ん、これってスコラ的?
2020.12.3(木曜日) far sight and deep design
髪をカットした。突然ヤバいかもという気持ちになって行った。予約しないで行ったということもあるけど平日の午前中にしては思いの外混んでいた。みんな、私と同じよに「ヤバいかも」と思ってきたのだろうか...美容院には『店内でお待ちの人数は5人までとさせていただきます。お待ちの際は、間隔を空けてお座り下さい。』と張り紙がしてある。ほらね、そういうことになるのだよ。私はちょうど5人目でセーフ。
帰りに美容院の隣にあるカフェに寄ったら、また張り紙が...『今月15日で閉店することになりました...』ほらね、これもコロナのせいかもしれない。静かで落ち着ける雰囲気が好きなカフェだったからとても残念。店長に「とても残念です」と言うと「長い間ご愛顧頂きありがとうございました」と丁寧に頭を下げられた。理由を聞こうと思ったけどその姿を見て聞かない方がいいなと思った。外が見える席に座って外を歩く人や車の流れを見ながらコーヒーを飲む。枯れ葉が舞っている。コートもいらないくらい暖かいけど自然の木々にとっては当たり前の冬なのだろうなと思う。店内には私の知らないクリスマスソングが流れている。閉店という言葉を目にしたからかもしれないけど、クリスマスソングにしては寂しげな曲だ。
これがここで飲む最後のコーヒーかもしれないなと思いながら頭の片隅で、今日の晩ご飯は何にしようとぼんやり考える。このぼんやりというのがミソで、晩ご飯のメニューは真剣に考えるとストレスになる。ぼんやりくらいがちょうどいい(あくまでも私の場合)。 50%の幸せだな。言い換えれば50%の不幸せでもあるけど、いい塩梅って50%くらいじゃないかなと思う。ちょっと欲張って70%。100%を求めるとストレスの方が勝ってしまう。100%の幸せを求めて80%くらいストレスを背負ってしまう。それが今までの私だった。微調整できて今はいい感じだ。
「長い間お疲れさまでした」と店長に声をかけてカフェを出た。今日の晩ご飯のメニューは鶏団子鍋にした。私が今一番食べたいものだ。
日本酒も買った。
今夜も楽勝。