⁉
氏は高浜虚子に師事し、飛び立った京出身の俳人!
多佳子はその誓子に惹かれ・ついていったようだ!
俳界では夙に知られた氏の有名句の一つを挙げる。
夏の河赤き鉄鎖のはし浸る 山口誓子
はし‥河に垂れた鉄鎖の端、また橋とも読みたい。
違和感を感じなければ人は素直に従がう存在かな!
絵画の世界を言葉の世界で展開したようにも想う!
芸術は世界観を発見する詩心と云えそうにも思う!
こう理解する私は氏の男道を解釈したことになる⁉
男が上‥など恥かしく、こそこそ消えるのみ‥か?
(命の息吹を失くした)老兵はこそこそ‥消えるのみ。
あなたが現役の兵の積りならの話。ご理解ください。
自負心を驕りとせず力を善く使ってこそ真の男道!
それなら真の幼児の道にも通じなければ負に劣化⁉
是に気づき言葉を求め言葉繋がりも得た真の女道⁉
それなら「真の道」はどうでしょうか‥と導かれる。
南風吹く湖のさびしさ身に一と日でなにか分るかも。
氏の解釈は知らないが一緒一情✖真の道の算数では?
男道を歩まれた氏を額面どおりの評価は能うまい。
氏は「いかに身を処し」て進むか…も案じられた⁉
この塩梅でいつも自分を追い込んでおります。(筆名.ぞっこん)😓