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雪山ハイキング。天空の立山。

Day2

今日はみくりが池温泉の方々のはからいもあり、友人が休みとなった。
雪山ハイキングに連れて行ってくれるという。

朝一に日本最高峰の温泉に浸かる。
温泉から雪の山々が見れて最高に贅沢な一時だ。

そして朝食。朝食はバイキングで食べたいものがなんでもある。ほんとうに至れり尽せりだ。

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しかし、午前中は雪の予報のため待機となる。
自然での遊びはいつも天候次第だ。
待ってる間、喫茶みくりで本を読む。

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立山の雪解け水で作られたコーヒーが最高に美味しい。これが朝食、おやつタイム、夕食。いつでも楽しめる。
雪解けミネラルウォーターも、いつでもいただける。まろやかでおいしい。下界で買うミネラルウォーターの数段上をいく美味しさだ。

昼ごろになり、天候が回復する。

スノーシュー(アメンボのような仕組みで、雪を沈まずに行ける優れもの)を借りて、初の雪山ハイキングへ出発!

まずは昨日降り立った室堂へ向い、雪の大谷を間近に見る。

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高い雪の壁!
テレビで見たことがあるやつ!
私以上の軽装の観光客もたくさんいる。

そして、ここから本格的な雪山
ハイキングとなる。

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雪の大谷を上から見下ろすことになる。
まさにここは天空だ。
山々が近くに感じられる。
シロウトのわたしからすると標高が高いゆえに酸素が薄く、数十分歩いただけで息切れしてくる。
山の上に住んでいる友人は軽快な速度で前を進む。途中遅れをとった私を待ってくれる。私の写真を撮ってくれる余裕さえもある。笑
ここに住んでるってなんてすごいんだろう!

山を見上げるとバックカントリーしている人たちの美しいシュプールが見える。午前中まで雪が降っていたが、雪崩などは大丈夫だろうか?知識も経験もないため、根拠のない不安を感じる。

慣れないスノーシュー、慣れない低酸素の中、1時間。
ぜーはーしながら目的地である、天狗平山荘へ到着する。

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ここでは友人おすすめのシフォンケーキと、温かいチャイをいただく。疲労回復に最高のおやつである。

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おやつの間、ストーブの前で雪で濡れた靴を乾かす。
そして出発の時。乾燥した靴がこんなに快適なんてしらなかった。

同じ道をみくりが池温泉へ向けて足を進める。
糖分摂取のせいか、スノーシューに慣れてきたせいか、行きよりもわずかに軽快に歩を進めめられる。
室堂間近、普通のの靴で入っている中年の夫婦に声をかけられる。私たちがケーキを食べた天狗平へ行きたいと言うが、あとどのくらいか聞かれる。
友人がここからだと40分ほどだけど、その靴だと大変かもしれません😢と言う。
奥さんは足が膝くらいまで雪に埋まっており、まって〜と言っていて大変そうだ。旦那さんはありがとう!と言ってその先へ行かれた。
スノーシューがあってもこんなに大変だから多分ほんとうに大変だったであろう。

やっとこさ、みくりが池に着く。
その先の雄岳の麓まで行く。
友人はさくさくと先に進むが、雪山急斜面を斜めに滑りおり、尻もちついてる私を見てこの先は断念することとなった。

しかし、この数時間はこれまで経験したことのない、素晴らしい思い出となった。

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みくりが池温泉に到着し、また喫茶みくりにお世話になる。そう、生ビールだ!yay!

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またもや温泉に入り、次は富山日本酒利き酒キットをちびちびやる。そして、サンセット!

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初日は雪だったため見れなかったが、運良く天気が晴れ美しいサンセットを拝むことができた。

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今日はなんて贅沢な1日だったんだろう。
しかしまだ今日は続く。
その夜はみくりが池温泉の従業員の方々と人生ゲームを楽しむことになる。
私は普段は銀行勤務のため、お金を配る係りを任される。笑

スイスのアルペンツアーの仕事してた人、実家が渋谷にあるお嬢様だが、山に魅了されて山暮らしを何十年も続ける女性。
東北からやってきた飛行機が大好きなツーブロックの女の子。
さまざまなバックグラウンドがあり、色んな人生があるんだなとつくづく思う。

明日の朝は天気がいいからサンライズ見に行こう!と友人に誘われる。

夜がふけ、今日も眠る時間が来た。
また前日と同じようにいつのまに深い眠りにつく。

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