ポートランドの思い出に浸る① 憧れのModern Times編
まとまった休みがもらえたので、ポートランドへ1週間行ってきた。
これがとにかく素晴らしい体験だったので、まだ知らない人に向けて、
ポートランドに行ってみたいと思ってもらえるようにその魅力を紹介していきたい!
憧れのModern Times
クラフトビールをよく飲むようになって約2年、「どこが一番おいしい?」という質問をされることが度々あって、
その度に、とても悩ましい質問であることを前置きしつつ(いろいろなブルワリーのビールを飲ませて頂いているがどれも本当に甲乙つけ難く美味しいのだ。)、決まって答えているブルワリーがある。
それがModern Timesだ。
http://www.moderntimesbeer.com/
アメリカのサンディエゴが本拠地のブルワリーだが、ロサンゼルス、そしてポートランドにもブルワリー兼テイスティングルームを展開している。
今回の旅で最もやりたかったことが、ポートランドにあるModern Timesのテイスティングルーム THE BELMONT FERMENTORIUM への訪問だった。
http://www.moderntimesbeer.com/tasting-room/portland
予習は、お店が運営するInstragramをフォローしてバッチリ。
気分を最高潮に高めて、フライトに臨んだ。
ポートランド国際空港
日本から半日ほどかけて移動。ポートランド国際空港へ到着。
その直後、最初の洗礼を受ける。
すべてポートランドが拠点のブルワリーの商品。
これが空港の品揃えとは。。
どうやら噂に違わぬとんでもないところに来てしまったようだ。
そして宿に荷物をおき、早速 THE BELMONT FERMENTORIUMへ向かった。
ついに対面のとき
宿からは図らずも徒歩圏内で、せっかくなので歩いて向かった。
その途中にも、何軒かのブルワリーがあり、
本当にクラフトビールが文化として発展しているのだなあと実感した。
(写真はサワービールで有名なCascade Brewing。こちらも訪問したので、レポート書きます)
そしてついに!!見えてきた!!
憧れのModern Timesが今目の前に!うおおお!!
なぜか隣はAFURI!うおおお!!
店内はこんな感じ。
Modern Timesはビール本体の味もさることながら、アートワークも魅力の1つ。
トイレもおしゃれ!
ドンキーコングだ!
パッケージデザインとかにもすごく力をいれていて、例えばこちら。 http://www.moderntimesbeer.com/beer/release-calendar
定番商品のパッケージと実験的なスペシャル商品とで、
デザインコンセプト分けていて、ひと目でわかるようになっており、
それらがすごく洗練されている印象だ。
こちらがメニュー。
シンプルにその安さに驚く。それを支える理由は2つだと言われている。
まず1つ目に市街地の近くに豊富な資源があり、原材料費のコストが安い。
2つ目に税金が安い。消費税は課税されておらず、酒税に関しては、おもしろいことにビールにかかる税金が極端に安い。(8¢/1gallon = 3.5L)
政府も巻き込んだビール文化の醸成が行われていることが垣間見える。
メニューに目移りしつつも、最初の1杯は、ここポートランドで醸造された特別なビール「Quickly In Portland」を注文した。
美しい見た目。ついに念願の1口をいただく!
飲んだ瞬間に多種のホップの香りが口いっぱいに広がる。
ジューシーな飲みごたえ。新鮮だとここまで香りがのるのか。
この一口ですでに私は「旅費の元はとれた」と声を漏らしてしまった。
もうあとの旅程は、ただひたすらに加点され続けることが確約されたのだ。
なんとコスパの良い旅行であろうか。
Modern Timesはコーヒーロースターもやっているので、コーヒーも販売していた。
スタウトビールにはもちろんこのコーヒー豆が使われているとこのこと。
お土産にコーヒー豆を購入したのだが、こちらのコーヒーの味もまたハイレベルのうまさだった。
恐るべしModern Times!!
スケジュール的に1日目は1杯で店をあとにしたものの、その後も2回にわたり店を訪問し堪能した。
2日目はTASTING FLIGTSで。
Hazy IPAを飲み比べ。
その後AFURIで〆というオチ。
〆のラーメンのうまさは世界共通だった。
AFURIは海外進出を成功させているようであった。
もちろんお土産もたっぷり購入。ビール会にて堪能した。
まとめ
以上、Modern Timesのテイスティングルームのレポートだったが、いかがだっただろうか。この店で一番印象的だったのが、客層の豊富さである。最初に訪問したのは金曜の昼であった。にもかかわらず、大学生くらいの若者、家族連れ、おじいちゃん同士で店内は賑わっていた。コミュニティ形成のハブとしてブルワリーが機能しているポートランドのビール文化を肌で感じることができた。
とても満足度の高い体験なので、ぜひ皆さんにも知ってもらいたかった。最後までお読みくださりありがとう。