見出し画像

インターン生のManamiさんにインタビュー

こんにちは!ベト勤です。

今回は先日ビートソフトでのインターンを卒業されたマナミさんに、インターン生活を振り返りながら、インタビューに答えていただきました!マナミさんは大学を1年半休学し、ビートソフトで1年2ヵ月の間、営業とマーケティングとしてインターンをしていました。

画像1

質問
・名前:落合愛美
・年齢: 22歳(1998年生まれ)
・出身地: 神奈川県
・趣味:いろんな国の民族衣装を着ること
・好きな言葉:置かれた場所で咲く
・休日にすること:ドラマ・映画鑑賞(東南アジアの映画にハマり中) 

ビートソフトでインターンする前は、どのような学生生活でしたか?

経営学部の3年次の前期を修了してから休学し、2019年9月にベトナムに来ました。日本では、勉学はもちろんですが、課外活動に特に力を入れた学生生活を過ごしていました。サークルはゴスペルサークルに所属し、二年次には副代表、三年次には代表として活動していました。また学内のTEDxという講演会をするプロジェクトでも、2年次からはチームリーダーとして活動していました。留学生の多い大学なので、TEDxでは日本人のメンバーは私を含めて2人しかおらず、そのころは今より英語がまだ上手ではなかったため、不慣れな英語で様々な国籍のメンバーをまとめたり、皆のモチベーションを維持するのがかなり大変でした。私の役割はゲストスピーカーの招待をしたり、プレゼンイベント当日の運営にかかわるあらゆることを行いました。また学内でTEDxの活動を広めるために、プロモーション活動も担当していました。

なぜベトナムでインターンに行こうと思いましたか?ベトナムの企業の中でもなぜビートソフトを選びましたか?

1年次に大学のプログラムで、日本語教育のインターンシップで一か月ハイフォンに滞在したことがベトナムとの出会いです。その時にホストファミリーの家にホームステイしたときに、言語が上手く通じなかったにも関わらず、心を通わせることができ、ベトナム人の温かさに触れ、ベトナムが大好きになったことがベトナムを選んだ理由です。それと同時に言葉が上手く通じないもどかしさと悔しさを感じたので、ホストファミリーをはじめベトナムの人とコミュニケーションを取れるようになりたいと思い、もっと深くベトナムを知るためにベトナム語を勉強し始めました。
もともと海外で働きたいという思いが強く、在学中に休学して海外インターンの経験を積みたかったので、先に述べた理由からベトナムが選択肢に入りました。またベトナムでITが盛んな話を大学の情報経営システムという科目の講義で聞いたのもあり、IT会社でインターンしようと思い、インターンシップのエージェントを通じてビートソフトへ応募し、インターンが決まりました。

ビートソフトではどんな仕事をしていましたか?

営業として日本市場を担当し、メルアポやテレアポ、マッチングサービスをつかって新規のお客様を開拓したり、既存のお客様の案件では、社内の開発チームとお客様との橋渡し役としてお客様の要望を開発チームに正確に伝えたり、また開発チームから上がってきた問題点などを、お客様に伝え改善案を提案するなどをしていました。日本チーム営業メンバーやブリッジSEの方々の打ち合わせに参加し、社内には日本語が上手な社員はたくさんいますが、お客様の日本語の細かいニュアンスを、誤解の無いよう社内の皆に説明したり、言語のサポートもしていました。

楽しかったことはなんですか?

会社のメンバーがとてもいい人たちで、仕事内でのコミュニケーションもですが、よく皆で遊びに行ったりしたことは楽しかったです。
特に同じチームのメンバーはしょっちゅう遊びに行っていました。また別のチームにも拘わらず、開発やウェブのチームからも仕事外でも仲良くしてもらっていて、皆のお家に遊びに行ったりしていました。

画像2

開発チームのみんなと飲み会

やりがいがあったこと、大変だったことはなんですか?

顧客対応していて、言語やレスポンスのスピード等のコミュニケーション問題や、納期を遵守できるか等、海外オフショア開発でのよくある心配点をお客様が不安に思われることが度々あったのですが、「落合さんがいてくれるならビートソフトに頼みます。」とお客様にいっていただけたことは、自分の会社での存在価値を感じることができ、やりがいがあると思いました。
大変だったことは、やはりITが未経験でゼロからのスタートだったので、日々勉強をしなければならなかったことです。知識と経験不足ゆえ、お客様への質問や要望がその場では上手くイメージができず、瞬時に対応することができなかったりということがありました。
お客様は自分のことをインターン生ではなくビートソフトの社員としてみているので、社会人としての仕事の姿勢、マナーも日々意識しながら業務にあたっていました。

一日のスケジュール

7:30 起床

8:30 出勤
まずはメールチェックをし、お客様から問い合わせがきていたら返信します。
余裕があるときは日本の時事ニュースもチェックしていました。お客様との会話で、よく時事ニュースの話題があがるのですが、海外に住んでいると自分から情報収集しないとついていけなくなるので、日本のニュースは意識してチェックするようにしています。

10:00 日本セールスチームミーティング
月曜日と金曜日の週2回、社長を含めた日本セールスチームでミーティングがあります。月曜日には1週間分のタスクと目標数値などを共有し、金曜日には進捗を報告し、問題があればチームの皆に相談します。

画像4

11:00 既存のお客様の案件対応
大きな案件を少数ではなく、規模は小さめでもより多く案件を取っていくというスタイルで営業活動をしていていたので、その分様々なお客様からのお問い合わせが多かったです。なので、その対応で一日の業務時間の多くを占めていました。

