人が何かを好きなことを聞いて、自分も好きになった話【企業】スターバックスコーヒー
言わずと知れた、全世界的に人気なコーヒーチェーン
なぜか、みんなが行くほど、そんなに興味がわかないというか、アマノジャクに、敬遠してしまう、そんな感覚。
それがスタバと自分の関係だった。
レトロな喫茶店には好んで行ったり、実はルノアールの方が面白くて好きだったり、コスパはドトールじゃな?と思ったり、ブラインドテストの広告じゃないけど、味も含めたコスパはマックだし
5年半の地方営業時代は、コンビニのカウンターコーヒーにめちゃくちゃお世話になったし
というくらいで
なんで遠ざけていたかというと、
いわゆる(ま、ある意味で環境への取り組みや、その振る舞いも含めて)意識高い系なのは、全然間違っていない表現なんですが、意識高い人が行くお店
そんな印象を、
・値段
・macユーザー多い
・呪文系注文(と錯覚)
・ビジネス本で扱われる
等のファクトと錯覚から持っていました。
はい、ぶっちゃけこの時点で、ほぼ好きな部類には入らないコーヒーチェーン、企業です。
それが、今ではアプリでチャージをしながら使いこなし、なんなら情報を取りに行き、モバイルオーダーが始まったら、その情報に社内で真っ先に共有し、というくらい、スタバ派になってしまったのです。
悔しいですが、それは妻にも影響していて、福袋買ったり、家のコーヒー豆もスタバ化したり、と実購買にも思いっきり影響が出ています。
そのきっかけとなったのは、ある社内プロジェクトで、自身が好きな企業、ブランドを語ったときのこと。
僕はドコモ、マックなど、まさに自分のお問い合わせ遍歴&人生のストーリー共に語り、プロジェクトメンバーの後輩が、スタバについての愛を語ったのでした。
なんでしょう、その時にはその魅力が意味するところは、正直分かりませんでした。
海外を旅行してもスタバに行くのだそうです。
でも、その日以来、スタバが気になるようになりました。
人を好きになるように。
そして、なんで行くか自分でも理由が分からないのだけど、行くようになり、
自分でもその行動がなんでなのか、考えてみることにしました。
僕は、その後輩のことを、仕事としても、人間としも、尊敬している、好きな子です。
その後輩が好きであるスタバの、まだ魅力はわかっていないのだけれど、その子が、それだけ熱い思いを持っている企業、コーヒーチェーンには、きっと魅力があるのだろうと、
自然とそう思ってしまい、その子を通じて、スタバの提供価値に共感し、いつのまにか、雪が降っていても、1駅歩いて近くのスタバによって、出かけるようになったり、
意識高い系の店(笑)だからクリエイティブを発揮すべきなんでしょうが、「お笑いのネタ」を考えるのも、お気に入りの新宿3丁目のドトールや、神楽坂の喫茶店から、スタバになったり、
と気持ちの面から、行動が変容するということを自分の体験として、経験したのです。
人が何かを好きなことを語るのを聞くと、自分自身もそのことを好きになるというあるある、あると思います。
もちろんその前提には、「共感している人」に限りますが。
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