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Sleep Tight

sleep tight ぐっすり眠る
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僕は今年お亡くなりになった経済評論家の山崎元さんが書いたものが好きだった。大昔、彼のブログを読んでいて印象に残った内容がある。ストレス解消についての記事だった。彼は二つの方法を紹介していたが、うちひとつが寝ることだった。それこそ力一杯に寝ることだと。

面白い表現だ。そういえば昔、父親が「さあ寝るぞ、寝るぞっ」とすごく張り切りながら寝室に向かったことがあったっけ…。まあ、これは掛け声や力み加減ではなくて、睡眠そのものについてなんだろうけど。

面白い表現に遇うと翻訳したくなる。力一杯に寝るとは何ぞや。単なるsleep tightとは次元が異なる気がする。

簡単にいえば、hardが使える。たとえば、workの後にhardをつけると、力一杯働くとなる。

昔、Friendsという人気シットコムのスピンオフ作品Joeyのエピソードの中でこんな台詞があった。
One day you will return the favor...hard. (いつかこの恩返しをするのよ…激しくね)

どんな文脈だったかは忘れたが、印象的な台詞だ。
このhardの応用で、sleep hardにできそうである。

ただ、睡眠の質についても触れたい場合は、hard
and wellとなるだろう。もちろん普通の表現ではないので、通じるか通じないかは文脈次第である。

では、おやすみなさい。

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