まぁ、ミックスジュースだな。
2023.4.21(金曜日) Flowers have bloomed
花が咲いた。
起きたら、一輪の芍薬が咲いていた。
いろんな花を取り混ぜて買ってきたときはまだ蕾だったが、今朝起きてみてみたらふわっと花びらを広げていた。
やっぱり派手な花だわ。
私は派手な花というのが苦手だ。
花冠が大きく色の濃い花というのは見ていると吸い込まれそうになる。
「こっちにおいで、おいで...」と誘い込まれるような不安がある。
私の友人で花冠の大きな薔薇ばかりを庭で育ててる人がいるのだけど、何度「遊びにおいで」と誘われても行かないのはそのせいだ。
花屋のスタッフの「芍薬、季節ものだからまだ蕾のものを一輪だけ入れておきますね」という言葉に、蕾だから良いかと思い一輪だけ混ぜてもらったのだけど、蕾はいつか開花するということを知っていながら忘れていた。
そういうわけで、今朝の我が家のリビングの不安の空気が流れている。
余談だが、芍薬で思い出すのが…
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉。
昔の人が美人を形容するのに使った言葉だと認識していたのだけど、さっきネットで調べてみたら元々は漢方薬に用いる言葉だったということが判明。
知らない方もいるかな...という余計なお世話でその記事を載せておく。
知らなくても別に困りぁしませんけど。
花は好き。
でも苦手もある。
人間関係と同じで『好きだけど近寄りたくない』と同じ。
反対に『嫌いだけどちょっと興味ある』ということもある。
*
さて…
最近ニュースを確認するのをサボっていて、スマホに溜まっているニュースを一気読みした。
その中で一番興味深かったのは『オランダ政府が今まで12歳以上に限定していたが、今回12歳未満の子供にも安楽死を認める方針を出した』というニュースだった。
記事を読んで最初の感想は「へぇ〜、すごい」だった。
その「へぇ〜」にも「すごい」にもいろんな意味が込められている。
大きく2つに分けると『そんなことしていいの?』という意味と『いいなぁ』という意味だ。
でもこの2つの間にはものすごく深くて長い川がある。それを短い文章にまとめるには、私の残りの人生の全てを費やさないといけないだろうからここでは省略するが、ただ、私の中では賛成と反対と熟考の3つが混ざり合っている。
へぇ〜、いいなぁ、でもなぁ…
やっぱり私の頭の中は素材の定まることのないミッスクジュースだな。