よく意味がわからない成績に関する問い合わせ

Let this be your lesson.
これを教訓とせよ。
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大学の定期試験が終わると成績評価があり、その後学生からの問い合わせに対応するための期間が設けられる。僕のこれまでの教員人生の中で、一体何を言ってるのか分からなかった世にも不思議な成績確認の要望がいくつかあった。それに対する心の声と合わせて。

その1
「出席していたのにFなのはおかしいと思います」

この科目は講義科目で、出席点はなかった。出席していても、授業と関係のないことをしていたらFになるのはおかしくもなんともない。どうも最近、授業に出ていたら大丈夫だと勘違いしている学生が増えたように感じる。成績不振者の面談をする時にも、こんな事を言う子が多い。

授業に出たらよく聞いて、ノートを取って、復習もしましょう。自分が無関係なことをしながら授業内容も記憶できる、高度なマルチタスカーか否かは早いうちに知っておくことが大切です。

その2
「マークシート試験なのに、こんなに点数が低いのはおかしい」

？？？？？？？？？？？*♾️
この問い合わせを見た時は、軽い脳震盪に近い症状が出た。マークシートについてどのような認識をお持ちなのだろうか。鉛筆を転がして答えを決めたら何とかなるという感じか？残念ながらそれは昔からフェイクニュースである。

選択肢を間違えたら、どんな試験も点数は低くなりますよ。覚えておいてください。でももしかしたら、ネタで言っているだけかもしれませんね。その場合は少し面白かったですけど、お笑いの世界を目指すにはまだまだ修行不足です。あと、これに対応させられた人たちの時間を奪った罪は重いですよ。反省してください。

成績確認は権利だが、問い合わせはきちんと考えてからお願いしたい。