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『グラウラーのひみつ』


こんにちは。
昔の同僚が舞台に出るというので全力で応援しているビアマイスター林です。
#がんばれ
#夢を追う同志



さて、本日は昨日の続きで『グラウラー』をテーマに書いていきます。


ビールをテイクアウトするのに最適なビール専用の水筒、グラウラー。ビールの量り売りは欧米では一般的です。日本でも新型コロナウイルスの影響で外食が気軽にできない中で、ビールをテイクアウトするのにマイグラウラーを使う方が増えています。

本日はその「グラウラー」にスポットを当てて書いていきます。


「グラウラー(グロウラーとも言うらしい)」は、ビールを野外でキンキンに冷やしてたのしむときや、自宅でクラフトビールを堪能したいときなどに活躍します。「シングルウォール構造」と「真空保冷構造」といった種類ごとの特徴を、それぞれの選び方について紹介します。


グラウラーはビールを持ち運ぶ水筒と言うよりも“生ビールを持ち運ぶための詰め替え容器”と言った方が適正かもしれません。

もともと。
「グラウラー(growlers)」とは「がみがみ言う人、うなる人」という意味の英語です。それがビールを運ぶ水筒に付けられたのは、ビールの炭酸ガスが蓋から漏れ出るときの音が、うなり声に似ていたためだと言われています。

クラフトビールが盛んに造られるアメリカでは、グラウラーが一般的に使われており、再利用が可能な環境にやさしい容器として、最近、日本でも注目され始めました。
ネットで検索すれば、ガラスや陶器で造られたものから、保温性に優れたステンレス製まで、幅広い商品が出てきます。




・シングルウォール構造

「グラウラー」は、当初は通常のガラス瓶をただ大きくしただけという、シンプルなシングルウォール構造がほとんどでした。
シングルウォールタイプのメリットは、グラウラーごと氷で冷やしたり、自宅冷蔵庫でも冷やせること、軽量タイプも選べることです。

ヨーロッパの国々では、ビールと言えば、香りと味わいの深さが特徴のエールビールが主流です。
このビールは冷やすと味や香りが感じにくくなるので、常温で飲むのが定着していました。

その結果、今でもヨーロッパでは、持ち帰り容器としてシングルウォールのガラスやステンレス、陶器製のグラウラーが使われています。
日本では、シングルウォールのグラウラーは、基本的にクラフトビールの販売店で量り売り用に取り扱っていることが多いようです。



・真空保冷構造


野外でキンキンに冷えたビールを飲むのに最適なのが保冷性に優れた、真空保冷構造のグラウラーです。

真空保冷構造のグラウラーは、その多くがステンレス製。本体が二重構造になっているのは、一般的な魔法瓶と同じです。加えて、本体や蓋にビールの炭酸圧力に耐えるための工夫が施されています。

また、結露を防ぐためのマットな表面加工がされているものや、炭酸が抜けにくくなっている特殊構造や、種類によって6時間〜12時間の保冷ができるものがあります。



ビールを持ち運ぶ容器「グラウラー」は、野外でたのしむなら保冷構造のステンレス製、近場ののクラフトビールを自宅でたのしむならシングルウォールの瓶がいいのではないでしょうか。
店舗以外でもビールを楽しめる可能性は無限大です。
クラフトビールが好きな方は大変な今だからこそ、大好きなお店を応援するためにビールをテイクアウトするのに「グラウラー」を使ってみてはいかがでしょうか。




ビアマイスター林は毎日ビールを通しての発見や考えを投稿し、日本一を目指す挑戦や活動の報告をさせて頂きます。
ビールを「注ぐ」の立場で皆様を笑顔にします。
会ったことがある人もない人も、会えるのを楽しみにしています。

それではまた明日乾杯しましょう。

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