昨夜の月は煌々と綺麗だった...ということは覚えている
2021.4.28(木曜日) deep repentance
寝落ちして気がつけば雨の朝。
雨が断続的に降っている。ずっとカンカン照りの日が続いていたから久しぶりの雨は嬉しい。雨が嫌いな方には申し訳ないが、今日は私のような雨待ち派に席をゆずってほしい。
昨夜はワインを飲みすぎた。大好きなドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を楽しみに日中を過ごしていたのに、晩ごはん前から飲み始めてドラマが始まる午後9時にはソファでひっくり返っていた。それでも脳みその片隅に「大豆田...見なきゃ」というのがあって、夫の「9時だよ、始まるよ」という言葉にもそっと起き上がったものの、睡魔に勝てず「録画しといて」とだけ言って寝室に行こうとしたら、後ろから「見て、今夜の月は綺麗だよ」と夫が声をかけてきた。そうかと思い少し引き返して空に目をやる。確かに綺麗だ。でも私はそれどころではない。眠い。「そうやねぇ、後で見る」と気のない返事をしてベッドに転がり込んでしまった。そして気がつけば雨の朝だった。もちろん綺麗な月などもうどこかへ行ってしまった。
能天気この上ないおばさんだ。
罪ほろぼしに(何に対しての、誰に対しての罪なのかわからないが)大嫌いなお風呂掃除を買って出た。浴槽を洗っているときはまだ元気だった。嫌々ながらも浴槽にしゃがんで壁面をガシガシとスポンジで擦っていると汚れが落ちた瞬間にキュッキュッという音がするようになり、それなりにちょっと気もちいいとさえ感じた。そしてお風呂の排水口をブラシでガシガシと洗っていたらブラシから出る雫が私の口の周りに飛び散った。キャ!と言って口の中と外をゆすぐ。やっぱりだ。もうこれだから風呂掃除は嫌いだ。あの友人のように32,000円出して業者に頼もうかと思う(頼まないけど)
そんなこんなで録画してもらった「大豆田とわ子...」を見たのは結局昼過ぎになってからだった。私は最近のテレビドラマはほぼ見ないが、坂元裕二さんの脚本のドラマだけは何が何でも見ている。あの独特な台詞まわしの発想はどこから来るのか?テレビの前で拍手するほどイカしてる。あのセンスが欲しい、坂元さんの脳みそが欲しい、結構マジメに思う。
今夜はお酒は控えよう。
と、今のところは思っている。
あの友人の話↓