ポツンと一軒家に思うこと【テレビ】
「ポツンと一軒家」の人気が上がって、色々な要因もあって「世界の果てまでイってQ」が相対的に視聴率が下がって、ということがここ最近話題にもなっていた。
幾度となく日曜の憂鬱な気持ちをサザエさん症候群から立ち直らせてくれていたゴールデンタイムの、まさにゴールデンな流れがあった。
DASH、イッてQ、行列のラインで食事をしながら、家事をしながら、読書をしながら見ると、くだらなくてフッと笑えて、明日へのちょっとした活力になったものだ。
ただ、人間は面白いものでこうした、自分には全く関係も影響もないのに、イってQの視聴率が下がって、ポツンとが上がった見ないなのを聞くと、急に自分が選んでいる選択が正しくないのかも、みんなが選択しているものを選んだ方がいいかも、と
もちろんたまにザッピングで見たことはあって、面白いと思ったことがあるからだが、ポツンと一軒家をみるようになってしまっていた。
企画の趣旨も、伝えたいことも、描きたいことも、全然違うんだろうと思ってはいるけども、僕個人としては、くもじいのアレ系だな、と思っていた。
くもじいは超、超、超楽しい番組だった。
親と同居していた当時の、両親とのちょうどいい会話の種だった。
あぁいう番組、終わっちゃったけど、(うちの会社一緒で)ちょっと時代を先取りというか、時代には早かったんだろうな、と。
ところが、こんな記事を見つけた。
真実はもしかすると、↑の通りなのかもしれないけれど、くもじいのファンとしては、上から見るという手法の部分は、逆パクリな気がするんだけどなぁ。
ただ、色々、コメンテーターに批判があるようだけど、ポツンと一軒家がうまくいっているのはその手法だけではなく、そこに住む「人」にフォーカスしているからだと思う
正確な割合はわからないが、ポツンと一軒家なりの、地方在住者であり、地方のそういったところの出身の人であり、「故郷は遠くにありて思うもの」的な、きっと日本の多くの人たちに、
哀愁や、郷愁や、自分と家族、年老いていく親、生まれ育った家、故郷、相続などなどを、少し意図的かもしれないけどにおわせることで共感を生みつつ、ただ、全体としては切なく終わらない、カラッと感だったりがあることが
日曜の茶の間(これも死語??)にささっている理由なのだと思う