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日記というものの、フラストレーション

2024.8.24 (土) frustration


朝から日記を書いている。
日記というのは、その日の出来事や思ったことを書くものだと思っているが、まだその日が始まったばかりの朝に書くのは変だなと自分でも思う。
しかし、今日は1日2回公演の日。この2回公演というのはくたびれる。
帰宅したら、そのままベッドに倒れ込むほどのくたびれ具合で、日記など、頼まれても、お金をもらっても書く気など起きない。
そういう理由もあり朝書いている。

武田百合子は『富士日記』の中で朝昼晩の食事の内容からその日に買ったものと、その値段まで書いている。
そんな詳細な日記でありがら、『ああでもない、こうでもないと、日日だらだらとものごとを書きつける私は恥ずかしい』とも書いている。
まぁそういう性格の方が書く日記だから『富士日記』はおもしろいのだが…
それにそんなことを書き連ねてあるおかげで、当時の(昭和30〜50年代)の物価や暮らしなどがよくわかって私としては単なる読み物ではなく資料としても重宝するのだ。
まぁ著名な方の日記だからこうやって後々になって多くの方に読まれるわけなのだが、私のような無名で何の役にも立たないことを日々書いている『うすのろ日記』は、本当はどうでもいい代物しろもので、私こそお恥ずかしい限りだ。まぁ個人的に心の中の吐露という気持ちで書いている。
心の中の吐露というと、包み隠さず言いたいことを言うのが本筋ではあるが、ここはネットの世界だ。そのまま素直に出すほどバカじゃない。
吐露もオブラートに包んでいる。
オブラートは破れやすく少し棘が顔を見せているときもある。
まぁ包むのには技術がいる。拙い技術であるが、そこが『うすのろ日記』というタイトルの所以でもある。

今日も関西地方は暑くなる予定。
いやもうすでに暑い。
毎回毎回「暑い暑いと書くな」と、お叱りを受けることもあるが、
暑いのだから暑いと書いているだけなのでお許し願いたい。
歯医者に行って痛いことをされても我慢はできない。
遠慮なく「痛い!」と叫ぶのだ。
私の暑いはそれと同じだと思ってもらえると助かる。

あと3回の舞台を残すのみとなった。
大きな失敗もなく(小さなものは数えきれず)なんとかやり遂げた。
いや、あと3回あるではないか。その3回の中に大きな取り返しのつかない失敗をするかもしれない…
こんなことばっかり考えてる私って、なんて鬱屈した女なんだろうとつくづく思う。

さて、出かけよう。

台風はどうなるんでしょうか…ねぇ。




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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。