相変わらずnoteの使い方が定まらない人のエッセイ的な記事です
先日、健康診断があった。
基本病弱で体力がなく健康ではないと思うが、私には唯一良いところがあった。
それは視力だ。目がいい。もはやそこ以外悪い。私の人生唯一の勝利点といえば裸眼で大人になったということくらいだ。
しかし最近、目がかすむ。どうも遠くが見えていない、気がすることがある。心当たりは仕事でパソコン画面のデータを眼球を酷使しながら見ていることだ。仕事が終わるともう目が開かない。
視力、落ちたかも。しかし認めてしまうと私の良いところは消え失せてしまう。誤魔化しながら、健康診断の視力検査を泣く泣く受けた。
「右0.5左0.6 去年より落ちてますね」
2年前はうろ覚えだが1.0以上はあったのにガクンと落ちていたのだ。
辛い。運転しないからわからなかったが裸眼で車運転できないらしい。まじか。
辛いが突然落ちる視力ほど怖いものはないので、親(視力すごく悪い)にも薦められ、人生初の眼科に向かった。
初めてする検査。謎の機器。目に風をあてられる怖さ。
そして診察結果。
先生「見えませんか?」
私「検診で下がってて……」
先生「両目1.2です。体調や検査方法にもよるかもしれませんが、眼科に来る必要はないです。なにもすることはありません」
逃げるようにして帰ったさ。検査代3000円を置いて。
心も財布も軽くなりました。
帰宅して母親が言った一言。
「あんた子供の時2.0あったから結構下がったね」
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