12:00 お昼ご飯
仕事に慣れて余裕が出てきたら、お弁当を作って持ってくる日も多かったです。外食をするときもあります。昼寝はする日としない日がありますが、日本のお客さまからは時差の関係でお昼休み中にも問い合わせがあるときがあるので、適宜その対応をしたりしていました。

13:00 テレアポタイム
2時まではテレアポの時間と決めて、新規のお客様に営業をしていました。

14:00 メルアポタイム
2時から3時はメルアポ時間と決めて、その時間に集中的にメールを送っていました。

16:00 メールのチェック、案件対応。

17:30 退社

19:00 会社の皆やその他のベトナム人の友人と出かけたり、パーティしたり、日本人の友達とも遊びにいったり、自由に過ごします。

画像6

日本セールスチームのみんなとフォー

22:00 自分を見つめ直す時間。一日を振り返ったり、その日の反省点や嬉しかったことなどを日記として記録していました。

24:00 就寝

どんなスキルが身に着きましたか?

コミュニケーション能力全般あがったとおもいます。特に商談・交渉のスキルはLinh社長から学ぶことができました。IT市場の顧客のニーズがどこにあるのか、少しずつわかってきました。
あとは自分で考えて行動する力が鍛えられました。大学のサークル活動でも代表やチームリーダーを務めていたので主体的に行動することは以前から意識していたのですが、特にビートソフトの社風は、トップダウンではなく社員一人一人の主体性を求められるので、それをさらに磨くことができたと思います。

どうやってベトナム語を勉強しましたか?ハノイ大学に通われてるそうですが、留学生活はどうですか?

それまではビートソフトでフルタイムでインターンでしたが、ベトナム語力をもっと向上させたいと思い、今年の9月からはハノイ大学に通い始めました。週5日のまるまる午前中は、ベトナム語の授業を受けています。ハノイ大学入学前から、日本語を勉強中のベトナム人の友人と一緒に、週一回お互いの言語を教えあっています。もうそろそろ友人と勉強を始めて一年がたちます。また社内の皆から、差し入れにフルーツをもらったときや一緒にご飯を食べに行ったときに、食べ物の名前を質問して積極的に覚えていました。社内全体のスカイプのチャットはベトナム語でやり取りされるので、追いつくのが大変でしたが皆のチャットメッセージを読んで読解力を鍛えました。あとは、東南アジアの映画が好きなので、ベトナム映画を観たり、VPOPを聴いたりしています。おススメの映画は「Thưa Mẹ Con Đi」英語のタイトルは、Goodbye Motherです。LGBTの主人公の映画で、中国でも賞を取ったりしている名作で、ネットフリックスで観ることができます。
ハノイ大学生活は楽しいです。いろんな国籍の人とベトナム語を勉強する日々は未だにとても新鮮です。中国、韓国、ラオス、アメリカなど様々な国からの学生がいます。授業ではただテキストに沿って四技能を学ぶだけではなく、グループプレゼンの授業もあります。中国人のクラスメートと越日中の交通事情の比較について発表しました。インターンがお休みの日の放課後は、宿題をしたり、クラスメートと大学の近くのご飯屋さんやカフェにいったりして過ごしています。

画像5

プレゼンテーションのチームメイトと

画像6

ハノイ大学C棟で。ベト勤の青春の地でもあるハノイ大、懐かしい…

日本に戻ったらどんな生活ですか?

日本に戻ったら3年次の後期から復学するので、卒業に必要な単位取得を目指すのは最優先です。就活は4年次からスタートなので、それに向けて情報収集等の準備もしていきます。あとはせっかく勉強したベトナム語を忘れないように、大学のベトナム人留学生の友人とベトナム語でも交流していこうと思います!

大学卒業後はどのような進路をかんがえてますか?

まだはっきりは決めてないですが、海外就職に興味があるのと、このインターンを通じてIT業界に興味がわいたので、ベトナムやITに関わる仕事に就きたいと考えています。月並みですが、やはり日越の架け橋になりたいです。

読者の皆様に一言!

最初のハイフォンでのインターンシップでのベトナムとの出会い、ビートソフトでのインターンシップでITとの出会いがあり、海外に出て今まで見えなかった世界が広がり、将来の選択肢が増えたと感じました。
大好きなベトナムとはいえ、海外インターンという挑戦は当初はすごく不安でしたが、私の人生のモットーは「置かれた場所で咲く」なので、飛び込んでしまえばもうやるしかないという環境に身を置くことで、成長できたと思います。
今はコロナウイルスで難しい状況ですが、海外インターンに興味があっても不安を感じている大学生の皆さんには、まず勇気をだして飛び込んでしまうことをお勧めします!


ミーちゃん、インタビュー回答ありがとうございました!愛美の美はベトナム語でMỹ(ミー)なことから、社内の皆からミーちゃんの愛称で親しまれています。
余談ですがミーちゃんと私ベト勤は、ビートソフト入社後に知り合ったのですが、偶然にもお互いの実家が自転車で15分程の距離という超同郷でした。
私ベト勤も以前ハノイ大学で勉強していたことがあり、共通の友人や先生も多く、遊びに行くたびに話題が尽きることなくノンストップで話し続けています。
仕事上でも、わからないことなどがあれば丁寧に教えてくれるので、とても頼りにさせてもらっていました。本当にありがとうございました!
ビートソフトのインターンは卒業ですが、引き続き充実した学生生活を送ってくださいね!

それではまた!

いいなと思ったら応援しよう!