遠くを見ているような頭の中の眼
うすのろ日記 2024.10.21(月) With a faraway look in their eyes
朝起きたら、左奥歯の歯茎が腫れていた。
昨夜、硬いおつまみ昆布を親の仇のごとく、大量に噛み砕いていたのが原因だろうと思われる。
あれは噛みだすとキリがない。
でもおつまみ昆布はやめれないので、当分は右側で噛もう。
さて、ぼやぼやしてたらもう21日なのである。
人気のお節料理はもう完売になる季節なのである(なんのこっちゃ)
劇団の夏公演が終わって、ラジオ配信も終わって、それからまったく動いていないのである。ただ来る日も来る日も本を読んでいただけなのだ。
暇な時間というか、何もしなくていい時間というのは快適ではあるけど、しなきゃいけないこと、やろうと思っていることがどんどん先延ばしされているだけで身も心も心底快適なわけでなく、心のどこかであるいは脳みその片隅で『あれやらなきゃ...』『あれはどないなってんねん』というのがモゾモゾと動いている。
来年から始めようと思っていることがひとつあって、その概要みたいなものは決まっているのだけど、具体的なことはまだ皆無。
なんかねぇ、若い時は何も考えず行き当たりばったりでやれたことが、ちゃんと具体的に考えてからやろうと思うようになったのは、大人になった証拠…と、都合よく解釈している。
夫が在宅ワークで家にいる。
そうなると主婦という分野の仕事が増えてくる。
昔のCMで『亭主元気で留守がいい』という言葉が流行ったが、令和になってもその通りである。
今もパジャマ姿に上だけジャケットを羽織ってZoom会議をやっている。
滑稽。
買い物ついでに通りを散歩していたら、同じマンションのご夫婦に会う。
ご夫婦揃ってどこかに出かけられてたようだ。
このご夫婦、ご主人さんはとても無口で会っても会釈をするくらいなのだけど、奥さんの方はもうすごいお喋りで話しだすと10分近くどうでもいいことをお喋りになる。向こうのペースにならないように適当に返事をするのだけど、めげずにお喋りになる。今日は3分ほど会話しただろうか、隣に立ってらしたご主人は「やれやれ...」という顔をされている。
この方は家でもこんなにお喋りなのだろうか、もしそうならご主人が気の毒でならない。
私はお喋りな人とは男でも女でも一緒に暮らせない。
一緒にお茶を飲むのでさえ勘弁だ。
今日の話題は、近所のスーパーで牛乳が安かったから4本も買ってきたということで3分だった。
呆れる。