癌になって2年経った!
エピローグ
こんにちは!
ビールボーイです!
2021年の11月に精巣腫瘍と診断され、そのまま金玉を取られて早丸2年!
毎日楽しく生きています。
みなさんにとって『癌』と診断されることは実感がわかないことかもしれません。
そして実感せず一生を過ごすことを切に願います。
ただ、癌と診断されて金玉を取られた人間の心境の変化を皆さんにお伝えすることで、こんな人間もいるんだなーって思って頂ければ幸いと思い筆を執っています。
診断された直後期
診断された直後は正直頭が真っ白になりました。
医学的な知識に詳しい方なら別ですが、『癌です』と言われた瞬間に自分がどうなるか想像できる人はいないと思います。
結果的に自分は転移がしにくい癌だったのですが、その時は知る由もありませんでした。
そこから
『死を受け入れるかどうか』
と常に葛藤することになります。
絶望→受容→絶望→受容
を繰り返しながら自分の心は落ち着いていきました。
3ヶ月間隔の定期検診期
ある程度平穏な日常が戻った後に訪れるのが定期検診です。
術後の経過が良いかどうか、再発・転移をしていないかどうかを検査することになります。
これがなかなかの恐怖!!
自分の場合は片方の金玉を切除していたので、もう片方に再発したらと思うと恐怖でしかありませんでした。
既に子供が2人いたので役割は果たしたと思っていても金玉が両方無くなるのは嫌なものです。
この検査のたびに恐怖を味わい、結果に安堵するという繰り返しです。
ただ定期的に検査をしてもらえる安心感と、人生を大切に生きようと再確認させてもらえる場ということで、とても有意義なものだと思っています。
身体に変調をきたした時
一度癌に犯されると、最も恐れるのは再発や転移です。
たとえば、少しでもお腹が痛くなると癌が転移してしまったのではないかと考えるようになります。
そしてすぐに病院で診てもらうようになります。
日常、ちょっとした恐怖との戦いです。
『早く見つけて手術すれば大丈夫』
というポジティブ思考で人生を歩むことができるのはプラスの側面かもしれません。
2年が経過した現在
先日の検診で無事に2年間再発・転移なく迎えられたことが判明し安心しています。
この2年間で強く感じたことは
『一度きりの人生なのでやりたいことは全てやろう』
です。
ビールを飲んだり
好きな人と会ったり
転職をしたり
家族と遊んだり
やらずに後悔するよりやって後悔して方が良い
とばかりに好き勝手生きています。
さいごに
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
僕から皆さんに伝えたいのは、
1日1日を大事にして欲しいということ、そしてやりたいことはできるうちにやって欲しい、ということです。
みなさまの今後の人生に乾杯🍻
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