【新しい働き方実験報告】デジタル全盛時代に、アナログな手帳を活用して「新しい働き方」は推進させられるか?
このレポートでは、新しい働き方LAB(第4期研究員制度)の指定企画ニューワーク手帳プロジェクトについてご報告します。
【実験テーマ】
デジタル全盛時代に、アナログな手帳を活用して「新しい働き方」は推進させられるか?
【活動概要】
パソコンやスマホ1台で仕事や遊びが完結するデジタル全盛時代。あえてアナログな手帳を活用して、仕事や暮らしは豊かになるのか?を実験します。
また活動期間中には、新しい働き方LAB公認【2025年版】手帳の編集にも取り組みます。
半年間での活動振り返り
▶つかう実験
2024年版のニューワーク手帳を送付し、手帳を使って各自の暮らしや働き方にどんな変化を生み出せるか実験しました。
また、『オトナの交換日記』として手帳をメンバー同士でまわす(旅させる)企画や、手帳の活用術講座の開催、デジタルデトックスにもチャレンジしました。
メンバーの枠を飛び越え新しい働き方LABの他企画や、研究員以外の輪も広がっています。
▶つくる実験
手帳を使う中で生まれる「こんな手帳を使ってみたい!」を集めながら、『ココロミル』というコンセプトで、2025年版の手帳づくりに取り組みました。
手帳の新たなコンテンツとして、メンバーの得意を活かした占いページや、3年後の理想から逆算して現在の行動を考えるワークシートが完成。
アナログとデジタル双方の利点を最大化できるように、メンバーの力を出し合い、オンラインイベント企画や、PR動画、WEBサイトが出来上がりました。
■ニューワーク手帳紹介動画
研究(員)の成果👀
活動終了後のアンケートと、研究員の報告書から成果をまとめます。
デジタル全盛時代に、アナログな手帳を活用して「新しい働き方」は推進させられるか?について10段階で評価を聞くと、半数以上が10(推進させることができる)と回答。全員が5以上(何らかの形で推進できた)の評価となりました。
その理由としては、
ノートに書き出すことで、自分の考えがまとまったり、指針をみつけることができた
働き方のノイズにもなる『デジタルとの接触過多』を減らし、自分に必要な情報や繋がりを取捨選択しやすくなる
交換日記を通して手書きのコミュニケーションに価値を感じられた
文字にして可視化し客観視することで、理想とする新しい働き方に近づいていけるのでは
50LISTで自分の夢や目標は達成できることを実感できた
手帳を手元に置きながら活動することで、内省や自己肯定感の向上につながった
という意見がありました。
半年間の研究員期間では、起業へと踏み出した研究員が複数名いて、今後の躍進も期待されます。
研究を終えて📖
今回の実験では、アナログな手帳を通して、デジタルによる便利さ以外の価値について考える機会を得られました。
新しい働き方を推進する際に、デジタル技術を活用することは必須かもしれませんが、
「なぜ活用するのか?」
「それによって失われるものはないか?」
問いながら進むことを忘れずにいたいです。
また、デジタルの中に
「どうすれば温かみや余白を再現できるか?」
のヒントが、アナログなツールには詰まっていました。
手帳は、『過去を振り返ること』と『未来の計画を描くこと』の2つを同時に行うことが出来ます。
過去と未来を可視化し、現在(いま)を生きることで、新しい働き方は推進させられます☆彡
(更に、手帳を誰かと共有すると、継続する励みや習慣化に効果を発揮することが検証できました)
■ニューワーク手帳公式WEBサイト