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日々、うすのろ気質が加速する

2023.7.5(水曜日)  A moral

お中元第一号がやってきた。
毎年、小豆島から小豆島素麺を送ってくれる方がいる。
おかげでひと夏、我が家は素麺を買わずにこれでまかなえる。
夏に素麺ってありきたりではあるが、気を衒ったものよりこういうのが本当は重宝する。

午後から大雨になる予報が出ているので、午前中に用事を済ませる。
クリーニング屋、スーパー、コーヒー屋、郵便局に行った。
スーパーの花屋で笹がたくさん売られてた。私の背の高さ以上あるけっこう立派な笹。値段を見ると150円。今まで笹の値段なんて考えてみたことなかったけどこんなに安いものなのかとびっくりする。
一瞬150円なら買おうかなと思ったけど、自分よりデカいこれを持って通りを歩く自分の姿を想像してやめた。近所の方に見られて「イトカズさん大きな笹かついで歩いてらしたわよ」と噂になるのも恥ずかしい。
それに、子供もいないのに何のため?と思ったら一気に買う気が失せた。
こういうのはやっぱり子供がいる家の人が買うんだろうな…
これは余談だが、
街中で『短冊に願いごとを書いて笹に吊るしましょう』的なイベントををやっていると必ず参加するタイプなのだけど、幾度となく書いてきたけど一度も叶ったことがない。でもどこかで見かけたらまた書くのだけど。

予報通り、お昼ごはんを食べている時に雨が降り出した。
どんどん、どんどん、大降りになっていく。

あっ、また堂島川観光船…
大雨でも運行しているのだなぁ。
予約が入っているとそう簡単に中止はできないのかも。

村上春樹さんの昔の作品(1989年頃の)を読んだ。
誤解を承知の上で言うと、何も感じなかった。
それは私の読解力のなさも確かにあるのだろうが、それにプラス時代のテンションみたいなものも加味されるのかなと思う。
私のテンションがそれに合致していないのかな。
熱烈な村上春樹ファンの方々に叱られるかもしれないが、本や映画、広げると美術作品などは、とても素晴らしい作品であってもその時の気分に合わないと素通りしていくものなのではないかと思う。
今日読んだ本もまた違った時代、年齢などによりおもしろく感じる時が必ずあるはずで、時々本棚から引っ張り出して再読してみようと思う。
そう思うとこれはこれで貴重な体験だった。

ずっと胸元がちょっとキツいなと思っていたら、ブラウスを前後反対に着ていた。これで3回目。このブラウスは一見どっちが前か後ろかわからないようなデザインだから急いで着ると間違う。今度着るときは気をつけようと思うのだけど、何日か経つとそう思ったことも忘れてささっと着てしまう。
ほんとうに、うすのろだ。
今度こそ気をつけよう。






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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。