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そろ〜り居座る、冬の残り香
2024.4.4 (木曜日) late winter
今朝も4時半起きである。
理由は言わずもがな…
いつもはベッドの中で本を読んで時間をやり過ごすのだが、今朝は起き上がって、アレクサが勧める「朝の音楽」を聴きながらパソコンで書き物をしていた。
足元がひゃ〜としてきた。徐々に膝の方にそのひゃ〜が上がってくる。
春だ、暖かい、異常気象などと言っても、やはりまだ微かな冬の残り香というものがあるのだなと思った。これが完全になくなるのは何月何日だろう。
毎日検証してみようかと思う。
『冬が死んだ日』などのタイトルをつけて短編小説を書いてみようか。
でも冬は死ぬわけではないな。地球に何事もなければ、また8ヶ月後くらいには、「やぁ、来たよ」と、やってくるのだから。
*
今日も劇団の稽古に入る前に、カフェで書き物をする。
先日の女子高生の時もそうだったが、今日もカフェは賑やかだ。
私の座っているひとつ空けた席に座っている会社員の男性二人が大きな声で仕事の話をするもんだからうるさくて仕方ない。
約30分の間に、その二人の勤めている会社、部署、役職、上司の名前、すべてわかってしまった。それほど大きな声で個人情報を垂れ流していた。
今、ここにその内容を公表したいくらいだ(しないけど)
カフェで大きな声というと、おばさま方と相場が決まっていたが、その法則は崩れた。
そんな中でも原稿用紙5枚分の原稿を書き上げた。
周りがうるさい方が私の筆は進むのかもしれないなぁ。
劇団では、まだ誰も来ておらず、私ひとりだった。
ひたすら脱力練習をする。
脱力が成功して、馬鹿面で寝ていると2番目の劇団員が来た。
私の馬鹿面を見て「いい感じで脱力できてますね〜」と言っている。
最近は体のどこかに常に力が入っているらしく、練習しないとできなくなっている。これも老化現象のひとつだろうか…それとも考えることが多くて脳みそが脱力できてないのかもしれない。どちらにしてもマイナス要素だ。
頑張るという気持ちだけではどうにもならないこともある。
さてと、今日は何スープを作ろか。
青森産の大蒜があるから、大蒜スープというのはどうだろう。
帰り道で近くを歩いていたご婦人方が、
「人を褒めるときはね、第三者を持ち出して『誰々さんも褒めてたわよ』って言うといいよね」
「わかる、褒められた方は倍の嬉しさになるよね」
と話していた。
なるほど...褒めるときはそうするのか...
私も今度からそうしようと思った。
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