感想:「花が咲くまで待っていて」を聴いて
この記事は、4/20にリリースされた神楽坂ヨシキさんの楽曲で未確認動物うまぴさんが歌われた「花が咲くまで待っていて」を聴いた感想記事になります。
『花が咲くまで待っていて』
作編曲:神楽坂ヨシキ @factotumstudio
作詞 :小宵 @Koyoi_1101
歌 :未確認動物うまぴ @UMA_ill_be_back
曲は以下から聴く事ができますので、聴いてから読む事推奨です。
僕の独自解釈しかない記事になりますので、こんな捉え方もあるんだなぁ程度に緩く読んでいただければ幸いです。
軽快なリズムで、元気がでるアイドルソングになっているこの楽曲。手拍子を打ちながら踊り出したくなるような曲です。なんと5/6開催のリアルイベントUMA Idol Festival 2023で歌われるというから今から楽しみでたまらない。
が、ここは踊るのをぐっとこらえて、歌詞の掘り下げをします。
この曲が恋の歌だというのは言わずもがなですが、僕が注目したのは歌中にたくさん使われている暗喩表現です。中でも「月」と「花」。どちらも曲が進むにつれ、少しずつ表現が変わっていくのが印象的でした。
月:白く浮かんだシルエット → きらめく月 → 白い月
花:つぼみ → 桜並木はまだ眠ってる→ 花咲くとき迫る
僕の解釈では、月は恋心で、花は勇気かなと捉えました。だんだんと鮮明になってくる恋心に対し、それを伝える勇気はつぼみの状態からなかなか開いていかない。
ただ、花にはもう一つ意味があって、「花が咲くとき」とは別れの時期を指しているのです。おそらく、主人公の花(勇気)が咲く時期と2人の別れの時期が一緒になってしまった。だからこそ「あと少し待って」、「チャイムがなる前に」という言葉に繋がっていくのです。
歌の冒頭からリフレインされ続ける「ああ春の風 流さないで聞いて」。ようやく咲いた花を春の風はあっという間に散らせてしまいますよね。せっかく伝えることができても結局は叶わない恋、別れは来てしまう。それでも伝えるから聞いて。僕にはこんなふうに儚くも健気な力強い恋心を感じられました。
はー、ライブでこんな直球な恋心投げてこられたら感情ぶっ壊れるんだろうなぁ。そのとき僕は踊ってられるだろうか・・・
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