【ギター＃9】 拝啓 ジョージ・ハリスン殿…Gretsch '67 Country Gentleman

ビートルズに所縁のあるギターが集まってきた…の第4段です。

拝啓
ジョージ・ハリスン殿

ビートルズの初期、グレッチのカントリー・ジェントルマンをよく使ってらっしゃいました。そのギターを抱くあなたの写真は、私の脳裏にしっかり刻まれました。

Gretsch '67 Country Gentleman

私も50に手が届く頃、頑張って同モデルを手に入れました。私のはあなたのより5年ぐらい後に作られたもので、ダブル・ミュートほか細かいところの仕様が違いますが、ビートルズサウンドを奏でるにあたり大切なギヤであります。

ボディに黒い穴が空いているように見えるが、これはダミーペイント。
しかし、ホローボディで中は空洞。
ブリッジは固定ではないので、弦交換時に動いてしまう。

ピックガードにもプリントされているチェット・アトキンスのサイン…あなたの大好きなギタリストだ。

ジョージのよりナット幅が狭い1967年製。

私には正直弾きづらいこのギター、大きいボディをモノともせず、小刻みにボリュームをコントロールしながら、次々と名曲を披露してくれました。
今でも世界中のファンが、あなたに感謝してますよ。
ありがとう…ジョージ…。

続く…。